JAL修行 その2

 今年から始めたJALマイル修行。
効率と経済性から言えば前回のように沖縄で離島便を飛びまくったり福岡=宮崎ピストンなどを敢行するのが最も良いですが、しがないサラリーマンはそうそう何度もソレをすることはできません。
そんなしがないサラリーマンがこつこつと修行できる方法を最近ちょっと耳にしたので、試してみることにしました。

まずは、お昼過ぎにお家から東京上野ライン→モノレール利用で羽田へ。土日であれば休日お出かけパスが利用できるのでとってもお得です。ちなみに東京モノレールもJR東日本の子会社なので休日お出かけパスのエリアに含まれています。片道¥483が浮くのですからとても助かりますね。

 空港内のラーメン屋で早めの夕食をいただいてから、保安検査場を抜けてカードラウンジへ。賑わう南ウィングと違って、北ウィングはとっても静かです。平日だと大阪へ向かうサラリーマンで混雑するのでしょうが、土日はこんなものなんですかね。
(29)JAL209便 東京/羽田(HND)(19:10)→名古屋/中部(NGO)(20:15)
使用機材 ボーイング737-800(JA349J)

※冒頭の数字は、今年のJALグループ便の通算搭乗回数を示す。

 乗るのはこちら。この便、先得割引だとだいたい¥7,000前後と沖縄離島便とあまり変わらないお値段なんです。東京から福岡や那覇までの運賃・宿泊費を考えたら、かなりオトクな修行ルートと言えますね。
しかも、出発は夜7時前後。東京や横浜で仕事をしているサラリーマンなら、仕事帰りにちょっと修行することも可能です。
 この日は強烈な寒気の影響で東北・北陸便を中心に大混乱の羽田でしたが、幸いこの便は定時での出発。久しぶりのナイトフライトは、まず東京の素晴らしい夜景に目を奪われました。
 東京湾の夜景。首都高湾岸線の灯りがとってもきれいです。

さてさて、距離が短いのであまり高度を上げないまま、東京多摩地区の上空を通過。そのまま富士山の北側を西に進んで甲府まで行き、徐々に南西に方角を変えます。
強い冬型の影響や低空飛行のせいで、ベルトサインはほぼ着きっぱなし。風邪が治りかけのワタシは着陸態勢に入った時に急にお腹が痛くなり、着陸までずっと脂汗を流しておりました・・・

若干早めに中部セントレア空港に到着。ヒコーキを降りるとダッシュでトイレへ!何とか間に合って、胸をなで下ろしました。

(30)JAL208便 名古屋/中部(NGO)(20:45)→東京/羽田(HND)(21:45)
使用機材 ボーイング737-800(JA312J)
 トイレを出ると、ほとんどの人は通らないであろう「国内線乗り継ぎ」の自動ドアをくぐり、節電タイマーで停止中のエスカレーターを起動して出発ロビーへ。エスカレーター降り口のところにある乗り継ぎカウンターには「ご搭乗案内レシートをお持ちでない方は声をおかけください。」という看板はあるものの、係員は誰もいませんでした。仕方がないのでそのまま11番搭乗口へ行き、係員に復路便のチェックインをお願いすると

「すみません、空席待ちの方のご案内はもう少し後なんですよ。」


というトンチンカンな答えが。

「えーっと、予約はしてあるんです。羽田から着いたばかりでチェックインができてないので・・・」

と説明してもGHのお姉さんの頭には「?」が。すると、隣で電話中の別のGHさんが
「ああ、今の羽田からの便でご到着なんですね。」
と慣れた感じで機械を操作してチェックインをしてくれました。たぶん、最初のGHさんは修行僧の行動に触れたことが無かったんでしょうね。このあと、2人目のGHさんが最初のGHさんにどのように解説するのか、とってもキョーミがありますねー(笑)

さてさて、帰りの羽田行きは超満員でした。たぶん、積み残しになった空席待ちの旅客もいたんじゃないかな。
帰りの便はINT用の機材。フライトレーダー24で調べたら、天津から中部に来てました。クラスJはビジネスクラスシートでしたし、普通席も座席幅は若干広めで個人用モニター付きと豪華なのですが、代わりにドメでは当たり前になった機内Wifiは利用不可。どっちが良いかは悩むところですねー。

 帰りも往路同様にシートベルトサインは付きっぱなし。南岸上を飛行したようで、右側席の機窓は真っ暗でした。
しばらくして、房総半島の夜景が見えてきました。
 アクアラインが見えてきたら、飛行機は高度を下げてRWY34Lに着陸。これで、ようやく30回搭乗となりJMBクリスタル基準達成です♪
時刻は午後10時前。最終の新幹線を使ってもお家に着いたのは日付が変わる寸前でした。ハードだけど、日帰りできるのはありがたいですね。
ただ、ダイヤによっては中部空港での乗り継ぎ時間がかなりタイトor乗り継ぎ不可の日もありますから要注意です。
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