なぜ,パラオ?

 NHKの「ダーウィンが来た」は結構好きな番組でよく見てます。
 んでもって,今日の舞台はパラオ。ネタはハゼとエビの共生。見た感想は「なんでパラオくんだりまで取材に行ったんだろ?」ってことでした。
 ハゼとエビの共生については,ダイバーならたいていは知ってるお話です。ま,番組でやっていた「幼魚のうちから共生している。」とか,「産卵場がエビの巣穴の中」だとか,そんなことまでは知らなかったけどね。
 んでもって,なぜほとんどのダイバーが知ってるかと言えば,そこら中で共生の光景が見られるからなんです。沖縄はもちろん,伊豆や相模湾でもね。ワタシも湯河原近くの福浦でダテハゼとテッポウエビの共生は何度も見てるし,八丈島ではクビアカハゼとテッポウエビの共生をじーっと観察したことがあります。
 なのに,なぜはるばるパラオくんだりまで出かけていったんだろう?取材班がリゾートしたかっただけなのかしら?と勘ぐりたくさえなりますね。
 ついでに言うと,伊豆や相模湾ではテッポウエビ+底生ハゼ(ダテハゼとか)に加えて浮遊性のハゼ(ハナハゼとか。)との3種が共生してるかも,という説があります。そのへんまで突っ込んでくれたらもっと面白かったのになぁ~

This entry was posted in 映像. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)