Earth Day Tokyo Tower Charity Candle Live

昨日は東日本大震災からちょうど3か月。
 そんなわけで,あちこちで記念イベントが行われていたようですが,その中のひとつ,東京タワーで毎月11日に行われているチャリティ・キャンドル・ライブに行ってきました。

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実は,東京タワーに行くのはこれが初めて。東京出身で,東京に20年以上も住んでいたのになぜか,いや,それだからこそ,縁がありませんでした。えてして「いつでも行ける」と思うと,却って行かなくなっちゃうものみたいですね。

 東京タワーへは都営地下鉄大江戸線の赤羽橋駅や三田線の御成門駅が最寄り。でも,北関東在住のワタシは経費節減のためJRの「ホリデー・パス」を利用していたため(これだと往復\2,300で済むもんね。)浜松町駅から歩いていきました。これでも徒歩15分くらいです。

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到着したのは夕方の6時前。
 会場は,東京タワーのエントランス前広場…となっていたのですが,早いところが「車寄せ」のような場所です。何ともお手軽な…
 会場(?)準備の中,本日出演の”Dachambo”がリハーサル演奏を始めました。
 ワタシはまったく知らないバンドなのですが,ちらほらと人が集まり始めたところを見ると,そこそこ有名どころなのかしらん?

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それにしても,なんで東京タワーで震災チャリティライブをやるのかな~と思ったら,こんな看板が。
 なるほど,元々大船渡市と縁があるんですね。
 スタートが18:45かららしいので,まずは東京タワー内のマクドナルドで腹ごしらえをすることにしました。

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会場に戻ると,ようやくライブがスタート。総合司会の末吉里花さんが今回のイベントについて簡単にプレゼンして,いよいよライブスタートです。

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まずは,菅野朝子さんと上田麻衣子さんによるバイオリンとピアノのセッション。
 曲目は「民謡・唱歌 日本の音世界メドレー ~ 震災に寄せて ~」「アベ・マリア(シューベルト)」「Dolores Nocturne」「となりのトトロ」「となりのトトロ」「Salut d’amour(エルガーの超有名曲。でも,邦題をそのまま書くのは照れるので敢えて仏語で。)」「Libertango(ピアソラの著名曲。ヨーヨーマの演奏が有名かな。)」といったところ。上田麻衣子さんの自作曲である”Dolores Nocturne”を除けばなじみのある曲目ばかり(冒頭のメドレーも上田さんの編曲らしいですけど。)なので,素直に楽しめましたね。そのDolores Nocturneは,デジタルピアノを使用しているのを逆手にとって,パイプオルガンの音色に切り替えての演奏。なかなか圧巻でした。
 曲の合間にはSpecial Navigatorの森雄一さん(FM-FUJIのDJ)とのトークもあったのですが,笑えたのは「屋外での演奏はいかがですか?」との質問に菅野さんの「なんか,スースーしてますね。」という答えが返ってきたこと。これ,すごく分かりやすい感想ですよね。ホールとかと違って音の反響がないので,(マイクとアンプにより増幅されていることを別にしても)普段聴くバイオリンの音色とかなり違って聞こえました。やっぱり,バイオリンは室内楽の楽器なんだなぁと思いました。

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クラシック(?)に続いては,始まる前にリハーサルをしていた”Dachambo”のライブ。登場したとたん,それまで地べたに座って聴いていたギャラリーが総立ちになり,周りで遠巻きにギャラリーしていた観客が一斉に大集合して踊り出しました。結構人気あるのね。ワタシには最後まで正体不明(笑)のバンドであり,曲でしたが…

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2曲ほど演奏して,ライブは無事(?)終了。
 帰り道,増上寺の境内から東京タワーを振り返ると,白くライトアップされてました。東京タワーのHPによると,「哀悼の光 ダイヤモンドヴェール」というテーマだそうで,通常のライトアップよりはかなり節電しているとのこと。
 震災当日,漆黒の闇に閉ざされた街を眺めながら実家へ車を走らせたことを思いだし,節電と言われながらもこのようなライトアップを見ることができる幸せをしみじみ感じました。

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