休日おでかけパス&のんびりホリデーSuicaパス

 今日の北関東はぐずついた空模様。
 28℃まで上がった昨日と打って変わって、今日は20℃程度。これくらいの方が過ごしやすいけどね。

 さて、昨日のお出かけにはJRの「休日おでかけパス」を利用しました。
 北関東在住のヒトにはおなじみのこのきっぷ。関東一円のエリアが乗り放題で¥2,720。例えばエリア端となる籠原駅から東京駅まで片道¥1,342ですから往復するとビミョーに元が取れないんですけど、プラス1区間乗ればお得というシロモノ。
 昨日はお家の最寄り駅からひたち海浜公園の最寄り駅となる勝田駅までの区間にフリーエリアが引っ掛かっていて夜の池袋往復と合算したら黒字になるので利用しました。もちろん、エリアをはみ出した分は別途乗車券を買う必要があるのですが、全区間分の運賃とはみ出し区間分の運賃との差額を稼げるというカラクリです。

 ところで、似たようなチケットで「のんびりホリデーSuicaパス」というものがあります。
 フリーエリアは休日おでかけパスと「ほぼ同じ」で、違いは「のんびり」の方はSuica(モバイルSuicaを含む。)に記録するチケットレスであるということとお値段が¥50だけ安いということ。
 JRはこのチケットレスに力を入れているようでViewカードのポイント付与率にも大差を設けています。休日おでかけパスの場合は券売機または窓口(←最近になって、窓口での休日おでかけパスの販売は廃止され券売機限定販売となりました。)で購入する必要があるのでViewカードのポイント付与率は0.5%と非常に渋いのですが、のんびりホリデーSuicaパスをモバイルSuicaで購入すると3%の大盤振る舞いとなります。

 なのですが、のんびりホリデーSuicaパスには致命的な欠点がありまして。
 先ほど、フリーエリアの違いは「ほぼ同じ」と書きましたけど、この「ほぼ同じ」は「まったく同じ」ではないんです。違いは、のんびりホリデーSuicaパスでは休日おでかけパスでカバーされる「新幹線区間」と「久留里線」が含まれないということ。
 休日おでかけパスでエリア内の新幹線に乗車する場合には乗車券としては有効なので特急券を上乗せするだけでOKです。だから、大宮から熊谷まで新幹線を利用する場合には¥880の特急券を買えばOKなのですが、のんびりホリデーSuicaパスで同区間を新幹線に乗る場合には新幹線を利用する区間はまったくカバーされないので乗車券¥770が余計にかかります。
 ちなみに、在来線の特急列車の場合はのんびりホリデーSuicaパスでも乗車券として有効なので、例えば土浦から品川まで特急列車を利用する場合には特急券だけ買い足せばOKです。もちろん、お得なえきねっとチケットレスも使えます。

 今年の3月まで、こののんびりホリデーSuicaパスはモバイルSuicaでは利用できなかったのですが、3月12日にシステム改修をしてモバイルSuicaでも利用できるようにしました。
 でも、なぜか新幹線が使えないという致命的な欠点はそのまま・・・
 ま、休日おでかけパスとの差額がたったの¥50ですから文句はありませんけど(←ポイント積算率は惜しいけど、ViewカードをやめてVISAカードで買えば変わらないもんね。)、これが¥200くらいの差だったらちょっと考えこんじゃいますねぇ~
 えきねっとチケットレスやSuicaでGo新幹線と重複したときの処理といった技術的な難題があるんでしょうけど、なんとかクリアしてほしいものです。

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