鉄道ニュース2つ

 今朝の北関東は曇り。地平線付近は晴れていたけど、天頂付近は雲が分厚く残ってました。
 でもじきに雲もとれて、日中は暖かくなりましたけどね。

 JR東日本が新幹線の車内販売でホットコーヒーの販売を再開し始めたというニュースを耳にしました。今のところは上越新幹線の一部列車だけらしいけど、今後は北陸・東北新幹線でも再開予定なんだとか。
 首都圏で普通列車グリーン車が始まったころはそこでの車内販売でも当然のようにホットコーヒーを売っていたけど、今や車内販売自体が絶滅危惧種。ホットコーヒーを車内で飲めるのはグランクラスだけになっちゃいました。っていうか、列車内でのサービスはこのところどんどん低下してる気がします。新幹線から食堂車やビュッフェがなくなって久しいし、グランクラスの軽食もどんどん簡略化されてますからねぇ。列車内で料理とお酒をいただきながら車窓の景色を楽しむ・・・なんてのはもうできない。なんとも寂しい話です。
 そこへもってきて、ホットコーヒー販売の復活は久々の朗報。コーヒーとともに、フィナンシェとかをセット販売すればけっこう売れると思うんだけどな。

 もひとつ耳にしたのが、来月末の京急のダイヤ改正。こちらは現状、日中は10分間隔で運転している品川=京急久里浜間と品川=羽田空港間の快特の半分を特急に格下げするんだとか。
 京急といえば乗り心地よりもスピードってのが信条と言われてきました。1分でも所要時間を短縮するために、大田区長の猛反発も振り切って品川=羽田空港間をノンストップ運転するエアポート快特を設定してみたり、全国でも珍しい抑速現示式の信号を導入して120km/h運転を可能としたり。事故の時に行われる「逝っとけダイヤ」も有名ですね。
 そんなスピード至上主義の京急が、ついに大減速ダイヤを導入するみたい。特に被害が大きいのが品川=羽田空港間。快特の半数が蒲田=羽田空港間各駅停車の特急に格下げされる結果、所要時間は5分も伸びます。こうなると浜松町=羽田空港間ノンストップの空港快速を運転しているモノレールに流れる客もけっこう増えるんじゃないかしら。浜松町は上野・東京ラインが止まらないのがネックだったけど、乗り換えの手間さえ惜しまなければモノレール経由のほうが早くなりそうだもんね。
 2029年度にはさらにJR東日本の羽田空港アクセス線が開業予定。そうなると東京駅まで18分、さらに上野東京ラインへの直通も行われる予定だそうでして。そうなったら鈍足の京急は一気に閑古鳥が啼きそうです・・・

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