Go To Travelで日光へ(その1)

 新型コロナウイルスのおかげで大波乱となった今年。
 例年なら春先に早々と夏休みの予定を立ててモグリに行くところなのですが、今年はモグリどころか夏休みという概念すら失われてました。
 でも、職場的には夏季休暇だけでも取得してもらわないと困るらしく、今月中に3連休をとれとのお達し。一方で、コロナに感染したらタダじゃおかねぇぞ!という暗黙の圧力もございまして。
 3連休、自宅でじっとしていても良いのですが、巷ではGo Toキャンペーンなるものがあるようで、せっかくお安く旅行できるなら利用しない手もない。一方でコロナも怖いので、クルマで行ける日光あたりでオイシイものを食べて温泉にでも浸かろうかと予約を入れたのが先週のことでした。

 そして今日。
 お宿には夕食までに着けばいいので、のんびりと桐生からわたらせ渓谷沿いに国道122号線をドライブ。足尾まではちょこちょこ晴れ間ものぞいていたのですが、日足トンネルを抜けて日光市街に入ると天気は急変して雨交じりの濃霧に包まれていました。
 不思議なもので、いろは坂を上って中禅寺温泉に入ったあたりまで霧雨だったのですが、さらに国道120号線を湯元方面に進むとだんだんと雨が止んで晴れ間がのぞいてきました。中禅寺温泉から数キロしか離れてないのにね。

 中禅寺金谷ホテルの手前で右折し、坂を上っていくと今夜のお宿に到着です。

(写真は公式ホームページより借用。)

 奥日光ホテル四季彩さんです。
 1泊2食で2万円くらいするところ、Go Toキャンペーンのおかげで1万3000円ちょっとでした♪

 チェックインを済ませて部屋に向かおうとしたら、こんなのを渡されました。アルコールスプレーですね。
 一時期はロビーや浴場のフリードリンクも取りやめにするなどかなり神経質になっていたようですが、最近はフリードリンクも再開したようで「よい塩梅」を模索してるみたいですね。

 お部屋は広々とした和室。窓際には掘りごたつまであります。
 コロナ対策のため、お布団は敷きっぱなし。さらには連泊の場合に掃除なども省略されちゃうみたいですが、タオルなどアメニティについてはドア際にまとめておけば交換してもらえました。やれやれ。

 部屋で一息ついたら温泉へ。久しぶりの硫黄泉です。真冬にはあったまりそうですねー。
 時間が早かったので、ほぼ貸し切り。もちろん露天風呂なんかもあって、なかなか良い感じでした。

 湯上りのあと、お部屋でごろごろしていたら夕食のお時間。和風旅館ですが、夕食はレストランでいただきます。
 ざっと見渡した感じ、ほぼ満席。若い夫婦や家族連れが多かったです。ワタシ同様に遠くに行けない方々が、Go Toキャンペーンで近場の観光地に集結しているみたいですね。新婚さんも海外旅行には出かけられないですしね。

 テーブルにサーブしてあったのは、先付と前菜。完全な懐石料理ですね。でも、足のしびれを気にしながら座敷でいただくより、洋風のレストランスタイルのほうがこちらもありがたいです。

 和食ならお酒も日本酒で。ちょうど飲み比べメニューがあったので試してみました。開華と四季桜は栃木県内でも有名どころですが、仙禽ってのは聞いたことないですね。調べたら氏家の酒蔵さんで、なかなか個性的なお味でした。

 料理はまだまだ続きます。鯛と松茸の土瓶蒸しに続いてお造りと口代わりに焼茸朴葉風味です。これはご飯が欲しくなるなぁ~

 お凌ぎは引き上げ湯葉。にがりを打ってある豆乳から箸で湯葉を掬い取っていただきます。酔い覚ましにちょうど良い感じ。

 洋食でいうところのメインディッシュ、台の物は霧降高原牛陶板焼です。美味しかったー!

 さて、夕食もそろそろ終盤。里芋饅頭が出てきました。これ、お酒にぴったり合います♪

 ラストのお食事は山の物炊込御飯に香の物、そしてデザートはシャーベットでした。

 ごちそうさまでした!

 食後のコーヒーはないようなので、ロビーラウンジでゆっくりといただきます。こういうのんびりしたひと時っていいですね。

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