沖縄にて18(その4)

Point:ホーシュー北(ビーチ)×2

2024年07月31日  気温33℃ 水温30℃ 透明度30m over

 3日目。
 昨夜、大興奮の今帰仁から那覇のホテルへ帰ってきたのは日付が変わるちょっと前。なので、今日はのんびりとお昼前のピックアップとなりました。

 今日潜るのは昨日ボートで潜ったホーシューの北側。ただしボートではなくビーチからのエントリーです。
 以前はエントリー口近くの散策路にもクルマが入れた万座毛ですが、今は散策路の入口に車止めが設置されちゃったので駐車場からエントリー口までは台車でえっちらおっちらと器材を運ばなきゃいけなくなりました。

 狙いはここにしばしば登場するカマストガリザメさんだったのですが、結果的には逢えず。
 ワタクシ、サメ好きなのになぜかサメ運がないようでして、以前にも空振りしてるんですよねぇ~
 この日も、ひたすら中層で透き通った青い海と時折やってくるグルクンたちを眺めるだけでした。それはそれで、贅沢な時間なんですけどね。

 ひたすら「青」を満喫しての帰り道、サメさんの代わりにやってきたのはカメさん♪

 しかも、アオウミガメさんではなくタイマイさん(Eretmochelys imbricata)
 タイマイさんってレッドリストに載るくらいレアなはずなんだけど、ワタクシはなぜかよく出会ってるんですよね。亀なんてまずいないはずのレッドビーチでも、エントリー口近くで出会ったことがあるし。

 なかなかサービス精神旺盛な子で、私たちの周りをぐるぐると回って遊んでくれました♪

 さて、このホーシュー北ですが、海は素晴らしいものの出入りがとっても大変でしてね。
 エントリー口はご覧のとおりデコボコだらけの岩場。

 そして浜辺から万座毛の散策路まではこんなゴツゴツの岩場を上り下りすることになります。一歩間違えると血まみれのミンチ確定・・・ぶるぶる。

 岩場を上がりきったらこんな素晴らしい光景が広がってるんですけどね・・・

 海までの道はこんな危険な状態だし、海の中も時として潮がとんでもなく流れて水深も深いドロップオフなので事故が絶えないホーシュー北。自己責任とは言っていられず↑のような妨害(!)に出たんでしょうけど、こんな素晴らしい海にビーチエントリーできるポイント、ダイバーや釣り人を拒み切れるわけもなく。
 いっそのこと真栄田岬みたいに階段とかダイバー向けの設備を整えればいいのにって思っちゃうけど、そしたらダイビング船の客が減るからって漁師さんが反対してるのかなぁ。真栄田岬と前兼久漁港のダイビング船みたいな共存共栄ってここじゃ無理なのかしら。

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沖縄にて18(その3)

Point:ドリームホール、ホーシュー(万座ボート)、トレジャーパラダイス×2(今帰仁ボート)

2024年07月30日  気温32℃ 水温28~29℃ 透明度30m over(万座)、10~12m(今帰仁)

 2日目。今日はチョコっと遅めのスタートでまずは万座の瀬良垣漁港へ。
 今日もいい天気です。日差しが強烈で顔がヒリヒリします。

 まずは船下の根の縁にお住まいのカクレクマノミさん(Amphiprion ocellaris)にごあいさつ。

 マナベベラさん(Labropsis manabei)のBabyサイズ♪

 メガネゴンベさん(Paracirrhites arcatus)はいつも良いモデルになってくれます♪

 2本目はホーシューへ。今日は夜に備えてマクロレンズだし明日もホーシュー予定なので、サメ待ちはせずホーシュー岩の岩陰へ。
 潮通しの良い岩陰にはそーゆー環境を好むウィランイボウミウシさん(Phyllidia willani)が付いてました。

 ミゾレウミウシさん(Chromodoris willani)は夏の沖縄では安定の普通種。触角と二次鰓にちりばめられたラメ模様がとってもキレイ。
 そーいや↑のウィランイボウミウシさんもミゾレウミウシさんも種小名が”willani”。オーストラリアのウミウシ研究者であるウィラン博士への献名ですかね?

