マイル消化旅行 in 広島(前編)

 前にも書きましたが、せっかく貯めたマイルの有効期限が迫ってきちゃいました。
 去年の段階ではJALもANAも特例措置でマイルを延命してくれたのですが、最近になって両社とも来年3月で延命措置は終了すると発表されちゃいました。
 マイルを電子マネーやeクーポンに替えるという延命方法もあるのですが、どうしても特典航空券よりレートが安くなります。やっぱり、マイルは航空券に替えるのが一番オイシイですからね。
 そんなわけで悩んでいたところ、去年と同様に秋になってコロナの波が落ち着いてきました。ワクチン接種も終えたし、出かけるなら今がチャンスっぽいですっていうか、今を逃したらホントにマイルを失効させかねません。

 すかさずポチッと予約を入れたのは、広島行き。
 考えることは皆同じようでして、函館などの観光地はどこも予約でいっぱい。一方で、マイル同様に期限が迫っているANAのアップグレードポイントもできれば使いたいから、なるべく空いていて遠いところにお出かけしたい。その辺の兼ね合いで今回は広島にお出かけすることになった次第です。

 始発電車を乗り継いで、羽田空港に到着したのは午前7時過ぎ。早朝にもかかわらず、品川からの京急線はすし詰め状態でして、保安検査場は長蛇の列でした。やっぱり、皆さんコロナが落ち着いた「今でしょ!」って感じなんですかねー。
 JMBサファイア特典のJGC専用保安検査場(ここでも通過に15分ほどかかりました。)を通過して、さくらラウンジへ。このラウンジを使うのもほぼ2年ぶりです。

 コロナ前にはスコップで皿に盛り付けるおかきの大きなケースがあったのですが、その代わりに個包装の煎餅が置いてありました。明らかにコロナの影響ですね。

JAL255便 東京/羽田(HND)(08:40)→広島(HIJ)(10:05)
使用機材 ボーイング737-800(JA345J)

 使用機材はボーイング737-800。JALの広島便は昔からB737のような小型機中心です。飛行時間は1時間ちょっとですが、期限切れ寸前のマイル消化のためプラス2,000マイルでクラスJにアップグレードしました♪

 冬らしく、RWY34Rから離陸。
 機窓からはスカイツリーと富士山のコラボ。こういう景色を眺めるのも本当に久しぶりです♪

 ヒコーキは本州の真ん中を西に向かいます。たまたま左側窓側席だったので、ちょうど富士山を眺めることができました。

 琵琶湖と京都の街並み。

 片上湾と岡山市。古くは内海航路の要衝だったところですね。
 空から眺めると良港さがよく分かります。

 尾道上空。
 尾道水道と向島、そしてその周りを囲むように芸予諸島の島々が見えます。瀬戸内海って本当に多島海なんですね。

 尾道を通過すると、徐々に高度を下げてそのまま広島空港RWY28に着陸しました。

 広島空港は広島県の東部の山中にあります。
 広島市中心部までは高速バスで約1時間・・・遠いです。
 真南にある竹原市とか、広島大学がある東広島市には近いですけどね。

 そんなわけで、ヒコーキを降りたワタシは広島市内に向かうためバス乗り場へ。片道¥1,370ですが往復きっぷだと¥2,480とかなり安くなります。
 高速バスは約40分ほどで広島IC最寄りの新交通システム「アストラムライン」の中筋駅へ。そこから国道54号を南下して広島の中心部紙屋町にある広島バスセンターに到着します。中筋駅から広島バスセンターまでは15分から20分程度。時間帯によっては中筋駅で降りてアストラムラインに乗り換えたほうが早いかもしれません。
 バスセンターがある紙屋町は、広島市内の中心地。北へはアストラムライン、東西と南へは路面電車(通称「広電」)が走っています。東京でいえば大手町か日比谷みたいな位置づけかしら。
 バスセンターは「そごう」デパートの3階にあって直結しています。なので、バスを降りたワタシはその足でそごう10階のレストラン街へ。朝食を抜いたのでここでブランチをいただきます。

 せっかく広島に来たので、お好み焼きのお店へ。ランチセットをいただきました。
 お好み焼きはハーフサイズと言いながら十分な大きさでお腹いっぱい!これにステーキとサラダ、ドリンク(またはデザート)が付いて¥2,000はかなりお買い得かと。ただ、お好み焼きでお腹いっぱいのタイミングで、ウェルダンを通り過ぎてやや硬くなったステーキが出てきたのはちょい減点ですが・・・

