読書の秋

 秋と言えば、読書の秋。今年の秋も、大好きなシリーズの新刊が発売されてます。
 そんなわけで、早速お買い上げして夏休みの旅行中に読んでた本はこちら。

 「終電の神様 台風の後に」(阿川大樹)は、終電車をテーマにしたオムニバス短編集。今回はサブタイトルにあるとおり、台風接近による計画運休を前にした人間模様を描いています。そういえば、去年はやたらと計画運休が流行りましたね。
 気軽に読めるので、こういう旅行のお供にはピッタリでした。

 「焦茶色のナイトガウン」(赤川次郎)は、杉原爽香シリーズと呼ばれるシリーズ物の最新刊。
 サブタイトルに「杉原爽香47歳の冬」とあるとおり、リアルタイムで主人公が歳を重ねながら毎年1冊ずつ刊行されているシリーズです。スタートは15歳からだったから、もう33年目になるんですね。
 ちなみに、赤川次郎さんは現在72歳。杉原爽香さんが還暦を迎えるところまで頑張って読ませて欲しいですねー。

 「ビブリア古書堂の事件手帖 扉子と空白の時」(三上延)も、シリーズ物。ドラマや映画にもなったから知っている方も多いのではないでしょうか。
 今回は2012年と2021年に起きた2つの本をめぐる事件を主人公夫婦の子供である扉子が回想するという筋立て。でも、よく読んでみるとこの小説での扉子は2012年生まれで今は高校生だから、「現在」は2027年か2028年ってことになりますね。実は、だいぶ未来のお話でした。
 でも、出版不況と言われ本屋さんが激減してる今の時代。6,7年後、まだ紙の本って残っているのかしら。

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