 ホーシュー岩の暗い岩陰にいらっしゃったホシゾラワラエビさん(Chirostylus stellaris)。沖縄では珍しくもない普通種ですが、マクロレンズのテストにはもってこいの被写体です♪
 まだマクロレンズの扱いに慣れないワタクシ。夜に向けてしっかり慣れないと。

 「麿」ことシテンヤッコさん(Apolemichthys trimaculatus)が近くを通りかかったのでパチリ。

 チコッと深場へ降りるとそこかしこにいらっしゃるセナキルリスズメダイさん(Chrysiptera starcki)。普通種でもマクロレンズでしっかり撮ると美しさが際立ちますねぇ~♪

 センテンイロウミウシさん(Hypselodoris decorata)も普通種ですが、バックがキレイだったので・・・

 準備運動(笑)のあとは、万座からさらに北へ移動します。

 向かった先は、名護の北側にある本部半島の北側にある今帰仁(なきじん)村。那覇からの距離は80km以上あり、バスの直行便はなくすべて名護での乗り継ぎとなるほどです。
 さすがにこれだけ遠いとなかなかダイビングでも来る機会はそうそうなく、ワタクシも今帰仁村へ足を踏み入れたのは古宇利島の北に沈んでいるエモンズへ潜りに行ったときくらい。ちなみに古宇利島も今帰仁村に属します。
 わざわざそんな遠くまで来ることにしたのは、ココでニシキテグリさんが生息するダイビングポイントが見つかったから。有名になったのは昨年あたりからなのですが、既に「知る人ぞ知るニシキテグリ観察ポイント」としてダイビング業界ではかなり有名になってます。
 見た目の美しさや愛らしさ、そして繁殖行動の面白さからダイバーに大人気のニシキテグリさん。彼らに逢うだけならば那覇空港近くのうみそら公園にもいるのですが、透明度が悪い上にそもそも枝サンゴの奥深くに潜んでいる彼らに出会うのは至難の業。ワタクシも彼らを撮ろうと試みて何度も失敗している因縁の相手でもあります。
 そんな中、今回のモグリを申し込んだ際にガイドの今川さんから「7月中ならニシキテグリの産卵ツアーもやってますけど、行きますか?」とお誘いを受けましてね。もちろんOKした次第です。

 今帰仁漁港に着いたのは午後3時過ぎ。夏の沖縄ではまだまだ日が高いですね。
 到着したらまずは1本チェックダイブに出かけます。
 どうやら今日のゲストはワタシだけみたい。一人のお客さんのために船を出してくれるなんて大感謝です♪

 ニシキテグリさんがお住まいなのは、ユビエダハマサンゴという枝サンゴのコロニーの中。そして産卵が行われるのは日没後。
 必然的に観察は真っ暗な中でのナイトダイビングとなるのですが、スキル不足の方だとボキボキサンゴを折ったり泥を巻き上げたりしてせっかくのポイントが台無しになっちゃいます。そんなわけで日中のチェックダイブが必須とされてます。

 ガイドの今川さんとワタシ、そして地元のガイドさんを乗せて船は出航。
 まずは本番の舞台へ。直径7mほどのユビエダハマサンゴのコロニーをぐるっと一周します。
 この辺に居そうだからとガイドさんに言われてしばらく見ていると、ニシキテグリさん(Synchiropus splendidus)がチラッと姿を見せてくれました。

 ある意味ニシキテグリ観察専用ポイントといった風情のこのポイントですが、その周りには沈船があったり、スギノキエダミドリイシの大群生があったりします。もうちょっと透明度が良ければ見事な光景なのだそうですが・・・
 でもかわいいサイズのテングカワハギさん(Oxymonacanthus longirostris)に出会えましたよ♪

 チェックダイブの後は港に戻って日没を待ちます。
 ワタシは本番に向けてカメラの準備。

 普段はマクロもワイドも撮れるようにと14-42mmのズームレンズを使用しているワタクシですが、今日は45mmのマクロレンズ。そして暗い中での撮影となるのでフォーカスライトも取り付けました。
 だいぶ前に日中と同じセッティングのカメラで撮ろうとして奄美大島で撃沈したことがありましてね。ニシキテグリが姿を見せるのは一瞬なので、それからズームレンズを動かしたり暗くて動作が鈍いオートフォーカスを合わせていては間に合いません。これに懲りてマクロレンズとフォーカスライトを新調したのですが、その直後にコロナ禍になりお蔵入り。
 今回、ようやく日の目を見ることができました♪

