ヴェネツィアにて(その1)

 コトの始まりは11連休となった今年のGWでした。何気なくANAのホームページを見ていたら、NGO=FRAのC席に特典航空券の空席を発見。なーにも考えずにポチッてしちゃってました。長距離国際線のC席なんて憧れでしたからねー。

 でもね、よく考えたら、ドイツなんてあんまり行きたいトコないのよね。そもそも、ヨーロッパなんて潜るトコないし。どうせなら海辺に行きたいなーと思ってLHのホームページを見ていたら、FRA=VCEのアクセスが意外と良いことに気付きました。しかも、お値段も往復で2万円ちょっと(もちろん、こちらはエコですが。)。

 かくして、今年の夏休みはまことに平凡な海外旅行と相成りましてございます。

 旅のスタートは成田空港。JLならHND=NGOの国内線が飛んでいるのですが、NHはNRT=NGOしか飛んでません。幸い、NRT=NGOも追加マイル無しの特典航空券で発券できたので、無料なら文句は言えませんね。しかも、通常の国内線ラウンジよりも豪華な国際線Arrivalラウンジを国内線の出発ラウンジとして利用できますし。

 国内線のANAラウンジではドリンクサービスのみで食べ物は柿ピーしか置いてないのですが、ココは国際線ラウンジなのでおにぎりやサンドイッチといった軽食も置いてくれています。しかもシャワー設備まであるという豪華さ。HNDやOKAにSuiteラウンジができるまでは国内線最高峰と言われたところです。
 夏バテ気味で食欲もあまりなかったので、ありがたくココで夕食を済ませました。

ANA495便 東京/成田(NRT)(18:25)→名古屋/中部(NGO)(19:40)
使用機材 ボーイング787-9(JA836A)

 この日は使用機材の到着が遅れたとかで、機材変更&出発遅延。まあこの先の予定があるわけでもないし、快適なラウンジでのんびり過ごせるので文句はないですけどね。
 ぼちぼち搭乗開始のようなので、ラウンジを出て保安検査場(成田の場合、国内線でも☆Gメンバーであれば優先レーンを使えます。ありがたいですねー!)を通過して搭乗口へ。タイミング良く、☆Gメンバー対象のGroup2の搭乗が始まったところでした。

 成田からの国内線は、大半が沖止め。今回の名古屋行きも御多分に漏れずえらい遠くまでバス移動となりました。
 やってきたのは、巨大なB787の真ん前。ド迫力です。
 国内線仕様であれば400席弱というワイドボディ機へ沖止め搭乗とはスゴイ話ですねー。

 実はワタクシ、B787に乗るのは初めて。わくわくしながらタラップを上がると、またもやビックリ!
 なんと、アサインされた座席は国際線のビジネスクラスシート「ANA BUSINESS STAGGERED」でした♪

 隣の席を気にせずに通路にアクセスできるように配置され、とことんプライバシーが確保されたスタッガードシート。もちろんフルフラットにもなります。コレがY席扱いで乗れるとは感激モノです!

 周りにも乗ってビックリという方々が多くいらっしゃいました。ちなみにこの機材はY,PY,Cの3クラス制でFの設定は無いので、コレが最上位の座席です。まあ、十分すぎますね。

 さてさて、滑走路前の渋滞もあって大幅に遅延してRWY16Rを離陸。そこから先は、今年のJAL修行で何度もお世話になった航路です。なので、ワタシはもっぱら座席モニタをあれこれいじって楽しんでました。ちなみに、多くの場合INT機材をDOMで利用する場合は映画などのビデオサービスは切られてしまうのですが(JL208便などはまったく操作不能にされちゃいます。著作権の問題でしょうか?)、なぜかこのNH495便ではビデオもフルで視聴できました。隣の席の子供はずっとドラえもんを見てたし。サービス基準が変わったのか、ひょっとすると突然の機材変更でビデオサービスを切り忘れただけかもしれませんね。


 1時間近く遅延して、ようやく中部国際空港のRWY36に着陸。これまた見慣れた国内線到着出口へと向かいます。途中、危うく「いつものように」乗り換え通路をくぐろうとしてしまいました(笑)

 危ない、アブナイ。今回はこちらへ向かわなきゃですね。セントレアには何度も来てるのに、トランジットではなく外に出るのは初めてです(爆)

 ターンテーブルで荷物をピックアップして、お外へ。そのまま名鉄駅の先で地上に降りて、向かった先は東横イン・中部国際空港2です。

 しょっちゅうお世話になっている東横インですが、こんなに大きなのは初めて見ました。1フロアだけで何部屋あるんだ?という規模。しかも、これがほぼ満室だそうです。その原因は、中国を初めとする外国人観光客。ロビーもものすごい人数でごった返してました・・・
 ちなみに、規模はデカいですが部屋はいつもの東横インと何ら変わりません。この安定感もさすがです。

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