小樽にて2(前編)

数年前のマイレージプログラムの改訂で「前年度の有償搭乗がゼロの場合は翌年のアップグレードポイントは付与しない。」となったため、今年中に1回は有償搭乗しなきゃになったワタシ。そこで札幌に急遽飛ぶことにしました。

ANA053便 東京/羽田(HND)(08:00)→札幌/新千歳(CTS)(09:30)
使用機材 ボーイング777-200(JA713A)

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始発電車を乗り継いで、羽田空港には7:40過ぎに到着。保安検査場では通過時刻を過ぎていたのでフツーには通過できず、係員を拝み倒して通過。でも搭乗口ではご覧のとおりの大混雑でした~急ぐ必要、無かったじゃん!

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ラウンジで朝ご飯を食べられなかったので、朝食は搭乗口ヨコの売店で買ったこちらを機内で。

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中身はこんな感じ。濃いめのソースが美味しかったです♪

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羽田では曇り空だったのですが、上空はいつも快晴!ヒコーキ旅行の醍醐味ですね~

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ほぼ定刻に新千歳空港に到着。こちらも雨空でした・・・

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空港からはまっすぐ地下のJR新千歳空港駅へ。ここからちょいと鉄分補給を行いましょう。

千歳線 快速エアポート97号
   新千歳空港
(09:48)→札幌(10:25)

列車番号3863M 733系電車(B-3101+B-3201編成)

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新千歳空港から札幌へ向かうJR千歳線の快速エアポートは、運が良ければ札幌から特急「スーパーカムイ」となる789系特急車両に普通運賃で乗車できます。が、残念ながら今回待っていたのは「スーパサムイ」と悪評高いロングシート車両の733系。札幌近郊の混雑緩和のために~という題目でオールロングシート化して風除室(デッキ)を排除したこの車両。一応ドア部分にはエアカーテンを設置して吹雪の入り込みを押さえたとされていますが、やっぱし北海道の気候を舐めまくった構造と言わざるを得ませんな。

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快速エアポートは定刻に札幌駅に到着。ちょっと早めに着いちゃったので改札近くのスタバでちょっとカフェタイムを楽しんでから再びホームへ。そういえば、いつの間にか改札内のだるまストーブ付き待合いコーナーが無くなっちゃったんですね。

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やってきたのは、再びスーパ寒い733系・・・がっくし。

函館本線 区間快速いしかりライナー
   札幌
(11:40)→岩見沢(12:17)

列車番号3863M 733系電車(B-119編成)

 3両編成の区間快速いしかりライナーはかなり混雑して札幌駅を発車しました。
 いしかりライナーは小樽~札幌~岩見沢を結ぶ区間快速列車。「区間」快速と題するのは列車により手稲~札幌間のみ快速運転するものと札幌~江別間のみ快速運転するものがあるからなのですが(全区間快速運転するものは無い。)、乗車したのはもちろん札幌~江別間快速運転する列車。函館本線の札幌以北は特急を除けばこの区間快速が最上位となります。

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そうそう、今回利用したのはこの「一日散歩きっぷ」。\2,260で道央のエリアを乗り放題という美味しいきっぷです。ただし青春18きっぷと同様に特急・急行列車には乗車不可。新千歳空港から岩見沢へは直通のエアポート(札幌から特急スーパーカムイ)もあるのですが、これだと札幌=岩見沢間が別途乗車券が必要になってしまいます。なので、あえて札幌から区間快速に乗り継いだわけです。

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札幌駅から40分弱で岩見沢駅に到着。向かいのホームには通称「赤電」の711系が停まってました。この車両はもうすぐ廃車になるらしいですね・・・

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向かいのホームには2006年に廃止された岩見沢競馬場をPRしていた「ばんばの像」があります。

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さて、ここからはディーゼルカーに乗り換えて室蘭本線に乗り換えましょう。

室蘭本線 普通  岩見沢(12:52)→沼ノ端(14:07)
列車番号1468D キハ40形気動車(キハ40-1772+1787)

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列車に乗りこむとちょうどお昼時。いそいそと札幌駅で買い込んだ「石狩鮭めし」をひもときます。

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中身はこんな感じ。ロングセラーのこの駅弁,さすがに鮭フレークとイクラの組み合わせが絶妙です!そして付け合わせの昆布巻きと奈良漬けがまた良いですね~♪

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さて、お弁当を食べている間に列車は夕張へ向かって内陸をひた走ります。
 かつては内陸の石炭を札幌の混雑を避けて内地へ輸送する大動脈とされたこの路線。それゆえ未だに大半の区間が複線のままなのですが、石炭産業が衰退した現在ではわずかな貨物列車のほかは普通列車が1日に7本。すっかりローカル線といった趣きです。

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しばらくすると、「栗沢」「栗岡」「栗山」とやたら「栗」が続くエリアを通ります。文字通り、この辺りは栗が多かったんだとか。

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岩見沢から50分ほどで石勝線と交差する追分駅に到着。向かいのホームには石勝線経由千歳行きのキハ40形単行列車が停まってました。

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ほぼ同時に追分駅を発車。しばらく併走したあと、千歳行きはこちらの列車の頭上を越えて西へ向かっていきました。

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さすが「本線」と名が付くだけあって、ローカル線同様になっても線形は良く列車は快適に南へと疾走します。速度計を見ると90km/hを指してました!

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岩見沢駅から1時間半ほどで、終点の苫小牧駅の一つ手前である沼ノ端駅に到着。ここで大急ぎで跨線橋をダッシュして千歳線の列車に乗り継ぎました。

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