 日も傾いてきたのでそろそろ本番。再びユビエダハマサンゴのコロニーへと向かいます。
 今川さんにおススメしてもらった位置に陣取ったら、あとはじっとニシキテグリさんが出てくるのを待つだけ。
 いよいよ辺りが夜に包まれて宵闇に染まりかけたころ、目の前のサンゴの上にひょっこりとオスのニシキテグリさんが登場しました。

 事前に行われた今川さんによる詳細なレクチャーによれば、ニシキテグリさんたちは1匹のオスと複数のメスによるハーレムを作っており、産卵前にはオスがテリトリー内のメスたちに挨拶して回ります。なので、まずはそのオスを見つけてひたすらその動きを追いかけるのが大事とのこと。
 稀にテリトリー内にほかのオスが入り込むと互いにヒレを広げて喧嘩が始まるとのことでしたが、実際に目の前でそんな喧嘩も始まっちゃいましてね。メッチャ興奮しました~

 辺りが完全に漆黒の闇に包まれたころ、オスがメスを胸鰭に乗せてふわりとサンゴの上に浮かび始めました。いよいよ産卵のはじまりです♪

 日中はサンゴの奥深くに隠れていてなかなか全身を撮らせてくれないニシキテグリさんですが、この産卵行動はサンゴの上に浮かぶので絶好のシャッターチャンスとなります。だいたいサンゴの上10~15cmくらいまで浮かぶのですが、どこまで上がるかは運次第。そのギリギリの高さの見極めがけっこう難しいです。
 当然ながらニシキテグリさんは光を嫌うので、撮影中はギリギリまでフォーカスライトの光量を落とし、さらに魚の目には見えにくい赤色のフィルターを使用しています。

 ある程度の高さまでランデブー浮上するとサッと分かれて一瞬のうちに再びサンゴの中に戻るのですが、その一瞬の間に産卵と放精が行われます。
 そのあとでオスは別のメスのところへ行き、再びランデブーを繰り返します。この夜は4回くらい飛んでくれたかな。
 夢中で見てたので時間は気にしてなかったけど、だいたい20分くらいでニシキテグリさんは姿を消しました。

 船に戻って聞いたところでは、今川さんは別のところで狙ったものの空振りだったそうでして。相手は生き物だから確実に見られるわけはありませんしね。ホント、ラッキーでした☆
 お膳立てしてくれた今川さんには大感謝です♪

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沖縄にて18(その2)

Point:牧港×3

2024年07月29日  気温33℃ 水温28℃ 透明度10~12m

 さて、今日から5日連続のダイビング。初日は5月以来のダイビングなので「のんびりビーチで」とリクエストしておいたところ、案内されたのは那覇市街地からクルマで20分ほどのところにある牧港。
 ココ、裏手にはドクターヘリの発着所なんかがある工業地区のフツーの海岸です。

 ダイバー設備どころか近くにはトイレもない海岸なのですが、こういうところで潜れちゃうのが沖縄ダイバーの「普通」。まあトイレならでっかい水洗便所が目の前にありますしね(笑)
 内地だとダイビングポイント以外で潜ったりしたらあっという間に密漁を疑われて大騒ぎされちゃうところですが、沖縄では米軍統治時代にアウトドア大好きな米軍さんが好き勝手に潜ってた伝統(?)のおかげでこういうスタイルが定着したっぽいです。今でも基地勤務の米兵さんは基地でタンクを借りて、残波岬の何もない断崖から潜ったりしてますからねぇ~
 たまに遭難してるみたいですけど。
 でも、ファンダイバーに混じって正真正銘の密猟者もいましてね。銛で突いたばかりのブダイを片手に堂々と歩いているヒトもいました。こーゆー奴らのために潜れなくなっちゃうと困るんですけど・・・

 市街地の海だからと侮るなかれ。潜ってみると、透明度こそイマイチながらもマクロネタはごろごろ。明日に備えて未だなれないマクロレンズの練習をしたいワタクシにはもってこいです。
 ブイのロープには500円玉サイズのかわいいノコギリハギ(Paraluteres prionurus)さんの子供たちが群れてました。

