妖しい詩韻

 今朝の北関東は曇り。雲のおかげか、夏日になった昨日の熱気が残っていて今朝の気温は14℃弱とかなりの暖かさでした。

 日中は日差しが雲で遮られて21℃止まり。これくらいのほうが過ごしやすくてありがたいです。

 先日、久しぶりに近所のBookoffで何冊かお買い上げしたのですが、その中の一つがコレ。短編が苦手としきりに言っていた内田康夫さんにしては珍しい短編集です。辺見じゅんさんの詩をもとに、これまで内田さんが書いてきたミステリーの「被害者の死」にまつわるエピソードを書き添えたもの。10ページもない掌編集なのでお風呂で読むのにピッタリでした。
 内田さんの作品を読み込んでるワタシなんかが読むと「あ、これあの話だ。」とすぐ分かるので面白かったのですが、初めて内田さんの作品を手に取る方がこれを読んでも「?」かも。そういう意味では、一般の書籍として扱うよりは「内田康夫記念館」でファン向けに限定販売したほうがよかったような気もします。

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