沖縄にて7(その2)

 さて、翌朝。お外はとってもよい天気です♪
 朝食後、さっそく海へと向かいます。

Point:石切(名護),ゴリラチョップ

2017年07月24日  気温34℃ 水温28℃ 透明度20m

 夏の沖縄にしては珍しく風が北風だったので、北部ビーチに向かいました。北風に強い北部ビーチは冬場によく潜るポイントなので、夏に行くのはなんかフシギな感じがします・・・
 まず潜ったのは石切。その名のとおり、採石場脇の道路からエントリーするという沖縄らしいワイルドなポイントです。

 1本目は正面へ。だらだらと続くゴロタ混じりの砂泥地を沖に泳いでいくと、-20mくらいのところに素晴らしいケラマハナダイさんのハーレムがあります。

 さらに沖に行くと-25mくらいのところに大きなサンゴの根が。冬にはとんでもない数のアカヒメジさんたちが群れていたのですが、今はこぢんまりとしています。

 そのさらに沖の砂地に空き瓶が点在していたのでナカモトくんがいないかな~とチェックしてみたのですが、すべてお留守。残念・・・

 アカヒメジの根に戻ると、ガイドさんが手招きしてました。その指さしたトコにいたのは、純白のハダカハオコゼさん。寝不足のようで大あくびを繰り返してました~

 のんびりと岸へ戻る途中、トウアカクマノミさんのお家がありました。激しい気性で知られるトウアカクマノミさんですが、ここの家族は皆さん大人しめ。のんびりと撮影できました。

 2本目は東の砂地へ向かいます。途中の大きな岩のところで群れていたのはムレハタタテダイさんたち。涼しげな光景です☆

 その脇に群生してるのはチンアナゴさんたち。-12mくらいと浅いのでのんびり撮れます♪

 -14mくらいの砂地には人気者のハゼさんたちがたくさんお住まいです。まずはヤシャハゼさんに・・・

 ヒレナガネジリンボウさんはペアでした。男の子と女の子で第一背びれの形が違うのね。

 砂地でクネクネと踊ってたのはホシテンスさんの子供。動きが結構激しいので撮りづらいです・・・

 カクレクマノミさんのお家には、なぜかテンジクダイさんの子供たちも居ついてました。

 砂地をバフバフと移動してたのは、めっちゃ大きなチギレフシエラガイさん。手のひらサイズでした。

 砂地のジュズダマイソギンチャクにはクマノミさんやミツボシクロスズメダイさんの赤ちゃんがいっぱい☆

 岸辺の岩場にお住まいだったのはハナヒゲウツボさん。ブルーの身体がとっても綺麗なハナヒゲウツボさんですが、初見だったのでとっても嬉しかったです♪

 2本潜ってからゴリラチョップへ移動してお昼ご飯。
 ここは最近綺麗に整備されて、更衣室やシャワー室などもできました。冬にはダイバーが集結するゴリチョですが、今は夏休みの真っ最中。ダイバーはほとんどおらず、フツーの海水浴場と化してました・・・

 さて、この日ラストの3本目。浅場の珊瑚礁エリアは海水浴客やシュノーケラーで溢れてます。水深ヒトケタのエリアは見事な枝珊瑚の森林なのですが、今の時期はスズメダイさんの幼魚さんがたくさん居ついてます。

 沖の広々とした砂地の向こうにちょっと大きめのパッチリーフ通称「癒やしの根」があります。キンメモドキさんやスカシテンジクダイさんがごっちゃりと群れているのですが、その群れをよく見るとハナゴイさんやウメイロモドキさんの子供も交じっていてなかなか面白いです。

 のんびり癒やしの根で癒やされていると、突如カスミアジさんの群れに襲撃されました!ぐるんぐるんと周回してはスカテンの群れにアタックする光景はなんとも迫力があります。

 癒やしの根からの帰り道。
 砂地にはなにやら怪しげな塊が移動してました。

 タタリ神に取り憑かれた乙事主を彷彿させるこの塊、正体はミナミゴンズイさんの子供たちの群れ。いやー見た目も動きもホントにタタリ神そのものでしたよ~☆

 砂地をよーく見ると、黒い点々がポツポツ落ちてます。写真で撮ってもよく分かりませんが、クロボウズさん、オオクロボウズさん、ヒョウモンツバメガイさんのどれかってことで。

 エキジット間際に見かけた子。イカさんの仲間はよく分かりません。コウイカの一種ってことで。

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