ゆざわShu*kura

 インフルエンザ予防接種を受けたら、免疫力が下がったらしく見事にのど風邪を引いちゃいました。こりゃ~アルコール殺菌しなきゃだなーというわけで、一か月ぶりに「居酒屋列車」に乗りに行くことにしました。

DSC_0327

 向かった先は小山駅。ここから懐かしの115系の両毛線で終点の高崎駅へ。そして上越線に乗り継ぎます。

DSC_0333

 両毛線と上越線の接続駅は高崎の3駅手前にある新前橋駅なのですが、そこからだとまず座れません。それと新前橋駅では駅弁の販売も無いので、時間があるなら終点&始発の高崎駅へ向かった方がベター。
 というわけで、高崎駅で仕入れたお昼ご飯がこちら。

DSC_0334

 「鶏めし弁当」なのですが、フタを開けてみるとどこかで見覚えのあるご飯。そして、味もどこかで・・・
 そう、北九州の各駅で販売されている名物駅弁「かしわめし」とそっくりなんです。それもそのはず、この弁当業者のご主人は九州出身とのこと。なるほど、名実ともに「かしわめし」が原型なんですね。
 かしわめしの錦糸卵&海苔が無い代わりに鶏肉がごろり。これはこれで美味しかったです♪

DSC_0337

 上越線は水上に向かうにつれて標高が高くなり、利根川の渓谷は紅葉の色づきが増していきます。雨なのがなんとも残念!

DSC_0343

 終点の水上駅から長岡行きの2両編成の普通列車に乗り換えて越後湯沢へと向かいます。

DSC_0359

 水上から約30分で越後湯沢に到着。普段ならここから北越急行線に乗り継いで十日町に向かうところですが、今日は月イチで運転される越後湯沢始発の「ゆざわShu*kura」の運転日。ここからすぐにお目当て「越のShu*kura」に乗り継げます♪

DSC_0364

 ホームではこの列車に乗りたげな撮り鉄ファンがたくさんいました。けっこう憧れなんですかねー。
 しばらくすると、向かいのホームに北越急行の普通列車が到着。降りてきたたくさんの乗客は、こちらの列車に目を丸くしたり、または既に一杯やってるワタシを見てうらやましそうな顔をしたり・・・

DSC_0369

 やがて、駅員さんの横断幕に見送られてShu*kuraは出発しました。

DSC_0367

 ワタシはさっそく、お目当てのアルコール殺菌をスタートです♪

10

 Shu*kuraの音楽イベントはJazzが多いのですが、この日は珍しくクラシック。キーボードのピアノはともかく、フルートのデュオってのは珍しいと思います。クラシックとはいえポピュラーありアップテンポな曲ありでたっぷりと楽しませてくれましたよ☆

11

 この列車名物の蔵元イベント♪本日の担当は新潟県内ではかなりメジャーな吉乃川酒造さん。この季節ならではの新種あり、大吟醸あり、女性向けの「柚子酒」ありとバラエティに富んだ試飲を楽しませてくれました。

DSC_0380

 さて、列車は順調に運転を続けて青海川駅に到着。
 先月乗った時は見事な夕日が楽しめたのですが、さすがに今の時期はもう真っ暗です。しかも小雨が降ってて寒い寒い・・・これじゃあ列車でのんびりと演奏を楽しもうかな~と思ったのですが、なんと地元の方がもずく汁の炊き出しをしてくれてました♪
 いや~美味しかった!

13

 ワタシはもずく汁をいただいてからすぐに車内にもどったのですが、一部の方は雨にもかかわらず海を見に反対側のホームへ行っていました。子連れのお客さんもいて、子供がはしゃいでホームから線路へ転落し肝を冷やしたりもしましたが、すぐに救助されて一安心。
 泣きながら列車に戻ってくると、ピアニストの方が子供向けの曲を弾いて迎えてくれる一幕も。生演奏ならではの計らいですねー

DSC_0382

 やがて、発車時刻。
 地元の「ミス・柿崎」さんや駅長さん達がお見送りしてくれました。
 この日はクラシックだからか(?)、前回のような激しい宴にはならずやや高級感を漂わせながら終点の上越妙高駅に到着。前回同様、新幹線に乗り換えて帰宅しました。

This entry was posted in お散歩・日帰り旅行, 乗り鉄, 食べ物. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)