人間ドック＆ＬＲＴ＆グルメ

　今朝の北関東も晴れ。夜に吹いた強風のせいか、空は澄んでいて空気もキリっと冷えてます。でも、予報よりは高めで朝の気温は3℃ちょっとでした。

　日中も予報よりやや高めで14℃弱。北風がビュービュー吹いた一方で日差しも強く、体感的にはそれほど寒くはなかったですね。昼頃には半袖Ｔシャツの学生さんなんかも見かけましたよ。

　そんな今日は、いつもの時間に起きて宇都宮の病院で人間ドックです。
　11階にある健診センターからお外を眺めると、二荒山神社付近が見事に紅葉してますね。
　例年、この人間ドックの「ついで」にインフルエンザ予防接種もしてもらっているのですが、今年は事前に送付された案内文書に予防接種のチラシが入っていませんでした。でも冒頭の保健師さんとの問診で尋ねてみたら、今年もやっているとのこと。聞いてみるものですねぇ～

　健診の後は、お楽しみのランチ♪終了後に最上階のレストランでなかなか豪華な「天ぷら刺身御膳」をいただきます。

　せっかく宇都宮に来たので、ランチのあとはお散歩がてら今年の８月末に開業した宇都宮ライトレールに乗ってみることにしました。

　宇都宮ライトレールは、JR宇都宮駅東口から鬼怒川東岸にある清原工業団地を経由して芳賀町の芳賀工業団地に至る全長14.6kmの軌道線。いわゆる「路面電車」の一種ですが、実際に一般車両と交錯する併用区間は宇都宮駅東口の先にあるダイワロイネットホテル宇都宮の前あたりから宇都宮大学陽東キャンパス駅までと、ゆいの杜西駅から芳賀・高根沢工業団地駅までの合計約7kmくらい。半分以上の区間は、普通鉄道と同じような専用軌道だったり道路わきに専用軌道を敷設するサイドリザベーションとなっています。Wikipediaの記事によれば、現状は補助金の関係で全線併用軌道扱い（新設した専用軌道の区間も道路扱い。）となっておりその関係で最高速度40km/hとなっているようですが、いずれは最高速度70km/hにする予定なんだとか。このあたりのセコさは、無駄に最高速度を落としている整備新幹線と同じようなからくりですねぇ。

　自動車普及率がほぼ１人１台というクルマ社会の北関東にLRTが馴染むのかという懸念もあったようですが、少なくともこの日の宇都宮駅東口駅にはホーム上に長蛇の列ができ車内もかなりの立ち客がいるという盛況ぶりでした。

　車両はHU300型と呼ばれるもの。全長29.5m×3両編成で、車内はなかなか近未来的な雰囲気。車内ではフリーWiFiが使えます。加減速もスムーズで揺れはほとんど感じませんでした。
　１編成あたり両側に４か所ずつ乗降口が設けられていて、ドアの両側にIC乗車券読み取り機が設けられています。栃木県内のバスと共用のIC乗車券totraはSuicaと互換性があるので、SuicaやPasmoを持っていればスムーズに乗降できます。一方で、現金で乗車する場合には各駅に設置された整理券発行機で整理券をとり、降車時には運転席後ろの運賃箱で精算しなきゃいけないのでなかなか大変そう。実際、これが理由の遅延も発生しているそうでして、宇都宮駅では駅に現金精算のための係員を配置しているほどでした。

　このLRTは、バス一辺倒だった宇都宮市街地の公共交通の再編も目的としていたようでして、そのためにいくつかの駅にはトランジットセンターが設置されています。そのうちのひとつが、この芳賀工業団地管理センター前駅に設置されたトランジットセンター。従前、茂木や益子と宇都宮駅とを結んでいたバスが、LRT開業後はこのトランジットセンター発着に変更されたようです。
　ただね。このあたりは駅が道路のど真ん中にありまして、トランジットセンターのバス停は十字路交差点を挟んで駅の斜向かい。なので、駅からバス停に移動するには２回の信号待ちを強いられます。センターじゃなくサイドリザベーションにしてあれば駅とバス停を直結できるのにねぇ･･･なんか、ちぐはぐです。

　というわけでここでバスに乗り換えて茂木から真岡鉄道で帰ろうかと思っていたのですが、バス停の時刻表を見たら次のバスは1時間以上あとでした。っていうか、一日に６本しかないっぽい。やっぱり、北関東はクルマ社会なんですねぇ。

　諦めて、再びLRTに乗って引き返すことに。車窓から見る鬼怒川はなかなか見事な眺めでした。

　夜は日高屋に行き、昨日から販売開始したチゲ味噌ラーメンをいただきました。
　やっぱりコレのファンが多いのか、いつになく店前には行列ができてましたね。大人気だ。