杉村三郎シリーズ

 今朝の北関東は晴れ。雲が多めな分、気温はプラス2℃と暖かい朝です。日中もポカポカ陽気で仕事帰りもマフラーが要らないほどでした。その分、明日からの冷え込みが怖いけど・・・

 こないだ買った本を読了しました。
 今回読んだ宮部みゆきさんの「昨日がなければ明日もない」は「杉村三郎シリーズ」と呼ばれるもの。本作での主人公は貧乏暇なしの私立探偵なのですが、そこに至る経緯が波乱万丈でしてね。その「波乱万丈の経緯」を知らなくても十分楽しめるとは思いますけど、知っていたほうがより楽しめる。前作の「希望荘」を読んだのはだいぶ前でかなり忘れていたものですから、本作を読み終えた後で「希望荘」も読み返しちゃいました。
 それにしても、相変わらず宮部みゆきさんって容赦ないバッドエンドを書きますねぇ。厳しくて救いのない現実に、ちょこっとだけ人情的な温かみを感じさせるといった感じでしょうか。
 ワタシが杉村三郎の立場だったら、とっくの昔に心が折れてそうです。

This entry was posted in 日常, 読書. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)