 さて、この後は広島の献血センター「もみじ」で献血予定でした。
 ところが、竹原には何度も行っているけど広島市内はあまり詳しくないワタクシ。うろうろと探し回ってようやくたどり着いたころにはクタクタになってました。しかも、マスクしてて息苦しいし。
 受付・問診を済ませてから医師の診察。そこで血圧と脈拍を測ったら、なんと脈拍数が114回/分というトンデモナイ数値になってました。「せっかくだから10分休んでまた測りましょう。」と言われてしばし休憩するも、脈拍数は下がらず。規定値(100回/分)オーバーで中止と相成りました。普段は多くても80回/分くらいなのにねぇ~

 今回の宿泊先は、紙屋町から徒歩10分ほどのところにあるANAクラウンプラザホテル広島。ラウンジアクセス付きのクラブフロアが、じゃらんのシルバー会員特価で¥24,565でした。普段なら軽く4万円越えですから格安です。
 さっそく、フロントを素通りしてエレベーターで7階にあるクラブラウンジへ。ゆったりとチェックインを済ませてからお部屋に向かいます。

 部屋はモデレートダブルルーム。
 広さは普通のダブルルームと同程度。狭くもないけど広くもないです。

 水回り。毎度おなじみの東横インより広くて清潔感があります。ただ、ウォシュレットはちょっと古いタイプかな。

 20階なのでお部屋の窓からの眺めは最高!

 コーヒー&ティーセット。
 この辺はさすがに一流ホテルのクラブフロアだけに力を入れてますねー。

 クラブフロア宿泊のお楽しみといえば、なんといってもラウンジ☆
 午後3時から5時までがアフタヌーンティー、そして午後5時半から7時半までがカクテルタイムとなっています。

 コロナ禍ゆえなのか、もともと室数が限られているからなのか、豪華かつ落ち着いた雰囲気のラウンジは数組の先客がいる程度でのんびりとくつろげます。

 さっそくラウンジでアフタヌーンティーをいただきます。
 普段ならドリンクからスイーツにいたるまでビュッフェスタイルで飲み放題&食べ放題となるようなのですが、コロナ禍ゆえかスイーツは着席したらワンプレートで持ってきてもらう方式に。ドリンクはフリーでしたけどね。
 そんなわけで、軽く2杯ほどカフェラテをいただきながら読書を楽しんで、いったんお部屋へ戻りました。

 カクテルタイムに再びラウンジへ。
 こちらも普段ならホットミールを含めてなかなか豪華なビュッフェと聞いていたのですが、出てきたのはコールドミールのオードブル。ドリンク(アルコール類含む。)はフリーでしたけどね。
 ペロッとお皿のモノを平らげてから2杯目の白ワインをいただいていたらナッツのお皿を出してはくれたけど、なんか侘しさが増しただけのような・・・
 そういう点も含めて「特価」だったんだろうけど、なんだかなぁ~と不完全燃焼な気分です。

 夕食はホテル内で和食のコースをいただこうと思っていたのですが、披露宴が数組入っていたせいか満員御礼。当てが外れたワタシは紙屋町の地下街のお蕎麦屋さんで済ませることにしました。お昼ごはんが重かったうえにラウンジでちょいちょい間食しているのでさほど空腹じゃなかったし。

 入ったのは、広島だけど羽前そばのお店。なので、「ざる」ではなく「板」そば、つゆも薄口なので、たっぷりと浸けてからいただきます。
 広島らしくはない夕食だけど、ちゃんと天麩羅には名産の穴子があって美味しかったですよん♪

 のんびりと地下街を歩いていたら、ストリートピアノを見つけました。周りを見ると、通行人は誰も見向きもせずに通り過ぎてます。
 せっかくなので、ちょいと弾いてみることに。

 弾いたのは、S.E.N.S.の”Heaven’s Song”。一番弾きなれているので選んだのですが、アコースティックのグランドピアノのキータッチは普段弾いているお家の電子ピアノと全然違ってましてですねぇ。弾き始めはだいぶ戸惑いました。
 弾き終えたら、いつの間にか数名の取り巻きがいて拍手をもらっちゃって大赤面。そそくさと逃げ帰りました(笑)

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