 同じロープに付いていたニシキフウライウオ(Solenostomus paradoxus)さん。美しい・・・

 沖にはナカモトイロワケハゼ(Lubricogobius dinah)さんもいらっしゃいます。水深20m足らずとカラダに優しい水深なのでじっくり撮れました。

 ウミウシ好きのガイドさんが砂地のグロなウミウシさんを見つけました。
 アカクセニアウミウシさん(Phyllodesmium kabiranum)とおっしゃるそうですが、この見た目と大きさ(5cm近くありました。)はさすがにグロい・・・

 グロいと言えば、この子も。手のひらサイズのキッカミノウミウシさん(Phyllodesmium magnum)
 せめて数cmくらいの大きさならキレイなんだろうけど・・・

 岩陰の、さらにガンガゼの棘の間に隠れていたのはコノハガニさん(Huenia heraldica)。緑色の綺麗な子でした。

 以前葉山でも見かけたアカハチハゼさん(Valenciennea strigata)
 さすがに本場沖縄のアカハチハゼさんは大きくて15cmくらいありました。

 普通種だけどとっても可愛いニセネッタイスズメダイさん(Pomacentrus amboinensis)がいたので思わずパチリ♪
 1cmちょっとの幼稚園児サイズでした。

 そこかしこで見かけるイシガキカエルウオさん(Ecsenius yaeyamaensis)ですが、遊び相手としてはとってもいい被写体です。
 あえて絞りをやや解放気味にしてパチリ。

 エントリー口近くの浅場に群れてるダンダラスズメダイさん(Dischistodus prosopotaenia)
 大人はダイバーを見かけると体当たりしてくる獰猛な子ですが、子供は撮られるのを嫌がって激しく逃げ回る・・・どちらもダイバー泣かせですね。

 クロスズメダイさん(Neoglyphidodon melas)の小学生サイズ。
 水中で見られるあの神秘的な美しさは、なかなか写真じゃ表現できません。

 岩陰の小さなイソギンチャクには中学生サイズのハマクマノミさん(Amphiprion frenatus)がお住まいでした。

 岩のもしゃもしゃの上を這ってたクロスジアメフラシさん(Stylocheilus striatus)。たぶん、初見。

 最後はTheクマノミ(Amphiprion clarkii)さん。小学生サイズのかわいいサイズの子だったので撮ってあげました♪
 小学生だけに動きもやんちゃで手こずったけど(笑)

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沖縄にて18(その1)

 コロナが明けて1年。今年こそマイルでビジネスクラスの長距離戦を乗りに行こうと思ってたら、パリ五輪の影響でヨーロッパのお宿は急騰。さらにはこのところの円安でヨーロッパの物価は円換算だととんでもないお値段になっています。
 そんなわけで、今年も沖縄へ潜りに行くことにしました。

 久しぶりのANAラウンジ。
 生ビールもいただけるのですが、このあと機内でたっぷりワインを飲むつもりなのでラウンジ内ではカフェラテ片手にのんびり読書タイムを楽しみました。

ANA473便 東京/羽田(HND)(13:10)→沖縄/那覇(OKA)(15:45)
使用機材 ボーイング787-10(JA982a)

 そろそろ搭乗時刻。満員ということで搭乗口は大勢の旅客でごった返していましたが、優先搭乗特権でさっさと機内へ。

 使用機材はボーイング787-10。もともとB787は中型機であるB767の後継という位置づけでしたが、-10は航続距離を犠牲にする代わりに胴体を伸ばしており大型機B777に匹敵する輸送力を誇ります。
 そんな大型機並みの座席数ながらほぼ満員(後続便への振替協力の呼びかけが出てました。)となってましたが、ワタクシは往復¥7,000のプレミアムクラスなのでストレスゼロ。これからの2時間半、快適な旅になりそうです♪

 夏休みシーズンで空港は大混雑していたようで、定刻よりかなり遅れてRWY16Lから離陸。
 夏のたっぷり水蒸気を含んだ空気のせいで、かなり空は白っぽいです。
 窓の外には先週久しぶりに行ったみなとみらいがうっすら。

