裏磐梯にて1(後編)

 さて、最終日。お外は台風一過でとっても良い天気。帰りの日に良くなってもあんまり嬉しくないけど、やっぱり晴れた日の露天風呂はサイコーでした♪誰もいなかったし。

 フロントの混雑が予想されたので、朝風呂のあと朝食前に事前精算。こういうサービスってありがたいですねー。
 連泊で中日の清掃を断っていた(←台風でカンヅメが予想されたので。)ところ、清掃不要の特典で売店の¥500クーポンをもらえちゃいました。今回の旅行、ホントにクーポンの恩恵に預かりまくりです☆
 朝食はほぼ昨日と同じ。選択肢はたっぷりあるんだけど、なぜか「お気に入り」のメニューを集めると決まっちゃうんですよね・・・

 お部屋で一息ついてからお片づけをして、9時前に出発しました。遅くなるほど連休の渋滞が懸念されましたので。
 帰りは猪苗代ICから宇都宮ICまでハイウェイを利用。今年のシルバーウイークは休日割引がOKだったので¥2,630ナリ。これで往路より1時間半弱稼げました。やっぱりハイウェイの効果は絶大です・・・

 さて、今回は台風でカンヅメが予想されていたので、あらかじめ旅行のお供に本を数冊自炊してありました。実際にはお出かけする時間もあったんだけど、3冊ともシッカリ読んじゃいましたよん。

 佐藤青南さんの「楯岡絵麻vs佐藤青南」はドラマ化もされた「行動心理捜査官 楯岡絵麻」シリーズの最新作。なんと、対決するのは作者です。
 作者自身が物語に登場するミステリーって古くは内田康夫さんなんかもあるけど、自身が犯人役ってのがちょっと異色かも。しかも、自分のことを主人公のセリフ中でボロクソ言ってるし。
 このシリーズの特色である心理学の視点を利用した取り調べ風景は今回も存分に楽しめました。
 そーいえば、前作で積み残している主人公の宿敵が今回はカケラも出てこなかったけど、その話はどうなってるのかしらん。

 新海誠さんの「すずめの戸締まり」は、今年11月に公開予定の新作アニメーションの小説版。新海さんって全作品が小説版も出しているのがちょっと面白いです。この手の小説ってアニメの二番煎じになることが多いんだけど、「言の葉の庭」なんかはアニメじゃ使われなかった話も盛りだくさんだし、「君の名は。」は本編小説に加えてanother storyも出ていてこれがけっこう面白い。アニメとは別に、十分に楽しめました。
 で、今回の「すずめの戸締まり」なのですが、「君の名は。」を彷彿とさせる物語。前作の「天気の子」は個性的過ぎて映画を見に行く気が失せちゃうくらいでしたけど、今回は純粋に楽しめそうなお話でした。
 ところで、宮崎県から四国へ渡るフェリーって無いっぽいんですけど・・・大分県の臼杵の間違いかしらん。

 最後の赤川次郎さん「セピア色の回想録」はこのBlogでも何度もご紹介している人気シリーズの最新作。軽妙かつ読みやすい赤川節は今回も健在。一瞬で読み切っちゃいました。っていうか、13年前のネタを今に引っ張ってくるなんて、まさにこのシリーズじゃなければあり得ない話ですねぇ~
 また、来年の新作がとっても楽しみです♪

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