沖縄にて7(その3)


 翌朝もとってもよい天気☆

 この日のダイビングは午後から。午前中はコミュニティバスでお出かけしました。

 向かった先は、JAの直売所「ゆんた市場」。

 ここ数年、夏休みで沖縄に行くたびにマンゴーを実家などへ送っているのですが、今年も親に大量の買い付け(笑)を頼まれていました。お値段は大きめサイズ5玉で1箱\4,000ほど。これに送料がかかりますが、それでも内地より随分お得だと思います。

マンゴーの発送を終えてから、のんびりとウインドウショッピング♪
 地元の住民向けに野菜や肉、総菜なども扱っていて食品スーパーも兼ねているのですが、冬瓜やへちまなど沖縄野菜もけっこうあって内地のヒトには目新しいです。豚足(テビチ)などは「前足」「後ろ足」と分けて売られていました。

 お外に出ると墓石まで売られていました!沖縄のお墓は内地のよりずいぶん立派。それでも200万円ちょっとって安いのかなぁ?

 帰りのバスまで時間がずいぶんあったので、ホテルまでのんびり散歩することにしました。気温は30℃オーバーですが、風がそこそこ吹いていたのでそれほど暑さは感じません。サトウキビ畑の1本道をのんびり散歩するっていうのも沖縄らしいひとときです。

Point:真栄田岬(ビーチ)

2017年07月25日  気温32℃ 水温28℃ 透明度20m

 午後からは海へ。向かった先は青の洞窟と長~い階段で知られる真栄田岬です。
 観光シーズン真っ盛りの真栄田岬は今日も大混雑。でも中国語が賑やかなシュノーケル客がわんさかと溢れかえってまして、我々ダイバーは少数派です。
 駐車場にクルマを止めてセッティング。重いタンク(満タンで16kgほど。)を背負ってえっちらおっちらと階段(全部で65段だそうです。)を降りて海へ。ちなみに今日はこの階段を3往復(390段!)します・・・

 エントリーすると水面から10mくらいまではかなり白っぽいですが、中層から下は20mオーバーの青い水。けっこう良い感じ♪
 まずは-20mくらいのところにお住まいのアカメハゼさんにご挨拶。

 西のドロップオフを落ちて行くと、深場のヌシとも言うべきスミレナガハナダイさんがいらっしゃいました♪
 スミレさんが好みそうなドロップオフなのですが、なぜか真栄田岬は数が少ないんですよね・・・

 ドロップオフの中層にはナミスズメダイさんが産卵の真っ最中。ムチカラマツに産み付けた卵を一所懸命守ってました。

 真栄田岬の浅場はサンゴがもりもりと育ってます。ハナヤサイサンゴの隙間を覗くとテングカワハギの赤ちゃん(2cmくらい。)がつんつんとサンゴをつついてます。

 浅場のサンゴはスズメダイの幼稚園状態。オトナになるとかわいげのないナミスズメダイさんも、赤ちゃんのうちはカワイイですねー。

 2本目はツバメの根の深場へ。ここはレアなハゼさんのオンパレードです。まずはホタテツノハゼさん。サービス満点に臀ビレまで全開にしてくれました♪

 今回最大のヒット!というべき子がこちら。ヒメオニオコゼさん。しかもペアでのこのことお散歩デートの真っ最中でした♪

 胸鰭の美しい模様もこのとおり。サービス満点な子でした。

 深場でやや遊びすぎたので、浅場に戻ってお仕置きタイム。
 夏によく見かけるミゾレウミウシさんのペア。エッチをお邪魔しちゃったみたいです・・・ごめんね。

 ふわふわのサンゴでくつろいでいたヒトスジギンポくん。

 ヤッコの仲間はみんなシャイで困りますが、こちらのナメラヤッコさんは「食べるの優先」で撮らせてくれました。

 こちらも弱っ作が多いフタイロカエルウオさん。穴から顔だけ出していることが多くなかなか全身は撮らせてくれません。貴重な1枚♪

 2本目のエキジット間際にガイドさんが教えてくれたモンハナシャコさん。フツーは岩穴に隠れて顔だけ出してるのですが、思いっきり全身丸出し。しかも20cmオーバーの巨大サイズでした☆

 3本目は夕方5時前エントリーというセミサンセット。さすがにこの時間になるとシュノーケル客も少なくなってきて青の洞窟も空いてそう・・・というわけで行ってきました。

 日中は体験ダイバーで大混雑するココも、さすがにこの時間はガラガラ。水面はシュノーケラーがちらほらいましたけど、水中はほぼ占拠できました。
 夕方の弱い光とミナミハタンポさんの群れが何とも良い感じです♪

 せっかくなのでもう1枚♪

 洞窟を出て、正面のガレ場へと向かいます。水中に差し込む夕陽が何ともキレイです~☆

 -20m前後のガレ場は夕方の薄暗い神秘的な雰囲気。ジュズダマイソギンチャクにお住まいのクマノミさんご一家もそろそろおねむな感じです。

 夫婦ラブラブなハタタテハゼさん。沖縄ではネコまたぎな普通種ですが、紅白のグラデーションはとってもキレイです。

 エントリー口近くのテーブルサンゴはネッタイスズメダイさんの幼稚園でした。でも、よーく見るとサンゴの隙間にはヤリカタギさんの赤ちゃんも紛れてました。

 エントリー口に向かう段落ちあたりはロクセンスズメダイさんやオヤビッチャさんがものすごい群れになっているのですが、段落ちの岩の一部がピンク色になってます。

 よーく見ると鮮やかなサーモンピンクの卵がビッシリ産み付けられてました。

This entry was posted in ダイビングPhoto, 旅行<沖縄>. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)