西鉄イン蒲田

２週間前のこと。葉山の潜り仲間から「再来週末に横浜で飲み会やるから。」というウムを言わさぬ指令が飛んできました。
　横浜から北関東の自宅への終電を調べたら、なんと21:29。集合時刻は20:30だそうなので１時間もいられません。東京の実家に帰るのであれば若干遅くはなりますが、酔って乗り継ぎ乗り継ぎするのもうんざりです…
　というわけで周辺のビジホをじゃらんで当たってみたのですが、花金で２週間前となると横浜は軒並み万単位。川崎もけっこう高い…「もっと早く言いやがれ！」とぶつぶつ言いながら、ようやく見つけたのがこちらのホテルでした。

「西鉄イン蒲田」です。
　その名のとおり、福岡の大手私鉄である西鉄系列のビジネスホテル。それだけにホテルの会員カードも西鉄のICカード乗車券「nimoca」と提携しています。東京の店舗で「nimoca」とのリンクをウリにしても…って感じですけどね。

肝心のお部屋はこんな感じ。このホテル最大のウリなのが奥にある独立したガラス張りのバスルーム♪最近ではシティホテルでもたいがいトイレと一体のユニットバスですが、このホテルでは洗い場付きの独立したバスルームが付いています。部屋全体の広さはフツーのビジネスホテルのシングルルームと大して変わらないので当然バスルームも狭いことは狭いんですけど、ベッドルームとの壁がガラス張りなので閉塞感がまったくありません。シングルなので寝室から「見えちゃう」ことも無問題なのですが、気になる方は寝室側のカーテンで遮蔽することも可能です。
　そして浴槽とトイレそれぞれの横にロールカーテン付きの窓があるのですが、ここからの光がガラスの壁を通って寝室までしっかり差し込みます。なので、部屋はとっても明るいです。このあたりはホントによく設計されてるなと思いました。
　ただし、このトイレ＆バスルームのおかげで寝室はとっても狭いです。蒲田だと空港利用の前泊利用も多いでしょうけど、大荷物を抱えた人には不向きです。荷物置き場がとれないと思います。ワタシはちっちゃなリュック１つだったので問題ありませんでしたけどね。

　朝食はご飯物（日替わりでおにぎりかいなり寿司）かパン（クロワッサンとか数種）、サラダ（葉っぱにポテトサラダ）、小さいプレーンオムレツにウインナーといったところ。朝食会場はとても狭いのですが、部屋に持ち帰ってもOKなので気になりません。味はそこそこでした。

　お値段は２週間前予約の金曜泊でシングル１泊朝食付きで\7,700。近くの東横インとかも同じくらいでしたから，これだけの充実ぶりからするとお得だったんじゃないかと思います。