 三浦半島の付け根を横断して、葉山から江ノ島にかけての海岸が見えてきました。空からじゃわからないけど、ビーチは大賑わいなんでしょうね。

 小田原市街と芦ノ湖が見えてきました。
 このあと機窓からの富士山を楽しみにしていたのですが、気流の関係か沖縄線にしては珍しく富士山の北側を飛んだのでワタシの席からは見えず(涙)

 このあたりでお楽しみのお食事タイム。
 大半の路線で冷たいお弁当になっちゃったANAプレミアムクラスの食事ですが、羽田=那覇線ではメインとご飯は暖かいものが出てきます♪この日の献立はメインがチキンのローストラビゴットソース、ご飯はしそご飯でした。
 ちょっと濃いめの味付けが白ワインにピッタリ。空の上で機内食をアテにワインを飲むのは本当にシアワセなひとときです。

 食事を終えた後はカフェタイム。デザートのフィナンシェをアテに酔い覚ましのコーヒーをいただきます。

 いつの間にかヒコーキは沖縄の海へ。機窓からは伊江島が見えてきました。

 那覇空港に到着。夕方なのですがさすが沖縄、日差しは強烈です。でも気温はせいぜい33℃くらいだから、日陰に入ると北関東よりも涼しいかも。

 今回のお宿は去年も泊まった那覇のクリアスホテル壷川マルシェ。ゆいレールの壷川駅から徒歩10分くらいのところです。
 インバウンドの影響で那覇のホテルも高騰していると聞いていたのですが、今回のお宿は1泊¥6,600~¥7,500くらいと格安でした。

 前回泊まったのはホテルタイプの部屋だったのですが、今回は長期滞在なのでコンドミニアムタイプの部屋にしました。
 部屋のつくりは前回のホテルタイプと同じなのですが、何もない廊下だった部分にキッチンと洗濯機&乾燥機が備え付けてあります。IHのコンロもあるのでちょっとした自炊も可能ですし、洗濯・乾燥機があるので持参する着替えも最小限で足りるのがありがたい。デフォなのかどうか分かりませんが、チェックインの際に7回分の洗剤(アタックのスティックタイプのもの。)ももらえました♪

 寝室はダブルタイプ。シングルユースですけどね。
 手前にはウォークインクローゼットもあります。コンセントもそこかしこにあってとても便利でした。

 トイレと洗面所、バスルームがそれぞれ分離しているのはとってもウレシイです。もちろんウォシュレット付き♪

 洗面所はやや狭いけど、バスルームはウチより広いくらい。お湯の出も良くて快適でしたよ。
 今回は6泊と長期滞在なので清掃は3日に1度なのですが、タオルの交換とゴミの回収は毎日やってもらえました。

 3階なので眺めはイマイチですが、バルコニーもあります。ダイバーにとっては最終日の器材干しに使えるのでとってもありがたいです♪

 一息ついて荷物を解いたらお買い物にお出かけ。
 ホテルから5分ほど坂を下ったところに24時間営業のスーパーマックスバリュがあります。ちなみに同じく徒歩圏内にコンビニはローソンとファミマ、セブンイレブンが揃ってますし、ドラッグストアもこのマックスバリュの斜向かいにあるというとっても便利な立地です。

 ちなみにホテルは朝食サービスはまったくなし。毎朝コンビニに行くのも面倒くさいので、「サトウのごはん」とレトルトのカレー&ハヤシ、それにカップスープの素を大量にお買い上げしました。ついでにオリオンビールの6本パックも♪

 帰り道、ちょいと路地に迷い込んでみたらそこそこ大きな公園がありました。その公園の片隅には古い機関車が。

 今でこそ「鉄道」がゆいレールしかない沖縄本島ですが、戦前には軽便鉄道が走っていました。最初に開通したのは那覇~与那原線で大正3年のこと。その後大正11年には嘉手納線が、翌12年には糸満線が開通しSLだけでなくディーゼルカーも走ったりしていたようですが、太平洋戦争により運行停止に。戦後は朝鮮戦争のためにレールは鉄資源として利用されたほか米軍基地の敷設で路線も寸断。地元からは鉄道復活の要望もあったようですが、占領下の米軍は道路整備を優先したため現在まで「鉄道」は復活していません。

