JR東日本&NTTドコモの共通点

 ここんとこ,立て続けにビッグデータ売買に乗り出したJR東日本とNTTドコモ。
 どちらも気味悪いんでストップの申し込みをしたんだけど,これがどちらもひどく面倒くさい。
 まずJR東日本。
 こちらは決まったメールアドレス宛てにSuica番号をメールで通知してストップの意思を伝えないといけない。Suicaを利用したサービス(Suicaポイントクラブとか。)は専用サイトを設けているんだし,ビッグデータ除外申込みの希望者もそれなりにいるんだから専用サイトを設けて「嫌ならここに番号を記入してね。」ってやればスムーズなのに・・・
 もっと酷いのがNTTドコモ。
 こっちはネットでの受付は一切無し。ケータイから「151」に電話して,なおかつオペレーターにつないでもらわないと申し込みができない!受け受け時間もオペレーターが対応する夜8時まで。
 いろんなケータイ関連の手続は大半がネット上でできるようになってるのに,なぜこの申し込みはわざわざオペレーター対応にしてるんでしょう?
 どっちもわざとキャンセルのハードルを上げて「できるだけ拒否件数を減らそう。」としてるんでしょうね。意図ミエミエで嫌らしい。そもそも個人情報「すれすれ」のものを勝手に売りに出すなんて失礼極まりない話だし,どうしてもやりたければ「OKしたヒトのみ。」にすべきだと思う。それを「OKしました。」をデフォルトにして「嫌なら手続してね。」なんて酷すぎる。しかも利用者への周知は新聞記事(特にNTTドコモについては経済欄のホントちっちゃなベタ記事だけでした。危うく見過ごすとこだった。)なんて。
 今回の件で
   ・Suica→Pasmo
   ・ドコモ→au
に変えてやろーかとホンキで思ったけど・・・
 でもね。auやPasmoも同じようなことしないという保証はないし,果たしてauとかPasmo事業者がこれをやろうとしたら記事になったかしら?デカイところがやらかそうとしたからこそ今回ギリギリのタイミングで「拒絶」できたんだとすると,やっぱ「寄らば大樹」な気もするなぁ。
 そして,散々騒ぎになった挙げ句JR東日本のビッグデータ販売は中止になったとか。この辺の判断は素直に褒めたいと思う。
 さて,NTTドコモさんはどうします?

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