Kindle Paperwhite

 前に書いたとおり、お風呂用の電子書籍リーダーとしてAmazonのKindle Paperwhiteを買いました。購入後、しばらく経ったのでレビューしておきます。

 電子書籍リーダーは、電子データ化した本を読むための端末です。
 PDFなどの電子データを読むだけであればタブレット端末やスマホなどでも可能ですし、実際にワタシもタブレットやスマホに「Perfect Viewer」というPDFを読むためのアプリをインストールして利用しています。でも、タブレットやスマホの液晶画面は、どうしても目が疲れますし、昼日向のような明るい環境だと見にくいという欠点があります。その点、電子書籍リーダーは液晶画面ではなく電子インクを利用した電子ペーパーを使用しているため、表示される画面は紙に印刷したものと変わりません。明るいところでも問題なく読めますし、目の疲れ方もまったく違います。ただし、電子ペーパーは画面の切り替え速度が遅いため、動画の再生はできません。読書に特化したタブレットといったところでしょうか。

 私の場合、以前にご紹介したとおり、Likebook Marsという中華タブレットを愛用しています。でも、コレの欠点は、若干重めなのと防水機能がないこと。
 猛暑とコロナに襲われた今年の夏、お家のお風呂に引きこもりたくても本を読めないのはツライです。なので、防水機能を搭載したKindleをお買い上げすることにしました。

 購入したのは、6インチのKindle Paperwhite。従前愛用のLikebook Marsが7.8インチですから、大きさの差は歴然としています。この画面の大きさの違いが文字の大きさに直結しますから、目の疲れ方はやっぱり違いますね。

 それと、KindleだとPDFファイルの読み込みに癖があります。
 そもそも、Kindleは自炊本のPDFファイルを取り込んで読むという使い方は想定されておらず、本来はAmazonが販売する書籍データをネットから取り込んで読んでもらうことを予定しています。そして、販売している書籍データのファイル形式はPDFではなくMOBIという形式。なので、PDFだと文字のかすれなどもそのまま表示されちゃう上に文字の大きさや配置も自動的に調整・センタリングされてしまうんですね。
 最近ではPDFをMOBIに変換するソフトもあって、試してみたら文字のかすれなどはかなり改善されました。しかし、なぜかページ周囲の余白が大きくなってただでさえ小さい文字がますます小さくなってしまうという致命的な欠陥があるため利用は断念。まあ、文字のかすれや自動センタリングという程度なら我慢できますし。

 それと、やっぱり軽さはかなり違います。
 Likebook Marsはカバー付きで約350g。一方のKindle Paperwhiteはカバーなしで182gと半分程度。この差は大きいですねー。

 バッテリーの持ちは、どっちも同じくらい。どちらも普通に使っていて1週間は優にもちます。

 これで表示性能が同じなら普段使いもLikebookからKindleになったかもなのですが、今のところKindleはお風呂限定利用になっちゃってます。やっぱり、PDF再生の癖がかなりストレスになりますね。

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