ＪＡＬ修行（その５・後編）

(42)RAC871便　沖縄／那覇(OKA)(07:40)→久米島(UEO)(08:15)

(43)RAC876便　久米島(UEO)(08:40)→沖縄／那覇(OKA)(09:15)
以上２便の使用機材　ボンバルディアDHC-Q400CC（JA81RC)

　翌朝。曇りがちだけど体調は回復しました。
　というわけで、さっさと空港へ。ホテルではコンチネンタル・ブレックファーストのサービスもあるらしいですが、朝イチの便に乗るので利用できず。ネットの口コミではなかなか美味しいパンらしいですけどね。

　朝食を抜いてバスラウンジから久米島行きに搭乗します。使用機材はJA81RC、ＲＡＣが特注したQ400CC（Q400の貨物容量拡張型）の初号機ですね。

　今日も雲海の上のフライトでした。OKA=UEO線は晴れていると慶良間諸島の眺めを楽しめるんですけどね～残念。

　あっさりと25分のフライトで久米島空港に到着。そのまま真っ直ぐ空港ターミナルへ。

　石垣空港で見たような、インスタ用のモニュメント。そういえば久米島にもサバニ（沖縄伝統の漁船）のレースがあるらしいです。見たことないけど。

　最近できたっぽいカフェでの朝食にも心惹かれましたが、ちょいと企んでいることがあるのでパス。空腹を抱えて保安検査場へ向かいます。

　折り返し便の機材へ。
　回数修行の聖地だけに、見覚えのあるヒトが戻ってきても誰も何も言いません･･･(爆)

　那覇空港に戻ると、保安エリアを抜けて新しく拡張されたターミナルへ向かいます。ピーチや中華航空のカウンターを抜けて、その先にあるのは那覇のステーキ屋さん「８８」。
　那覇にはステーキショップがたくさんありますが、個人的に最もコスパと味のバランスが良いと思うのがこの「８８」。なので国際通りのお店はしょっちゅう行っています。今回、空港拡張に伴って空港店ができたというので、利用することにしました。

　朝からニューヨークステーキセットにビール！
　開店セールでお得に食べられましたよ。

ANA464便　沖縄／那覇(OKA)(12:10)→東京／羽田(HND)(14:35)
使用機材　ボーイング777-300（JA754A)

　ステーキを堪能したあとは、プレミアムクラスの空席待ちがてらラウンジでのんびり過ごしました。
　那覇のANAラウンジはとっても混雑が激しいのですが、今年の秋にリニューアル予定なんだとか。楽しみですね。
　結局、プレミアムクラスの空席は落ちてこなかったので、しぶしぶ普通席で帰ります･･･

　那覇空港RWY36から離陸。嘉手納の米軍訓練エリアの影響でしばらく西海岸に沿って低空を飛行します。
　機窓からは広大な嘉手納基地の滑走路が見えます。那覇空港よりも立派な3600mの滑走路を２本も持ってるんだから、三沢基地みたいに民間と共用できればいいのに。そしたら北谷から恩納村にかけての観光エリアへのアクセスも、沖縄第二の都市であるコザ（沖縄市）へのアクセスも１時間くらい短縮できると思うんですけどねー。

　読谷村の残波岬。こんなに近くを飛ぶのは初めてかも。

　プレミアムクラスへのアップグレードに失敗してガッカリしましたが、搭乗してみたら窓側横３列のうち真ん中は空席でした。なので、往路同様にとっても快適なフライト♪
　のんびり読書したりうたた寝したりしてるうちに、窓の外には御蔵島らしき島影が。

　そうそう、キャプテンアナウンスは女性でした。ANAで女性の機長がいるってのはひなまつりフライトのニュースか何かで聞いてたけど、実際に当たった(?)のは初めて。女性の声の方が聞き取りやすくていいですね。

　いつものように館山から外房を経由して木更津へ。海上自衛隊の下総航空基地が見えます。
　元ＡＮＡの機長だった内田基樹さんの作家デビュー作「パイロット・イン・コマンド」で燃料が切れかけたB747が成田に降りられなくなったとき、着陸先の候補に挙がったのがこの下総基地でしたっけ。調べてみたら、一応滑走路は2,250mと羽田のＢ滑走路(04/22)やＤ滑走路(05/23)とほぼ同じですから燃料満タンの離陸は無理でもガス欠状態なら着陸ができそうですね。さすがプロの書いた小説、こーゆーところは抜け目ないです。

　海ほたるが見えてきたら着陸はもうすぐ。体調がイマイチだったのが残念でしたが、そこそこ楽しめた沖縄修行でした♪