 今やインバウンドなどによる那覇市内の渋滞はかなりひどいことになってますが、当時の鉄道網が復活していたならもうちょっとマシだったでしょうにねぇ。
 あまりの渋滞の深刻さに2両編成のゆいレールを3両編成にしたりもしてますが、こちらも大混雑で焼け石に水。ようやく、今更ながらも那覇~名護間の鉄道復活計画もあるようですがどうなることやら。今から作るんじゃ用地取得も相当困難でしょうし・・・

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修理前の準備

 今朝の北関東は晴れ。朝の気温は昨日とほぼ同じ23℃ちょっとなのですが、昨夕の夕立が効いたのか湿気がやや強めです。
 日中の気温は36℃と今日も猛暑日に。昨日ほどじゃないですが、夜になってから一降り夕立がありました。

 音が出なくなっちゃったパソコンですが、あれこれいじっても直らず。諦めて修理に出すことにしました。
 修理に出すとデータを消されちゃうので、帰宅してからせっせと外部ハードディスクに手持ちデータをバックアップ。これがけっこう時間かかるんですよねぇ。
 巷ではリストアデータを作成できる無料アプリなんかもあってそれを使えば一気に今の状態に復元できるみたいなんだけど、うまくいかなかったときが怖いので今回はアナログに個々のデータを退避させることにしました。アプリ関係は個別にインストールし直さなきゃなのが面倒ですけどね・・・

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寒気

 今朝の北関東も晴れ。ただ昨日までより湿気が少なく、吹く風もどこかひんやりしています。
 そして朝の気温は23℃ちょっととやや低め。どことなく爽やかさを感じてホッとするような朝でした。

 一方で、日中は37℃オーバーまで気温が急上昇。一日の気温差が14℃・・・となると、当然大気は不安定になって夕方には猛烈な雷雨に。幸い、降り出したのは買い物を済ませてお家に帰ってからでしたけど、久しぶりに派手なサンダーストームを見ましたねぇ。あまりの暑さに冷房は止められなかったのですが、エアコンを壊されないかヒヤヒヤしました。
 こっちで降るよりも渇水が気になりだしてる山間部でもうちょっと降って欲しいものですが、こちらでは選べないのがつらいところです。

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パソコン、故障

 今朝の北関東は晴れ。朝の気温は26℃弱と正真正銘の熱帯夜。
 日中も強烈な夏の日差しで気温は昨日とほぼ同じ37℃弱に達し、猛暑日に。南関東では強烈な雷雨となり停電まで発生したようですけど、北関東では局所的に短時間雨が降った程度。猛暑を冷やすところまではいかなかったみたい。

 土用の丑の日なので夕食はふるさと納税でgetしたウナギを食べてからパソコンのスイッチをポチッとしたら、妙な雑音がしたあと音が出なくなっちゃいました。あれこれ試してみたけど、どうやらオーディオデバイスが故障したっぽい。内臓スピーカーはもちろん、イヤホン端子にオーディオプラグをつないでも音声出力ができない。唯一、Bluetoothだけは生きててワイヤレスイヤホンなどは使えました。

 それ以外の機能は全く問題がなくこのBlogもちゃんと書けてますけど、動画視聴やゲームができないのはチトつらい。幸い、来週1週間は旅行でパソコンを使う予定がないから、今度の週末に修理に出すことにしました。
 ただ、修理に出すとデーターが全部消えちゃうそうで・・・バックアップとるの、どれだけ時間がかかるんだろ。

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東海道新幹線脱線

 今朝の北関東は晴れ。朝の気温は24℃ちょっとと熱帯夜には届きませんでしたが、空の白っぽさが強い湿気を感じさせますねぇ。

 日中は38℃弱とコロナ並みの暑さに。まあ冷房の効いた職場にいたワタシは暑さを体感することはなかったのですが、帰り道のクルマはオーブンと化してました。

 朝、ニュースを見ていたら東海道新幹線の工事車両が脱線して全線不通との情報が飛び込んできました。数か月前には架線断裂で東北新幹線などがまとめてストップしたし、最近は新幹線の事故が多いですねぇ。
 結局、浜松と名古屋の間が終日ストップしてビジネス客はもちろん夏休みの旅行客までが足止めを食らったとのこと。JALやANAが伊丹への臨時便を数便飛ばしたほか北陸新幹線も臨時便を出したそうですが、16両の「のぞみ」が10分おきに満員の客を運んでいるほどの旅客数ですから当然カバーしきれるわけはなく・・・浜松駅では在来線に乗り換える乗客が長い列を作ったとか。

