JR乗りつぶし旅行〜木次線・芸備線〜(前編)

 こないだの山陰旅行の途中、木次線の観光列車「奥出雲おろち号」の中吊り広告を見かけました。調べてみたら、使用車両の老朽化で年内に運転をとりやめるらしい。
 これは今のうちに乗っておかなきゃーと思ったのですが、このおろち号、もともと大人気の列車なのに廃止が決まったこともあって指定席券はプラチナチケットになっているようでして。ようやくチケットをgetできたのは先月中頃のことでした。

 せっかく出雲に行くなら出雲大社に寄ったり廃止された大社線跡を散策したりしたいなーと思っていたのですが、前に書いたようにそもそも出雲方面への旅行が大人気で1か月前でもちょうど良い時間のヒコーキも夜行列車も満席御礼。さらにはお宿もインバウンド再開でお値段が跳ね上がっています。
 そんなわけで今回は、前日夕方出発で東横イン泊という乗り鉄以外は何もできないツアーと相成りました。

 お家を出たのはお昼前。
 おろち号の指定席券はJR西日本のe5489で購入したのですが、それ以外の乗車券や新幹線特急券はJR東日本のえきねっとで購入してありました。えきねっとでJALカードSuica払いにすれば、JREポイントが3%溜まりますからねー♪
 というわけで、お家の最寄り駅でチケットを引き取って羽田空港へと向かいます。

 ちょっと早めに空港へ着いて、1タミ地下の「てんや」でブランチ。ちょっと前まではJAFの割引(¥50オフ)があったのですが、今はなし。諸式高値のご時世ですねぇ・・・

 食後は保安検査場を通過してさくらラウンジへ。
 ここのビールをいただくのも久しぶりです。

 酔っぱらって乗り過ごすのもコワイので、ビールのあとはカフェラテにスイッチ。
 コロナ前には大量の柿の種をスコップで掬って持っていく感じだったのですが、今は柿の種に代わってストロベリーキャラメルポップコーンなんて洒落たものに置き換わっていました。ビールには合わないけど、コーヒーとの愛称は抜群ですな。

JAL285便 東京/羽田(HND)(17:15)→出雲(IZO)(18:40)
使用機材 ボーイング767-300(JA613J)

 さて、搭乗開始時間が近づいたのでゲートへ。ところが、到着機材遅れで15分ほど遅延するようでして・・・
 以前は6年連続で定時到着率No.1を誇ったJALですが、昨年はANAにも抜かれて3位に転落。確かに、最近は遅延が多いよね・・・

 その遅延していたヒコーキが到着。今回の使用機材はB767です。このところ真新しいエアバスに乗ることが多かったので、ボーイングに乗るのは久しぶり。
 座席はJGC特権で非常口席をアサインしていました。足元が広くてとても快適。ただ、B6だとCAさんは真ん中に座るのね。「お見合い」をちょっと期待してただけに、チョコっとがっかり(笑)

 結局20分ほど遅れてRWY16Rから離陸。天気が下り坂なので、機窓からの景色はひたすら雲海です。

 着陸態勢のチャイムが鳴るころ、ヒコーキは中海に差し掛かっていました。

 南風の影響か、大田市あたりまで飛んでからぐるっと回り込みました。
 中国山地から宍道湖に注ぐ斐伊川と山陰自動車道の斐伊川橋が見えます。

 定刻より20分ほど遅れて出雲空港RWY07に着陸。滑走路の終端は宍道湖に突き出してます。
 誘導路がないので滑走路の端っこでUターンしてからターミナルへ。

 ボーディングブリッジを抜けてターミナル1階に降りると、出口脇に空港連絡バスの券売機が2台ありました。どちらもSuica払いできるのがありがたい♪
 一畑電車が運航する出雲市駅行きのバスは、観光バスサイズなのに満員御礼。女性客の比率がめっちゃ高いのは、出雲ならではってとこでしょうか?
 空港から出雲市駅までは国道9号経由で30分ほどでした。

 着陸したときは残照がありましたが、さすがに出雲市駅に着いたときは真っ暗。駅の券売機で、明日乗るおろち号の指定券を発券。ついでに売店(セブンイレブンが入ってます。)で軽めの夕食と飲み物を買ってからお宿へ。

(写真は翌朝撮影)
 今宵のお宿は東横イン出雲市駅前。他のお宿が軒並み1泊1万円前後だったところ、こちらは会員価格で¥5,750と破格の安さ。しかもちゃんと朝食も付きます♪

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