久米島にて5(その3)

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翌朝。天気予報ではいやーな感じの予報。明日を中心に,猛烈な寒気が日本列島を襲うらしく,東北や北陸はすでに大雪。沖縄周辺も明日に向けて海は大シケとなる予報でした。
朝はご覧のとおりまだ落ち着いていますが,午後はどうなるか分かりません。というわけで,普段より30分ほど早めに海へと出発したのでした。

Point:トリノクチ,トンバラ,親子岩

2010年12月30日  気温18℃ 水温22~23℃ 透明度15~20m

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1本目はトンバラの様子を見ようと手前のトリノクチで潜ることにしました。ちなみにこの日の午前中の客はワタシ一人。何ともゼイタクなダイビングです♪

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嵐の前の静けさというわけじゃないでしょうが,海の中もまだ静か。ただ日が出ていないため少々暗かったです。でも,玖美ブルーは健在☆

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サンゴの間を元気に泳ぎ回るルリホシスズメダイさん。

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前回会ったときには青かぶりの失敗写真になっちゃったので,しっかりと撮り直しておきましょう。

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ガイドさんがキスジカンテンウミウシを見つけてくれました。

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トリノクチはクレバスや洞窟など地形を楽しめるポイント。暗がりにはウケグチイットウダイさんがちらほらと漂っています。

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水面を見上げるとこんな感じ。晴れていれば光が差し込んでもっとキレイなんだけどね…

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何とか午前中なら行けそう!というわけで,ハンマーヘッドシャーク狙いで2本目はトンバラに行ってみることにしました。

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エントリーしてみると,潮がけっこう流れてました。水底近くにはなぜかいつもサザナミヤッコさんがいるんですよね。

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周りにはあちこちにグルクン(正式和名はタカサゴ)の群れが。そしてそれを狙ってイソマグロさんがあちこちにいました。メートルオーバーの大きさがあるイソマグロがブンブンと飛び回っている姿はホントにカッコイイ!
そして,潮流にのってチラリとハンマーヘッドシャーク(アカシュモクザメ)も姿を見せたのですが,カメラを構える前にクルリと逃げていってしまいました…残念!

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お昼ご飯を挟んで,午後からはショップツアーのご一行様が合流。ポイントは親子岩です。
船はにぎやかになりましたが,チーム分けの都合上ワタシは引き続きマンツーマンでのダイビング。のんびり写真を撮れそうです。
エントリー早々にフウライチョウチョウウオさんが登場。

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セジロクマノミさんがお住まいのイソギンチャクにはナデシコカクレエビさんが付いていました。

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マクロレンズ3枚重ねでもう1枚♪

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周りが暗いせいか,アオギハゼさん達は岩穴の手前まで出てきてくれていました。

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砂を巻き上げないように注意しながら,そーっとアップで撮ってみましょう。
もうちょっとヒレを広げて欲しかったな…

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水底には枝サンゴにちっちゃなスズメダイさんたちがたーくさん。お日様が出ていればとっても絵になる光景ですね…

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そのうちの1匹をアップで撮るとこんな具合です。デバスズメダイさんかな…と思ったら,よく見ると胸鰭の付け根が黒いです。ということはデバじゃなくてアオバスズメダイさんってことですね。
さて,明日は大晦日。天気予報ではとんでもない寒気が入って来るみたいだけどどうなることやら…

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