ガッキーと田村正和さん

 昨日飛び込んできた田村正和さんの訃報。
 最近は朝夕のニュース以外はテレビを見ることがほぼ皆無なワタシですが、学生のころは自宅通学で時間も有り余っていたこともあってドラマなども見てました。そんな当時のヒット作品のひとつが、田村正和さんの代表作とも言える「古畑任三郎」。
 そういえば、大昔に某FM番組で武田鉄矢さんがこんなことを言ってましたっけ。
「俺もね、本当は古畑任三郎みたいにやってみたかったけどね。もう、共演者の芝居を寄せ付けない一人台詞。I am a Prima donna。ああいう芝居をやりたいよ。だけど、俺には許されないんだよね。」
・・・確かに「熱演(本人談)」の武田鉄矢さんとは真逆なひたすら冷静かつクールな刑事役でした。でも、コメディタッチな「カミさんの悪口」ではコミカルな役回りもやっていたし、本人のもつ独特な雰囲気とのギャップがまた面白かったなぁ~
 実際、ご本人もお茶目なところもあったらしく、新聞の追悼記事にはニューヨークのレストランでたまたま刑事コロンボを演じたピーターフォークと席が隣り合った際に「古畑任三郎とコロンボが同席したってすごくない!?」とわざわざドラマの監督に電話してきたという逸話が紹介されてました。
 最近、あまり名前を見ないなーとは思っていたのですが、まさかもう77歳だったとは。年齢を感じさせない風貌でしたね。
 あの独特な雰囲気と語り口をもう見られないと思うと残念でなりません。

 お昼にスマホのニュースで訃報を見てショックを受けていたら、夕方になって同僚が別のニュースで大騒ぎしてました。もちろん、ガッキーこと新垣結衣の結婚ニュース。
 オイラはかろうじて名前を知ってる程度、ましてやお相手の星野なんとかなんて「誰やねん」状態だったので何とも思っていなかったのですが、採用同期の同僚曰く「菅なんとかって総理大臣よりも国民的知名度は上です!」と力説されちゃいました。若手の同僚のご友人などは、ショックのあまり仕事を早退しちゃったんだとか。
 確かに、全国紙の社会面の記事にされたりNHKの全国ニュースでも取り上げられたりしてましたから、世間的には大ニュースなのかもね。
 ま、それだけ世の中は平和だな、ということで。

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