 東京から大阪へ新幹線を使わずに移動するとなると
   飛行機で直行
   不通区間を東海道本線で迂回
   北陸新幹線で迂回
   中央本線で迂回
   高速バス
・・・といった迂回ルートが考えられますけど、どれも輸送力は新幹線にとうてい及びません。改めて、新幹線の偉大さを感じますねー。

 ちなみに、現在建設中のリニア中央新幹線は1編成の定員が1,000人(現在の「のぞみ」が約1,300人)とほぼ同等。なので数字だけ見れば互いに代替手段になりそうですけど、リニア開通後に東海道新幹線が現在の輸送力を維持するとは思えず・・・無駄ですものね。新幹線開業後も在来線の輸送力を維持できてたなら、今回の事故でもすぐに静岡・浜松~名古屋間で臨時特急を走らせていたでしょうから。

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オペラ座の怪人

 今朝の北関東は晴れ。朝の気温は26度に達して熱帯夜になりました。
 日中は猛暑日予報で、実際に熱中症警戒アラートも発令されたらしいです。

 そんな今日はお出かけ。用事は夕方からなのですが、せっかくのフリーきっぷなのでちょいと寄り道をすることにしました。
 湘南新宿ラインを乗り継いで、向かった先は藤沢駅。この駅で降りるのって記憶がないくらいに久しいですが、真夏の昼下がりでも人が多いですねー。

 藤沢駅で小田急線に乗り換えて、向かった先は2駅先の「善行」駅です。

 何とも言えないネーミングの駅。もちろん実際の「藤沢市善行」という地名から付けられた駅名です。なんでも江戸時代まで「善行寺」というお寺があったんだとか。

 せっかくなので入場券を購入。一昔前までは硬券や記念入場券なんかも発売されてたっぽいですが、今はノーマルなコレだけです。

 ちなみに、ここの読みは「ぜんこう」じゃなくて「ぜんぎょう」。なので、悪行尽くしなワタクシでも追い出されずに「入場」できます♪

 藤沢駅に戻ったら、もうちょっと遊ぶ時間があるみたいなので江ノ電に乗ることにしました。こっちも前回が記憶にないくらいに久しぶりです。
 湘南エリアは江の島大橋が夜間通行止めになるほどオーバーツーリズムが問題になっていると聞いてましたが、江ノ電は恐れたほどの混雑じゃありませんでした。

 江ノ島駅に到着。ホームに観光客がたくさん並んでいたので、ワタクシは一目散に逃げだしまして・・・

 向かった先は、江ノ電江ノ島駅から徒歩2分のところにある湘南モノレールの湘南江の島駅。駅はビルになっていて、乗り場がある5階までエスカレーターで上ります。

 湘南モノレールは大船駅から江ノ島まで丘陵地帯を短絡して結ぶ路線です。江ノ電が海岸沿いにひたすら観光地を巡るのに対し、こちらの沿線は住宅地ばかり。なので乗客の9割以上が地元の通勤通学客でして、この列車でも観光客はほぼ皆無でした。
 湘南モノレールの特徴は懸垂式、つまりレールの下に車両がぶら下がって走行する方式だということ。この懸垂式のモノレールはこの湘南モノレールのほかには千葉都市モノレールだけだったりします。

 大船駅からは東海道線に乗り換えて、向かった先は横浜駅。ここに来るのも十数年ぶりです。
 ここから時間があればシーバスでゆったりと船旅を楽しみたかったのですが、時間切れのためおとなしく根岸線で桜木町へ、そこからみなとみらい線の馬車道駅まで歩いてみなとみらい線に乗り換えます。たしか、前回来たときはまだ「みなとみらい線」なんて影も形もなかったような・・・

