沖縄にて6(その1)

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今年の年末年始は確実に当直を入れられちゃうな~と半ば諦めていた10月末。ところがどっこい、フタを開けてみると年末年始の当直割り当てにワタシの名前は皆無。割り当て発表日の帰りの電車の中で、大あわてで沖縄行きの航空券&宿の手配を始めた次第でございます。(←なお、時節柄3万円近くする有償航空券という選択肢はハナから除外です!)
 そうは言っても、例年、年末年始の特典航空券は激戦で受け付け開始の数分後にはぺんぺん草も生えていない状況。3日遅れで参戦したワタシに残されていたのは12月26日の最終便(那覇22:45着)と元旦の始発便(那覇08:05発)だけでした。これでも残っていただけ奇跡!といった感じです。
 この時点で離島行きという選択肢は消滅。この便じゃ離島便との乗り継ぎは不可能だし、那覇泊での乗り継ぎじゃ潜る日数を2日も無駄にしちゃいますからね。そんなワケで夏休み&シルバーウィークに引き続き、行き先は沖縄本島に決定。読谷村付近のお宿を探してみると、夏に泊まって気に入ったローヤルホテルとシルバーウィークに泊まったモリマーリゾートはどちらも満室御礼。奇跡的に残っていたのが「海の邦 TOYA」でした。

 さてさて、そして出発当日の26日。予約便だと読谷村到着が真夜中になってしまうので、コレは何とか避けたい!と朝2時半起きで高速バスに揺られて羽田到着が5時半。さっそくカウンターで空席が無いか尋ねてみると、6:40の便に窓側席の空席があるとのこと。すかさず変更をお願い(←自由自在に変更できるのが、特典航空券の良いところです♪)して荷物を預け、そのままラウンジでカフェラテ片手にしばし休息。早く来た甲斐がありました~☆

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 さてさて、搭乗時刻が近づいたので搭乗口へ。ゲート前にはVIP会員らしき方が今や遅しと待ちかまえてました・・・なんだかなぁ~

ANA993便 東京/羽田(HND)(06:40)→沖縄/那覇(OKA)(09:30)
使用機材 ボーイング777-200(JA743A)

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 ヒコーキは23分遅れてゲートを離れ、D滑走路のRWY23から離陸。富士山を眺めてから太平洋上を一路那覇へと向かいます。機長のアナウンスでは、上空の偏西風がかなり強いらしく遅れの回復は難しいとのこと。冬ですからね~

 まあ、ワタシは思いっきり早い便への変更ができて時間の余裕はありまくりなので、慌てず騒がずゆったりと「きたじま」謹製のメンチカツサンドをいただきます。タマネギたっぷりでとっても美味しいんですよね~

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 11月のアタマからずっと風邪に悩まされていたワタシは未だにやや体調不良気味。寝不足も相まって機内ではひたすら爆睡・・・
 目が覚めると、眼下には30日に潜る予定の水納島が見えてました。ホントにクロワッサンみたいなカタチですね~

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 機長さんは相当頑張ってくれたらしく、那覇空港には14分遅れを回復して9分遅れでの到着。

 荷物を受け取ってから、ゆいレールで旭橋にある那覇バスターミナルへ。そこからバスに70分ほど揺られ、お宿のある都屋に着いたのは正午過ぎでした。

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 バス停から漁港へ向かう道をひたすら下っていくと、突き当たりにこんな看板が。ここから先は細い路地になっているのですが、この看板のおかげで迷わずに行けました。宿までは・・・ね。

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 さて、お宿に着いたのですが・・・目につくのは、どう見ても普通の民家のドア。入り口はドコ?

 正解は、「民家のドア」の先にありました。ちょっと分かりづらいなぁ~

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 お宿の本館。食堂の外にもウッドデッキがあって、季節が良ければ外での朝食も気持ちよさそうです。冬じゃちょっと寒いけどね。

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 本館のお部屋はこんな感じ。少々古めかしい印象も受けますが、Wifi(「じゃらん」などには有線LANしか無いように書かれてますが、ワタシの宿泊した部屋ではちゃんと使えました。)やウォシュレットも完備されてるしダイビング機材を干すのに十分なベランダ(しかも浴槽付き!女性は水着で入らないと「見えちゃいそう」ですが。)もあって不足はありません。強いて挙げれば、居室が若干狭くて荷物を広げるのに苦労したってくらいかしら。

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 このお宿の特筆すべきは、見事な庭。ハンモックもあって、季節が良ければ潮騒を子守歌代わりに昼寝もできますね。

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 さっそくハンモックにゴロリ~
 あ、キタナイ足でスミマセン・・・

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 庭の隅っこにはこんな看板が。海に降りていく階段もありますね。

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 階段の先には、こんなプライベートビーチが。夏ならココで海水浴もできそう。

 さてさて、思いのほか早く宿に着けちゃったので、カメラの充電を済ませてから早速1本潜りに行くことにしました。

Point:砂辺No.1

2015年12月26日  気温20℃ 水温24℃ 透明度15~20m

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 向かった先は砂辺。
 嘉手納の米軍基地に近いせいか、ハダカで泳いでる外人さんもちらほら~
 それに触発されたワケじゃありませんが、お試しでウェットスーツで潜ることにしました。上がった後は若干寒いですが、水中はまったく寒くなかったですよ。さすが沖縄!

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 エントリーすると、まず出迎えてくれたのはヘコアユさんの群れ。さっそくワイドでパチリ。

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 夏には「クラウンアネモネフィッシュ」じゃないか?という疑惑もあったカクレクマノミさん夫婦。ちっちゃな子供も産まれたようで、めっちゃ警戒されました。

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 途中のイソギンチャクに付いていたニセアカホシカクレエビさん。

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 ガラスハゼさんのペア。
 時折、身体を震わしていたので産卵中だったのかしら?

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 そこらじゅうにいたヒメダテハゼさん。
 夕方で暗いせいか、テッポウエビさんも出まくりでした。

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 紫色のソフトコーラル(かしら?)にも、たくさんのニセアカホシカクレエビさんがお住まい。めっちゃフォトジェニックです!

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 でっかいソフトコーラルの玉座に鎮座してる姿が面白かったのでパチリ。カサゴ・・・で良いのかしら?

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 クラカオスズメダイの赤ちゃん。縞模様が出てくる前の子はとっても綺麗です。

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 エントリ口まで戻ると、タイワンカマスさんが十数匹ほど群れてました。あんまり寄らせてくれなかったけどね。

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