沖縄にて14(その5)

Point:うみそら公園×2

2019年12月05日  気温20℃ 水温22℃ 透視度3~5m

 翌日は、ひたすら冷たい雨。もちろん内地の冬とは違うので気温は20℃もあるのですが、昨日までの陽気との落差が激しいのでメッチャ寒く感じます。

 向かった先は、ホテルから車で10分もかからないうみそら公園。さすがに平日の雨模様ということで、我々のほかには講習らしきチームがもう一組だけでした。

 ここは砂泥地なので、水中の透視度は3~5m程度。でも、陸が寒いので水中のほうが快適でした。

 お目当てはこちら。ニシキテグリさんです。
 静かな内湾を棲みかとする彼らですが、そういった条件を満たすダイビングポイントってそんなに無いんですよね。静かな内湾って絶好の埋立て地になっちゃいますから。
 というわけで、このうみそら公園はニシキテグリさんに逢える貴重なポイントなんです。

 さて、彼らのお家はユビエダハマサンゴの群生の中。なので、我々はサンゴの「植えこみ」の端っこで座禅を組んで、あとはひたすら彼らがサンゴの隙間に姿を見せるのを待つのですが・・・
 彼らが姿を見せるのは、せいぜい1時間に3~5回程度。それも、数秒でまた引っ込んじゃうので、シャッターチャンスはほとんどありません。

 まして、全身を見せるチャンスなど滅多にないわけでして。2時間×2本潜って、まともに撮れたのはこの3枚だけでした。

 もちろん、ニシキテグリさん以外にもなかなか「普通の」ダイビングポイントでは目にしない子が多くいらっしゃいます。
 こちらはぐっちゃり群れてたイトヒキテンジクダイさん。きれいな子です。

 こちらはダンダラスズメダイさん。非常に気性が荒いスズメダイさんでして、縄張りに侵入する者には容赦なく攻撃してきます。ニシキテグリさんを狙っての座禅中にも、しきりに足やフィンに頭突きしていました。

 ダイビング後は、冷えたカラダを温めようとすぐ近くにあるラーメン屋さん「らあめん波蔵」さんへ。遅いランチタイムを楽しみました♪

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