 向かった先は、みなとみらい線日本大通り駅から徒歩1分のところにある神奈川芸術劇場(KAAT)です。お目当てはここで現在劇団四季が公演中の「オペラ座の怪人」。
 例によって先週ムーランルージュ!を見に行った後輩から今週初めにとどいたお誘いのLINEがきっかけ。なんでも一緒に見にいく予定だった方が流行り病に巻き込まれて行けなくなったとかで、チケットをリセールに出すのも忍びないとこっちにお鉢が回ったっぽい。ワタクシのほうは来週からの沖縄旅行の準備やらマッサージの予約やらがありましたけど、やりくりすれば何とかなりそう。夜公演なので帰りの足だけが心配でしたけど、終電を調べたら夜10時過ぎくらいまで居られるようでした。便利な世の中ですねぇ。

 館内を見回すと、やはり女性客のほうがやや多いものの宝塚や前回の帝劇ほどではなく、逆に家族連れがちらほら。小学生くらいの子供連れもいましたけど、ついていけたのかしら?

 ホール前の通路には本日のキャストが。一応人だかりはできてましたけど、ワタクシは名前を見ても誰が誰やら(笑)
 一般の俳優さんとか宝塚と違って劇団四季の団員さんはSNSなどでのアピールが一切ありませんしね。

 オペラ座の怪人は、もともとは1909年から翌年にかけて連載されたフランスの新聞小説が原作。中身は知らなくてもその題名はほぼ知らない人はいないくらいに有名な作品ですね。
 当然、映画やテレビドラマ、ミュージカル作品も多数制作されているのですが、今回の公演はそのうち1986年にロンドンで発表されたものの日本版でして、原作の枝葉を削ぎ落としてラブストーリーに特化したのが特徴と言われています。日本では1988年から劇団四季が上演を開始し現在まで再演を繰り返しているなかなか歴史のある演目でして、その初代ファントム役は市村正親さんが務めたっぽいです。

 実際に見てみると、台詞が極端に少なく歌曲により物語が進行していくオペラにかなり近いものでした。そして歌曲は一応日本語に翻訳されているものの、それでもクラシックに慣れてない耳にはかなり歌詞が聞き取りづらくて・・・よっぽど歌曲慣れしてないと進行についていけなくなりそう。手元に歌詞カードでもあれば、もうちょっと余裕をもって楽しめたのになぁ~
 小学生の観客もいたけど、大丈夫だったのかしら?

 そんなわけで余計なところに集中力を奪われて本来の音楽や演技を十分に楽しむ余裕はなかったのですが、それでもさすがは劇団四季だけあって素晴らしい出来でした。
 まず圧巻だったのが、ファントム役の岩城雄太さん。ニューヨーク仕込みの実力はハンパじゃなく、朗々と歌い上げたと思えばか細い声、怒気をはらんだ声といくつもの声音を使い分けて見事にファントムを演じきっています。
 もう一人凄かったのが、ピアンジ役の山口泰伸さんとカルロッタ役の辻奈々さん。このお二人の歌声は本当に凄かった。主役とヒロインはもちろんのこと、他の役者を圧倒してましたねぇ。特に辻さんはこの「オペラ座の怪人」を見て四季への入団を決めたそうですから、相当思い入れがあるんだろうな。

 大満足の観劇のあとは、せっかくなので中華街へ行き点心をツマミにビールを楽しみます。今日は強烈な蒸し暑さなので、ビールが本当に美味しいです♪

 帰り道は石川町駅から根岸線。どうやら浜スタで試合があったようで、関内駅からの根岸線はナイター帰りの客で通勤ラッシュもかくやという大混雑でした。

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なぜ、ここだけ?

 今朝の北関東は曇り。でもところどころ晴れ間も見えています。
 そして朝の気温は25℃を超えて久々の熱帯夜。さすがに今朝はあまりの暑さに朝風呂は水風呂にしちゃいました。

 日中は白っぽい空ながらも晴れ間もあり、昨日と同じ33℃弱の真夏日に。暑さでげんなりです。

 帰り道、スーパーに寄ってお買い物。いつものようにクレカ払いをしようとしたら、エラーが頻発して使えません。このスーパー、なぜかよく引っかかるんですよねぇ。
 数か月前に他店でもエラーが頻発したことがあってカードを更新してもらったばかりだし、他店では普通に使えるからこっちのせいじゃないはず。このスーパーのクレカリーダーってそうとう古いのか、やけに時間がかかったりもするし・・・
 早く、機器更新してほしいですねぇ~

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