奄美大島にて1(中編)

Point:リラックスガーデン、山本スペシャル、大仏サンゴ

2019年10月20日  気温25℃ 水温26℃ 透明度15m~20m

 翌朝。お迎えの車に乗って港へ行き、そこからダイビングボートで沖へ向かいます。天気予報は近づく台風21号の影響で雨予報でしたが、ちょくちょく雨が降る程度でしたよ。
 1本目はリラックスガーデンというポイント。白い砂地に根が点在しているポイントです。

 エントリーしたらすぐにやってきたのがモヨウフグさん。どうやらこの辺りに住み着いているらしいです。

 誰かが餌付けしてるのか、めっちゃ馴れ馴れしいこの子。誰も餌をくれないと見極めると、プイっと去っていきました。

 浅場の根にはヨスジフエダイ&ベンガルフエダイの混成部隊がぐっちゃり群れてます。いやー、この辺はやっぱり南の海だって感じがしますねー。

 別の根にはハナヒゲウツボさん。しきりに首を伸ばしては、天井付近をうろうろしてるネッタイスズメダイさんを狙ってました。

 ちょっと深めの根に行くと、そこはスカシテンジクダイやハナダイが群れる素晴らしいパッチリーフでした♪

 ラブラブ真っ最中のカシワハナダイさんペア☆

 こちらもラブラブしてるユカタハタさん♪

 撮りやすい位置にいてくれたオキナワベニハゼさん。

 テーブルサンゴで見つけたのは1円玉サイズのヤリカタギさんBaby♪
 ヤリカタギさんLOVEのワタシは一人でキュンキュンしてました☆

 ガイドの古田さんは生態ガイドがお好きだそうでして、子育て中のクマノミさんを教えてくれました。
 子育て中のクマノミ自体は珍しくもないけど(内地でも見かけるし。)、こーゆー写真は撮ったことないかも。ちょっと新境地を開拓した感じ。

 ちょっと早めのランチタイムを挟んで、2本目は山本スペシャル。なんでも、「山本さん」という常連さんが名前の由来らしいのですが・・・
 潜ったらビックリ!ワタシにはたまらないハナダイ天国のポイントでございました~☆

 見渡す限りのケラマハナダイさんの群れ。

 パッチリーフの周りをギュンギュン泳ぎまわるカシワハナダイさん。この子を撮るのはなかなか厳しかった!

 ケラマハナダイさんのオスもそこらじゅうにいます。こちらはおとなしいので撮り放題です♪

 性転換中のカシワハナダイさん。もうメスを追い回し始めてました。

 そうそう、ログ付け中にこの写真をビギナーさんに見せたら、
「ハナダイってメスの方がキレイなんですか?」
だって。オスのカシワさんが聞いたら泣くよな~(苦笑)

 たっぷりとハナダイを楽しんだ後は、チゴベニハゼさんを撮りながらクールダウン。

 安全停止がてら、船下にあったセジロクマノミさんのコロニーに立ち寄ると・・・

 そこにはマッチ棒サイズの赤ちゃんがいらっしゃいました。赤ちゃんだと、ハナビラクマノミさんみたいな色合いなのね。
 あ、もちろんコレも古田さんのお勧めネタでございます。

 水面休息は静かな入り江で。といいつつ、若いグループは飛込み大会やらシュノーケルやらで目いっぱい楽しんでました。ワタシも年甲斐もなく素潜りなんてしちゃってましたが・・・(笑)

 というわけで、ラストダイブは「大仏サンゴ」。
 その名のとおり、巨大なコモンシコロサンゴの群生があるポイントです。

 エントリーしたら、まずは深場へ。-20mの砂地はハゼ天国。さっそくヤシャハゼさんのペアを見つけたのでパチリ。

 砂地で見つけた1cmサイズのベラの赤ちゃん。どうやらキスジキュウセンさんの赤ちゃんみたいですね。

 さてさて、大仏サンゴに戻ってみると、ハナゴイさんの群れが凄いことになってました。

 見渡す限りのハナゴイの群れ。しかもオスはめっちゃディスプレイしまくってます。

 真っ赤なタテガミのハナゴイのオス。かっこいいですねー。

 ショップツアーが2組いたからか、夜はBBQをやるというのでご相伴させていただきました。BBQと言っても素人がジュージューやるというのではなく、専門のBBQ屋さんが上げ膳据え膳してくれるというもの。ついでに、お肉だけじゃなくサラダやアヒージョなんかも付いていて立派なディナーですな。美味しかったですよー♪

 お酒が進むにつれて、ワタシのお隣にいたアラフォーの男性ガイドさんを「どうやって結婚させるか。」という話でなぜか盛り上がり始めてました。ワタシは「オイラ、関係ないもんね。」という顔で知らんぷりしてましたが・・・(独身だってバレたら二人まとめてオカズにされかねなかったし。)

 奄美を潜ったのは初めてでしたが、浅いわりに魚影や魚種が豊かな海だなという感想を持ちました。今回、一番深く潜った大仏サンゴでも-19mでしたし、ガイドさんの話でもそれほど深いポイントは無いとのことです。
 それと、陸がとっても静か。今回は中心地である名瀬市街には行っていないせいかもしれませんけど、初日に迎えに来てくれたスタッフさんの話によるとコンビニはファミマが3軒だけなんだとか。田舎でひたすらのんびりと潜りたいときにはうってつけかもしれませんね。
 それより何より、ワタシはニシキテグリさんを撮りにまた来なきゃです。那覇のうみそら公園と違ってナイトもOKだから、時期を選べば産卵も狙えそうですしねー。

This entry was posted in ダイビングPhoto, 旅行<九州>, 食べ物. Bookmark the permalink.

2 Responses to 奄美大島にて1(中編)

  1. ふるた says:

    ネバーランドのふるたです😍
    遅ればせながら、ブログ読ませて頂きました〜
    すごい充実ブログ!
    そして生物愛に溢れたブログで嬉しくなりました。

    4月から7月の、繁殖シーズンにも是非いらしてください🥰

    • Lavender says:

      コメントありがとうございます。
      かなりヲタが入っててドン引きされることも多いのですが・・・(笑)

      奄美、離島っぽいのんびり感がいいですねー。
      また潜りに行くのでよろしくお願いします!

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)