沖縄にて15(その6)

Point:レッドビーチ×3

2020年01月03日  気温22℃ 水温22℃ 透視度10m

 最終日はレッドビーチ!そこそこお日さまも顔を出してくれて暖かい一日となりました。

 1本目は少々沖へ。途中で見かけたツマジロモンガラさんの小学生サイズ。

 穴から出てひなたぼっこ中のナガセハゼさん。かなり近寄ってもヒレを広げるでもなくぼーっとしてました。

 ハゼ穴に首を突っ込んでたウミヘビさん。けっこう大きかったのと身体のシマシマが褐色がかってるからエラブウミヘビさんかと。

 レッドビーチ沖にあるタンザクハゼさんの団地(笑)。

 そこらじゅうにウジャウジャといるんだけど、何しろ臆病な上に、砂泥地で油断するとすぐに視界がホワイトアウトしちゃうこととで撮影は難航。とにかく水流を読んで、下流側から上流側にいる子を狙う(撮影時の巻き上がりが被写体に流れないようにする。)んだけど・・・

 いつか、ヒレがピンッと広がったのを撮りたいなぁ~

 先日のゴリチョでも見かけたホホベニサラサハゼさん。この子はここでは普通種。

 オニサルハゼさん。この子も砂泥を好む子だからたくさんいそうだけど、まともに撮ったのは初めてです。地味すぎてカメラを向ける気にならなかっただけかな。
 胸鰭基底と尾柄にある黒斑が目印。

 ツムギハゼさん。この子もあちこちにいらっしゃいました。

 2本目は第2鉄塔付近でハゼ三昧。この辺りは沖側の砂泥地と岸側の砂地との境目で両方の環境を好む子が入り混じるから効率的です♪

 Theシノビハゼさん。お腹にある金色の点々と胸鰭の白斑が目印。

 ニュウドウダテハゼさん。背びれの付け根の黒斑が目印。というよりも、他のハゼより明らかにデッカイ子が多いのですぐわかります。

 サラサハゼさん。レッドビーチでは浅場の岩陰でよく見かけます。

 リュウキュウハナハゼさん。当初は内地のハナハゼさんと同種と思われたこの子ですが、明らかに尾鰭が違うよねってことで別種扱いとなり2015年になってようやく正式和名が付きました。まあ、本人(本魚?)はそんな事情はお構いなしに泳ぎ回っているわけですが。

 ハチマキダテハゼさん。顔までくるくると縞模様があるのですぐ見分けられます。

 3本目はのんびりと鉄塔周囲を泳ぎます。途中のロープで見かけたのがテヌウニシキウミウシさん。残念ながら左側(手前)の触覚をケガしちゃってるみたいですね。
 レッドビーチのウミウシさんって、けっこう奇形が多い気がします。

 ロープ脇の海草で見かけた子。大きさはケシ粒程度と極小です。ゴクラクミドリガイ属の子だと思うけど、同定なんてとてもできません。

 砂地にほよほよと生えているカヤに付いてたツノザヤウミウシさんの小学生サイズ。まだ「ツノ」も生えかかりでとってもカワイイ。

 二枚貝を捕えてお食事中のシャコさんを発見しました。

 ネットでググってみたんだけど、シャコさんをちゃんと分類した画像付きサイトってまったく無いのね。モンハナシャコさんだけは(ダイバーに人気だからか)あちこちに載ってるけど、それ以外の種類は皆無。
 というわけで、この子も同定不能です。

 美味しそうに食べてる貝さんをちょびっとだけ巣穴から遠ざけたら、様子をうかがってからささっと回収しに飛び出てくれました。面白いので何回か繰り返しちゃった。ごめんね。

 今冬はツノザヤウミウシさんの当たり年のようで、そこそこ良いサイズの子もいらっしゃいました。

 さて、3本目なのでサービスの前まで泳いで帰ります。

 途中で見かけたイトマンクロユリハゼさん。伊豆とか湘南でも季節来遊魚としてよく見かけますね。

 海藻に寄り添っていた幼魚さん。メイチダイさんのお仲間だと思うけど、よくわかりません。

 レッドビーチの最大勢力ともいえる、シマオリハゼさん。そこらじゅうにいます。

 ラストはオビテンスモドキさんの幼魚。ゆらゆら揺れる枯れ葉に寄り添って擬態してました。

 肉眼だとはっきりそれとわかるんだけど、カメラのオートフォーカスでは近くにあるゴミや枯れ葉にフォーカスが合っちゃってなかなかこの子に焦点を合わせられません。擬態ってやっぱり効果的なのね。
 というわけで、枯れ葉をどけてパチリ。

 今日もたっぷり潜りました!

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