最高の明早戦！！

速報記事のとおり，久しぶりに関東大学ラグビー対抗戦の最終戦となる明早戦（←世間一般では「早明戦」だけど，明大生＆OBは「明早戦」といいます♪）を見に行ってきました。

　速報記事にも書いたとおり，見に行くのを決めたのは当日の朝10時前。いくら人気が低迷気味とはいえ，さすがに当日券は早朝から並ばないと手に入らないんじゃないかな～と思いながらチケットぴあのサイトを覗いてみると…

まだ，あるみたい…
　コレを見てさっそくチケットぴあと提携しているセブンイレブンに急行してみたのですが…

早明戦は表示されず
　おっかしいなぁ～とスマホでぴあのサイトを再度覗いてみると，

アクセスが集中しており表示できません。
なるほどね。

　正直，この時点でいったん完全に諦めました。
　でも，関東大学ラグビーのサイトを見てみるとチケットぴあのほかにローソンチケットでも取り扱いをしてるみたいだったのでダメもとで車を飛ばして最寄りの（といっても数キロ離れてるんだけど）ローソンで検索してみたところ…

見事GET！！
　というわけで，急遽国立競技場に向かうことになったわけです。
　湘南新宿ラインと中央緩行線を乗り継いで信濃町駅についたのはキックオフの30分前。でもね，その時間でもちゃーんと当日券の販売はしてました。結果的には頑張らなくても良かったみたいね。

明大側のスタンドはこのように大盛況なのですが…

早稲田側のスタンドはこのように閑古鳥。真正面のA席やS席も5割くらいの入りでした。ワタシが現役の頃は明早戦のチケットがプラチナチケットでC席ですら友人のツテでようやくgetしていたものですが…なんか，寂しいなぁ。

さて，キックオフ。
　前半は完全に明大ペースでしたね。あっという間に2T2Gを先取。早稲田は苦し紛れのPTを上げるのがやっとでした。

　でも，それで終わらないのが早稲田。明治の隙をついて1T1Gを上げるとエンジンがかかってきたのか早稲田の猛攻開始。「ヨコの早稲田」と言われる素早いBKのパスワークに加え，スクラムやモールでも明治のFWを圧倒。なんか，いや～な感じで前半を終了しました。

グラウンドでは双方の大学チアリーディング部の演技が披露されてますが，ワタシはスマホのワンセグで中継をチェック。案の定，早稲田の監督のインタビューでは「FWでも明治を圧倒していましたよね。」なんてインタビュアーはフキツな質問をぶつけてました。うーん，ヤな予感。

そうこうしている間に後半のキックオフ。
　ヤな予感が的中するように，早稲田は凄まじい猛攻をしかけてきて気付くと3T2Gを奪われちゃいました。後半20分の時点で差は13点。

　ここで，ようやく「重戦車」と言われたFWに火がついたみたい。早稲田のFWに負けていたそれまでが嘘のように，後半の最後の15分はホントに明治らしいラグビーを見せてくれました。
　まずは，早稲田陣22mライン付近でのスクラム戦。明大側のスタンドが

「押せ～！！」
と凄まじい声援を送る中，早稲田は立て続けに３回のcollapsingを繰り返しついに明早戦恒例の「認定トライ」でまずは1T1G。
　そして，圧巻だったのはロスタイム。早稲田ゴール前でBKで左右に揺さぶりながらFWによるモール押し込みの繰り返し。当然，

「押し込め～！」「潰せ～！！」
と明大側スタンドは総立ち状態。そして，若干Knock onのきらいはあったものの(苦笑)，注文通りFWが押し込んで1点差。その後のゴールも決めて1点差での逆転勝利！いやぁ，スタンドのStanding ovationは凄かったですねー！

劇的な逆転勝利で狂喜乱舞する選手とスタンド。
　その後，まことに気持ちよい校歌の大合唱が国立競技場に響き渡り，師走最初の週末は幕を閉じたのでした。