JR乗車券の怪(後編)

 今朝の北関東は雨。でもすぐに止んで、お昼前からはきれいな青空が広がりました。
 でも、朝の雨のせいか湿度が高い。そして気温も28℃近くまで上がって、お昼休みに外へ出たら蒸し暑さを感じましたね。職場では「試運転」と称して、今年初の冷房が入りました。
 夕方には北の高気圧の影響か湿度が下がって、風に爽やかさを感じましたが。

 さて、昨日のBlog記事の続きです。
 往路と復路を一筆書きの経路にしたらお安くなるよと言いましたが、そうなると当然ですがルートが複雑になります。そして、複雑になるときっぷの磁気情報のキャパをオーバーすることもありましてね。その結果、自動改札を通れない横長のきっぷが発券されることがあります。
 じゃあどんな場合に横長きっぷになるかといえば、「経路数が12以上16以下の場合」です。この「経路数」とは通過する路線数(新幹線の場合は並行在来線に置き換える。)とほぼ一致しますが例外もありましてね。例えば東京駅から上越新幹線で新潟駅へ行く場合、通過する路線を並行在来線に置き換えると東京駅から東北本線で大宮駅、大宮駅から高崎線で高崎駅、高崎駅から上越線で宮内駅、宮内駅から信越本線で新潟駅と経路数は4つのように思われますが、実際は越後川口駅で分断されて5つとなります。横川から豊野駅までの間が信越本線だったころは高崎駅と越後川口駅の間は軽井沢回りと越後湯沢回りの2通りがあり得たため、その前後を別路線として経路を特定する必要があった名残らしいです。
 日曜日に購入した「一筆書き乗車券」も、経路数は12。なので横長きっぷになっちゃいました。

 ちなみに経路数が16を超えると、マルスと呼ばれる機械(窓口で駅員さんが操作してるやつ。)のキャパをオーバーするらしく手書きのきっぷになるらしいです。この場合、ヘタすると発券に数日かかることもあるんだとか(笑)

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