十和田にて1(前編)

 今朝の北関東は晴れ。ちょこっと朝寝坊したおかげで、久しぶりに朝日を拝めました(笑)

 そんな今日は、ちょいと北へお出かけです。来年2月に期限切れになるJALマイルを全国旅行支援と絡めて消化できないかなぁと思ってあれこれ調べていたら、十和田プリンスホテルでお手頃な宿泊プランがありました。どうせなら来年4月に期限切れになるANAマイルも絡めたかったのですが、最寄りとなる大館能代から十和田湖への足は1日1便の乗合タクシーしかなく、それに連絡する便に空席がなかったために断念。往路は新幹線の「えきねっとトクだ値」利用となりました。

JR東北新幹線 はやぶさ11号
  大宮
(09:32)→八戸(12:01)

列車番号3011B E5系(U38編成)

 お家からえっちらおっちらと大宮駅に向かって新幹線ホームへ。飲み会帰りにしょっちゅう乗っている新幹線ですが、昼間に乗るのは久しぶり。朝の新幹線ホームって、すごく混んでるんですねー。
 車内も満席。仙台で一気に空くだろうと思っていたら、確かに大勢の人が降りたんだけど同じくらいの人が乗ってきて、結局八戸駅まで満席でした。
 全国旅行支援の威力ってすごい。

 そんなわけで、お昼に八戸駅へ到着。ホテルの送迎バスの時間まで1時間半ほどあるので、まずは腹ごしらえをしましょう。
 向かった先は、ターミナルの隣にあるコンベンションセンター「ユートリー」2階にある「レストラン櫟(いちい)」。

 注文したのは、市場海鮮丼¥2,880ナリ。イカにエビ、ホタテにウニとこれでもかと地場の海鮮がたっぷりで美味しかったです♪

 ゆっくりコーヒー(←インスタントだったのが残念!)もいただいてから、送迎バスの待つ西口へ。
 八戸駅は、中心市街地からだいぶ西側に離れたところにあります。それでも東口はけっこう賑やかなんだけど、西口は新興住宅地といった佇まいで閑散としていました。

 ホテルの送迎バスの乗客は、なんとワタシ1人だけでした。八戸駅から十和田湖までは、片道2時間ちょっと。観光シーズンの5月から10月までは青森駅や盛岡駅、八戸駅から路線バスがあるのですがすべて11月初めには運休してしまうので、オフシーズンの今は大館能代空港からの乗合タクシーを別にすればホテルの送迎バスに乗るか自家用車・レンタカーを利用するしかありません。なので、もうちょっと乗客がいるかと思っていたのですが・・・
 バスは八戸から県道20号で六戸町へ。そこから奥入瀬川沿いに進み十和田市に入ると道の駅奥入瀬があるロマンパークでトイレ休憩。あとは国道102号線で十和田湖を目指します。
 国道102号線は、十和田湖の手前約15kmの区間は有名な奥入瀬渓流です。まったく予定していなかったのですが、思いがけず車窓から奥入瀬渓流観光を楽しめました♪
 とっくに紅葉は終わってましたけど、それでもシダやコケの濃い緑と渓流、そしてそこかしこの滝といった奥入瀬渓流の魅力は十分味わえましたよ。

 八戸駅から2時間ちょっとで今宵の宿である十和田プリンスホテルに到着です。
 十和田湖というと青森県というイメージが強いですけど、十和田プリンスホテルは十和田湖の西湖畔、秋田県小坂町にあります。なので、今回利用した全国旅行支援でもらえる地域クーポンも秋田県のものでして、帰りに八戸駅で使うことはできません。まあ、夜の酒代で消えましたけど(笑)

 お部屋はツインルームなのですが、けっこう狭いです。
 ドアも壁も薄くてけっこう音が聞こえます。

 水回りも年季を感じますねぇ~
 トイレットペーパーにネピアのプレミアムを使っているあたり、それなりに高級ホテルの風格をギリギリ感じますけど。

 面白いのが、コーヒーミル付きのコーヒーセットがあったこと。ありがたくモーニングコーヒーでいただきました♪

 荷解きをして浴衣に着替えたら温泉へ。
 このホテル、面白いのが露天風呂「しか」ないこと。脱衣所を出ると正面には露天風呂への引き戸、そして左右にシャワールームがあります。さっとシャワーで身体を流したら引き戸を開けて温泉へ。今の時期、濡れた身体には外気の寒さがけっこう堪えます。その分、温泉の温かさが心地よいんですけどね。
 源泉かけ流しをうたってはいますが、お湯には塩素消毒の臭いが。源泉の温度が低めで消毒せざるを得ないんでしょうか。
 露天風呂は、左右が壁で正面はホテルのプライベートガーデンを挟んで十和田湖を眺められるというロケーション。時間を合わせれば湖から昇る朝日を楽しめます。

 湯上り後はお楽しみの夕食。このホテルの夕食は3ランクあるそうなのですが、今回は最上級の「キュイジーヌ」をいただきました。
 アミューズブーシュは「岩手がもの軽い燻製にオレンジとキャロットラペ」。

 続いてオードブルは「十和田湖ひめますと青森産ほたてのタルタル仕立て エストラゴン風味」。なんでも今朝とれたばかりのヒメマスだそうでして。いやー美味しかったです。この2皿で白ワインが1杯空きました。
 写真は撮らなかったけど、パンはライ麦パンと米粉パン。ライ麦パンはすごくモチモチしていて美味しかった。2個いただきました。

 写真撮り忘れたけど、スープは「比内地鶏のコンソメスープ パイ包み焼きに」。あっさりしたスープとバターの風味が効いたパイ生地とが合ってました。
 そして魚料理は「真鯛のポワレ 鮑とあきたこまちのリゾット赤ワインソース」。さすが天下のプリンスホテルだけに、ポワレは文句なしの美味しさ。白ワインがもう1杯空きました。

 メインの肉料理は「和牛フィレ肉のグリエ 黒大蒜と牛肉のジュ 茸と野菜のメリメロを添えて」。肉は文句なしの美味しさ。このあたり、東急ホテル系もそうですけど、やっぱりホテルのブランドを賭けてる感じがしますね。もちろん、赤ワインを1杯空けました。

 デザートは「焼きりんご ナッツのキャラメリゼとバニラアイス」。温かい焼きりんごと冷たいバニラアイスとのコラボが面白かったです。
 そしてコーヒーが出てきてひととおり。さすが最上級ディナーコース、堪能いたしました。

 ちなみに、お値段は1泊2食で3万円ちょっとのところ、旅行支援や臨時クーポン、そしてポイントが合計1万円ちょっとあったので支払額は2万円ちょっとでした。もちろん酒手は別だけど。

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