何をいまさら…?

いつものようにYahoo! ニュースをチェックしてたら,こんな記事を見つけました。

猛毒ダコ 関東で相次ぎ発見
 かまれると死に至る恐れのある「猛毒ダコ」が、神奈川、千葉両県などで相次いで見つかっている。主な生息地は九州以南。海面水温が上昇した影響で、生息域が北に広がってきた可能性がある。海のレジャーが本格化するのを前に、沿岸部の自治体は「見つけても絶対に触らないで」と呼びかけている。
 このタコは、強い毒性を持つヒョウモンダコ(マダコ科)。水産無脊椎(むせきつい)動物研究所(東京都中央区)などによると、体長は大きくても15センチ程度。ふだんは褐色で地味だが、攻撃を受けると鮮やかな黄色になり、蛍光ブルーのヒョウ柄が全身に浮かび上がる。唾液(だえき)に、フグと同じ猛毒のテトロドトキシンを持つ。この毒の致死量は1~2ミリグラムとも言われる。

 主に日本から豪州にかけての亜熱帯地域の岩礁に生息するが、近年は関東でもよく見つかっている。
(朝日新聞デジタルからの引用だそうです。)

画像

ここで紹介されてる「ヒョウモンダコ」さんってのがこの子(↑)。
 「近年は関東でもよく見つかっている。」って書かれてるとおり,葉山でも普通種らしいです。「らしい」ってのは,ワタシが初めて見たのは今年の1月だったから。でも,「えー,いままで見たこと無かったの?」と驚かれたくらいなので,普通種なのは間違いないでしょうね。

 というわけでこの記事はダイバーにとっては「今さら」感をすごく感じるお話。
 でも,猛毒を持っているのは事実なので普段あまり磯遊びをしない方々,特に親子連れなどは気を付けた方がいいかも。すごく臆病な子なので自分から噛みついてくることはないでしょうけど,子供が何も知らずに素手で掴んじゃったりしたらガブリとヤラレる可能性はありますからね~

(上の写真:2013/01/12 葉山,芝崎にて。)

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