久米島にて3(その1)

悪夢のような2009年も,ようやくゴールが見えてきました。
最後ぐらいはゆったり楽しく過ごしたい~!

というわけで年越しの場に選んだのは,もはや「我が家同然」の雰囲気が漂いだしている久米島。ほのぼのした田舎臭さと観光地らしい便利さとを兼ね備えているのが気に入っていて,ここんとこ長期休暇の度に通ってます。
唯一かつ最大の欠点は,東京から遠すぎること。
出発日の起床時刻は…午前1時50分!
眠い目をこすりつつ準備をし,高速バスで羽田空港に向かいました。


羽田空港空港に到着したのは6時半前。
年末の帰省ラッシュによる渋滞を警戒してちょっと早めのバスを選んだのですが,
道路は空いていて定刻どおりでした。
保安検査場には若干の列が出来ていましたが,☆G専用通路はガラガラ。スムーズに
北ピアのANAラウンジに向かいます。


ラウンジいつも空いていてお気に入りの北ピアANAラウンジは今日もガラガラ。7時を
過ぎたくらいから人が増えてきましたが,満席にはほど遠い感じでした。
のんびりと万カツサンドと挽きたてコーヒー(ここのコーヒーは煎れるたびに
その分の豆を挽いてくれるのでとっても美味しいんです。)で朝食。

ANA121便 東京(HND)07:55→沖縄/那覇(OKA)10:40

使用機材 ボーイング747-400


搭乗口そろそろ搭乗が始まるかな~と搭乗口へ行くと,ちょうど事前搭乗が始まったところでした。
待つこと5分で☆Gの優先搭乗が始まったので,窓際席のワタシはありがたく特権を行使してアッパー
デッキの指定席へと向かいます。
B747-400の2階席後部はオーバーヘッドコンパートメントが無い代わりに窓際にバゲージボックスが
付いていて,これが非常に便利なんです。窓際席なら,着席したまま収納したバッグの出し入れが
できますからね。ただ,容量が小さいので早い者勝ちですけど。
帰省ラッシュだけあって満席に近い状態となりましたが,定刻前にドアクローズ。
RWY16Rから那覇へ向けて離陸しました。

富士山上空離陸して10分ほどで,窓の向こうに富士山が見えてきました。
実は,これを見たいために進行方向右側の席をアサインしたようなものなんです。
冬の雪化粧をした富士山はやっぱりキレイですね~♪

浜名湖上空やがて,浜名湖が見えてきました。その向こうに見えるのは渥美半島と三河湾ですね。
普通,沖縄便は大島上空から奄美大島までひたすら太平洋沖合を直線で進むので,窓の外は海と空だけなのですが,今日はなぜか大島上空から浜松,潮岬,足摺岬と本州の端っこを進むルートだったのでとっても景色を楽しめました。

沖縄本島上空宮崎上空を通過すると,あとは奄美大島まで当分海の上。
うとうとと居眠りしているうちに,気が付くと大浦湾と名護湾が見えてきました。
やがて,ぐるっと沖縄本島の南端を回り込んで那覇空港のRWY18に無事着陸。

JTA211便 沖縄/那覇(OKA)12:30→久米島(UEO)13:05

使用機材 ボーイング737-400


搭乗口さて,ここからJTA便に乗り継ぐため,いったん荷物を引き取ります。1階のバゲージクレイムで
荷物を受け取り,3階のJALカウンターへ。
帰省ラッシュといっても,「待ち受ける側」の那覇空港出発カウンターはガラガラ。さっさと
X線チェックを受け受託手荷物カウンターに行くと…

「お客様,チェックインはなさいましたか?」

……あの~Webチケットレスなんですけど,チェックインがいるんですか?
ANAのチケットレスに慣れきっていたワタシ。JALではWebチケットレスでもチェックインが必要らしいです(来年中には不要になるとのこと。)。あわてて,カウンターでケータイを取り出してWebチェックイン。うーん,めんどくさい!!

ようやく手荷物を預けると,さらに係員が余計な一言。

「手荷物は20kgまで無料となっております。今回は9kg分サービスさせていただきますが,お帰りの便では超過手荷物手数料をいただくかも知れませんのでご了承ください。」

そーいや,去年の年末にRAC便を使ったら見事に超過料金\2,000ナリを徴収されたなぁ。
ちょっと冷や汗をかきました。

さて,久米島行きのJTA211便は定刻より20分遅れて那覇空港RWY18を離陸。
ボンバルくんなら機窓から慶良間諸島の景色を楽しめるのですが,ジェット機だと雲の上を飛ぶので曇り空の時は何にも見えません。
定刻より20分以上遅れて午後1時半頃に久米島空港RWY21に着陸しました。

今回はお店のスタッフが総出らしくお迎えはナシ。仕方なくタクシーでホテルへ向かい,大急ぎで準備をして海へと繰り出します。

Point:トンバラ
2009年12月29日  天候:晴,気温:19℃,水温:23℃,透明度:20~25m

トンバラ

4か月ぶりのダイビング。それに年末の繁忙期直後にアタフタと出発となれば当然トラブルはつきものでして…

  トラブルその1 「フィンを忘れた」
  トラブルその2 「肩のバルブが緩んで浮力調整ができなかった」
  トラブルその3 「酔い止めを飲み忘れた」

それぞれのトラブルそのものは優しく力強いスタッフにフォローしてもらいましたが(ホントに助かりました。大感謝!m(_ _)m ),3連続となるとそれなりに心理的負担は大きいもの。しかも,寝不足&移動疲れが重なるとどうなるか…
後で,思い知る羽目になります。

ナンヨウハギ

それはともかく,気を取り直してサメ探しに出発!
まずは,ブルーのボディがひときわ目立っていたナンヨウハギさん。

サザナミヤッコ

こちらはサザナミヤッコさん。
八丈島でもよく見かける子です。
ブルーの縁取りがとってもキレイですね。

ぱちぱちと写真を撮っているうちにようやく落ち着いてきて,水深20m付近でサメ待ち。
残念ながらハンマーヘッドは現れず,引き返そうとしたら…

  でた~!ホワイトチップさんー!!

2mくらいのホワイトチップリーフシャーク(ネムリブカ)が出現。カメラを向けたけど,なぜかシャッターが切れずに写真は撮れず。
ちょっとがっかりです。

オオメカマス

ホワイトチップの興奮が冷めやらぬウチに,今度はオオメカマスの群れが出現。
ダッシュしてもさほど逃げないいい子達。大喜びでぱちぱちとシャッターを切りました。

大喜びのあと,ふと残圧計を見ると…

もうすぐ,エアーが切れそう…

エントリー前後のトラブル3連発でエアーが早くなっていた上に,大物出現でさらに興奮してエアーを大量消費してしまったのが原因ですね。船までたどり着けそうにないので,ガイドのエアーを借りながらよろよろと戻る羽目に。
うーん,こんな情けない事態は初めてです。

イーフビーチさて,翌朝。目が覚めると体中が重く,胃腸の調子が最悪。年末年始の疲れが一気に押し寄せたみたい。
どう考えても,潜りに行ける状態じゃありません(涙)。泣く泣く1日ダイビングをキャンセルして
体調の回復を図ることにしました。

ホテルで寝ていようかとも思ったんだけど,せっかくなのでちょっとお散歩。
夏に砂嵐状態となったイーフビーチですが,今日は穏やかでした。

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