オモイガワ

　コロナちゃん騒動のおかげで連日の外出自粛ムード。
　ウチの職場でもついに出勤数を８割削減にするとかで、ワタシもちょくちょく在宅勤務を命じられるようになっちゃいました。もっとも、商売柄お家でできることは何もないし（せいぜい、仕事がらみのお勉強をするくらい。）、一日中机にかじりついているのもツライので出勤できない日は休暇にしちゃってます。

　そんな今日この頃ですが、お家に引きこもってるとどうしても運動不足が気になります。モグリにも行けないし、近所のプールも閉鎖中。
　珍しく今日は一日よく晴れそうなので、近所の河原へお散歩に出かけてきました。

　スタートは、近所の神社。杉並木からの木漏れ日がとっても気持ち良いです。

　土塁跡を降りていくとそこは公園になっていて、家族連れでけっこう賑わっていました。やっぱり、みんな退屈してるんですね。もっとも、賑わっていると言ってもそこは田舎。十分すぎるくらいのソーシャルディスタンスはとれていますけどね。

　公園を抜けると、そこは思川河畔。
　天気が良いので、河原にもけっこう人通りがあります。サイクリングしてる人とか、河原でブランチを楽しむ家族連れなんかをちょくちょく見かけました。

　思川の河川敷にあるのが、桜並木です。
　北関東でもさすがにソメイヨシノはとっくに葉桜なのですが、ここにあるのは思川桜というやや遅めのサクラでして･･･

　よーく探すと、こんな感じでけっこう花が残っていました。

　思川河畔の修道院で突然変異により生まれた思川桜。ソメイヨシノと違って、やや花びらが多いのが特徴です。咲く時期も若干遅めかな。

　けっこう散っちゃってましたが、そんな中でもまだ残っている花を探しながら散歩するのも楽しいです。

　街外れまで行くと、田んぼでは代掻きの真っ最中。
　餌が掘り返されるのを期待してるのか、アオサギさんたちがトラクターの近くでうろうろしてました。

　２時間ほど歩いて隣町に入ると、そこにも思川桜の並木が。
　この桜並木は市民の寄付によるものらしく、１本１本に里親の札がぶら下がってます。そして、中には「自分の桜」の周りをサクラソウのじゅうたんにしてるものも。

　たまには、ぶらりと近所を散歩するのも悪くないですね。