JR乗りつぶし旅行~函館本線(前編)

昨年末から「あれこれ」あって疲れ果ててた年度末。温泉に入って美味しいものを食べてのんびりしたい!とANA「旅作」であれこれと検索をしたのが3月初めのこと。
 温泉と旨いモノとなれば北海道か九州なのですが,調べてみたら九州はちと高いので北海道に決定。往路のHND-CTS便と最近増便となったHKD-HNDの復路便を組み合わせて1泊朝食付きのお宿と併せても3万円を切るというお買い得プランを見つけて即「ポチッ」っとしちゃいました♪

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というわけで,始発電車を乗り継いでHNDに着いたのは7時半。これじゃラウンジでモーニングコーヒーを楽しむヒマは無いですね。さっさとプレミアムクラス&上級会員専用保安検査場(通称「高僧ルート」)を抜けて搭乗口へ向かいます。

ANA53便 東京/羽田(HND)(08:00)→札幌/千歳(CTS)(09:35)
使用機材 ボーイング777-300

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この日の使用器材はJA754A,通称「ピース☆ジェット」でした♪

 ま,ポケモンなぞオーストラリアへの旅行中にたまたま現地で放送されてたのをチラ見したくらいしかないワタシなので,当然「狙った」わけじゃなく「偶然」なのですが…これでポケモンジェットの搭乗は2度目です。かなり「当選」確率は高めですかね。

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前回の搭乗(JA8956「お花ジャンボ」)のときはその人気の程を知らなかったので完全スルーだったのですが,今回はせっかくなのでSFC特権の優先搭乗をして機内の様子もご紹介。
 ヘッドカバーがポケモンジェット専用のデザインなんですね。なので,降機時にはことごとく「お持ち帰り」されてました。使用済みなんて汚い…なんて言っちゃいけませんね(笑)

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さて,RWY34Rから無事に離陸して上空へ。
 ぐずついた天気の東京から雲を突き抜けて上空へ上がると,そこは真っ青な晴天♪ヒコーキに乗って良かった!と心から思える瞬間です。悪天の日にヒコーキに乗って晴天を眺めると,妙な優越感に浸れますよね。

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ヒコーキは無事にCTSのRWY19Lに着陸。ほぼ定刻でした。

 さて,ここからは夕方まで鉄分補給の旅となります。出発ロビーにある空弁売店でお弁当を買い込んでからエスカレーターで地下の新千歳空港駅へ行くと,待っていたのはこの電車。

千歳線・函館本線 快速エアポート101号  新千歳空港(10:04)→小樽(11:16)
列車番号3865M 721系4000番台電車(F4201編成)

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(上の写真は小樽駅にて撮影)

 JR北海道の普通列車の代表である721系電車。そのうち快速エアポート用に時速130km/h運転のための改造を施したりuシート車を組み込んだりしたのがこの4000番台です。
 JR北海道の通勤用車両としては徐々に731系や735系といったデッキ無しロングシート車がハバを効かせるようになってきちゃってますが,ワタシはこの721系が大好きです。やっぱり旅行客はクロスシートの方が嬉しいし,冬の北海道ではデッキがないと寒くて仕方ありませんからね。

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さて,今回ワタシはこの電車で終点の小樽へと向かいます。

 予め「えきねっと」経由で買っておいたのはこのきっぷ。快速エアポートに1両だけ連結されている指定席車両「uシート」の指定券♪

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721系の自由席普通車は転換クロスシートですが,uシートはフリーリクライニングシートでとっても快適。シートピッチにしてもクッションにしても,首都圏の普通列車グリーン席よりよっぽど快適。それがたったのプラス\300で乗れるのですから利用しない手はありません!しかも,ちゃっかり「えきねっと」発券でえきねっとポイントもgetできちゃいましたしね。

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さて,新千歳空港駅を発車すると列車は猛スピードで札幌へと向かいます。約35分で札幌駅に到着し,そのまま列車は函館本線を小樽へ向けて疾走。

 今年の冬将軍はなかなか手強く,車窓の外はあちこちに雪がどっさり積もってますね…

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札幌駅を出たあたりで,ちょっと早めのお昼ご飯。新千歳空港で買っておいたのはホタテ&うにごはん♪
 こんなにどっさりとウニがのったお弁当,北海道じゃなきゃお目にかかれませんよね~

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美味しいお弁当に舌鼓を打っている間に,列車は石狩湾の海沿いへ。遠くに小樽の港町が見えてきました。

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終点の小樽駅に到着。向かい側のホームには倶知安行きの普通列車が停まっていて乗り継いでもいいのですが,せっかくの小樽なのでちょっと途中下車してみましょうか。小樽に来たのは初めてだしね。

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小樽駅の駅舎はつい最近リニューアルされたばかりらしくとってもキレイです。それでいて,ホームなどでは昔からのレトロな雰囲気もうまい具合に残していてセンスの良さを感じますね。

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小樽駅からまっすぐ北東に向かって伸びているのが「セピア通り」と呼ばれるメインストリート。ちらちらと雪が舞ってきてるのが気になりますが,10分ほど歩けば小樽運河まで行けるみたいなのでちょっと足を伸ばしてみることにしました。

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途中,除雪作業真っ最中のブルドーザーに出くわしました。関東ではなかなか見る機会のない光景ですが,こっちじゃ冬の日常風景なんだろうな。
 雪国での生活って,やっぱ大変そうですね…

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旅番組や2時間ドラマでおなじみの小樽運河倉庫街。なかなか風情のある光景ですね。倉庫を改造したレストランなんかもあるようですが,残念ながらそこに立ち寄る時間はありません。
 さすがに有名な観光地だけに,シーズンオフの今でも観光客が山のように来てました。

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この界隈は景観保全が施されているのか,レトロな街並みがけっこう広い範囲にわたって続いています。観光客には嬉しいですね。

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道の途中にあったのが手宮線の廃線跡。
 手宮線とは南小樽から同市北部の港湾地区である手宮まで結んでいた貨物線で,北海道最初の鉄道と言われています。現在でもその廃線跡は観光資源として残されているほか,手宮駅の跡地は小樽市総合博物館となっているそうでして時間があれば行ってみたいところですが…今回は断念。
 それにしても,せっかくの線路が完全に「雪山」になっちゃってます…やっぱ,小樽って雪国なんですね。

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