沖縄にて13(その2)

Point:レッドビーチ(沖縄本島・金武村)

2018年12月31日  気温18℃ 水温22℃ 透明度5~8m

 沖縄の冬にしてはめずらしく晴れ。気持ちの良い潜り納めとなりました♪北東の季節風が強いので、レッドビーチはそこそこの混雑。見知った顔もちらほら~な大晦日です。
 ビーチダイビングらしく、のんびりのんびりセッティングをして、いざいざと海へエントリー。

 1本目は沖へ。エア節約のためにひたすら水面を泳いでから、いきなり-25mへ。遠浅のレッドビーチにしてはとっても深い水深です。
 水底は泥。ちょっと動くだけでもうもうと泥が舞い上がって視界ゼロとなるくらいのシルトなところにお住まいなのが、こちらのタンザクハゼ(Oxymetopon compressus)さん。まあ、決してアイドル的では無いのですが、そこはそれ、レアなモノは一度は見ておきたいなーってな感じでして。
 それとね、こーゆーところにお住まいなだけあって、とっても臆病なのよ。そーっと近づいても、ストロボの光が届く距離になるとピュッと引っ込んじゃうくらいに。それを何とかマトモに撮れたときの達成感と言ったら~

 なお、ココにお住まいのタンザクハゼさんは大半がこの子(The タンザクハゼ)ですが、その中にはレアな子も混じっているそうでして。深場だし泥地だしでなかなか来られないトコではありますが、それでもまた来て探したいですね。この子にしても、ヒレの開いた写真を撮りたいし。

 ダテハゼさんの仲間ってみんな似たり寄ったりなのであまりリキが入らないんだけど、後の写真判定で「しまったー!初見だった!!」ってダイバーあるあるですよね。
 このニュウドウダテハゼさんも初見でした。分かっていれば、粘って尾ヒレまで撮ったのに~

 深場に行ったので、早めにエキジット。波打ち際には、お亡くなりになったモンガラカワハギさんが。まだ亡くなって間もないようで、とってもキレイな亡骸でした。

 たまたま一緒になったオーシャンブルーのI川さんが1本目でツノザヤウミウシを見つけたと教えてくれたので、2本目はソレ狙いで潜りました。
 だいたいこの辺、と教えてもらったエリアで大捜索開始。で、マクロアイで探していると、こんなちっちゃな(体長数ミリ)エビさんなんかを撮ったりして・・・(笑)

 あれこれ浮気もしましたが、無事にツノザヤウミウシさん(Thecacera picta)を発見できました♪
 ピカチュウことウデフリツノザヤウミウシさんの方がメジャーになっちゃってますが、この子もカワイイですね♪

 ツノザヤウミウシさんを探してる間に浮気してた子その1 カスリハゼさん。正確には腹びれの模様が弓なりになってるから「カスリハゼ属の一種(Mahidolia sp.)」ですね。泥地にお住まいな上、共生してるテッポウエビさんがブルドーザーのごとく泥を巻き上げるもんだから、こんなショボい写真になっちゃいましたが・・・(涙)

 我々がツノザヤウミウシに夢中になっている間、近くの岩場でうろうろしていたのがこちらのミヤコイシモチさん(Ostorhinchus ishigakiensis)たち。背びれの白いアクセントがかわいらしいです。

 これは珍しい!カスリハゼさん(別種の方かな?腹びれが写せなかったからわからない。)の黄色個体です。

 3本目はおとなしく鉄塔で遊びます。鉄塔下で群れていたのはクロリボンスズメダイ(Neopomacentrus cyanomos)さん。動きが早くて撮るのは大変だったけど、美しいですねー☆

 読谷村にあるあっさり系の沖縄そば屋「番所亭(←ばんじゅていと読みます。)」で年越しそばをいただきました。ここで年越しそばをいただくのも何回目だろ?

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