沖縄にて10(その6)

Point:津堅魚礁20,浜津,ヨコヒシノース(うるま市)

2018年1月4日  気温19℃ 水温22℃ 透明度15~20m


 翌日は早めに読谷を出発。海中道路を抜けてやってきたのは平安座島の漁港。今日はこちらから玉栄さんの船で沖縄本島東海岸を潜ります。この方、東海岸の海人のトップも務める凄い人。手持ちのダイビングポイント200を超えるんだとか。

 まずは津堅魚礁20。その名のとおり、水深20mのところに四角いブロックがたくさん積み上げられた人工の漁礁です。
 この日はあいにくの曇り空。おかげで20mも潜るとかなり暗くてナイトダイビング気分です。

 沈められたブロックはトゲトサカやイボヤギといったソフトコーラルやウミウチワなどに覆われてます。その気になればウミウシさんがいくらでも付いていそう。

 枝サンゴの上ではハナミノカサゴさんが離陸しようとしてました。

 ふと沖に目をやると、コバンザメさんが遊びに来てました。それも1mオーバーの特大サイズの子♪

 コクテンフグさんは愛嬌たっぷりのお姿ですよね。

 あまり見ないベラさんだったのでパチリ。シッポの付け根に白線が見当たらないのと頬に鮮やかな線が多数あることからホホスジモチノウオさんと見ました。

 2本目は浜津。島と島の間にある潮当たりの良い珊瑚礁です。
 にょきにょきと林立しているのは東海岸を代表する希少なアオサンゴの群生です。

 潮当たりがよいのでウミウチワもごらんのとおり。見事ですねー。

 一瞬だけ陽が差したので、ワイドで撮ってみました。美しい~♪

 そこらじゅうで垂れ下がっていたのはセスジミノウミウシさん。一匹一匹はとっても美しいんだけど、数が多いと桜についた毛虫みたいです・・・

 こんなふうに産卵してる子もちらほら。来年も大発生確定ですかね。

 シライトイソギンチャクとハナビラクマノミさんの組み合わせは鉄板ネタですね。

 エキジット間際にマンジュウヒトデを見つけたので、条件反射でB面をチェック。案の定、ヒトデヤドリエビさんが付いてました。

 さて、3本目はアオサンゴの広大な群生地帯で潜ろうとしたのですが、ポイントがあるアウトリーフは昼前からの東風で大荒れ。やむなくインリーフに戻ってヨコヒシノースというポイントに変更しました。

 ここは砂地にいくつか根が点在するポイント。砂地には両手ほどの大きさがあるタヌキイロウミウシがばふばふとお散歩してました。

 沖合の大きめなパッチリーフにはスカシテンジクダイさんやがわんさか群れていて、それを狙った回遊魚の群れが盛んにアタックしてます。楽しい♪

 アタックしてる群れをチェック。クマザサハナムロさんとイッセンタカサゴさんがメインですかね。ウメイロモドキさんも混じってるみたい。

 ウミキノコさんの近くに1円玉サイズのニセネッタイスズメイダイさんがいたのでパチリ。

 お昼ご飯は軽めにしたので、アフターダイブはうるま市街地の定食屋さんへ。

 中島みゆきさんの「わかれうた」が流れる昭和な雰囲気の地元密着観光客皆無な感じのお店ですが、出てくるものは安くて美味しい!こちらの軟骨そばはなんと¥550でした。

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