東海道貨物線で乗り鉄

今日は,東海道線辻堂駅の工事に伴って夕方から上り列車が東海道貨物線(羽沢線,品鶴線)経由の運転となるというので乗りに行ってきました。
このルート,湘南ライナーの一部列車では使われているのでまったく乗る機会がないわけではありませんが,地方在住在勤のワタシにとっては遠い存在。土日にこのルートを乗れる今回はとっても貴重な機会なんです。
小山駅の指定席券売機でホリデー・パスを買い込み,湘南新宿ライン,東海道線快速アクティーを乗り継いで向かった先は小田原駅。いったん改札の外に出て小山までのグリーン券を買い,再び上りホームに行きました。
今回の工事では,ルート変更のみならずダイヤも大幅に変更され,小田原=藤沢間は普段の3分の2程度の本数になってしまっているため,ホームはかなり混雑していました。
乗車したのは小田原17:26発東京行き普通列車。なぜか,10両編成での運転です。
列の前の方に並んでいたのでワタシはバッチリ窓側をキープできましたが,小田原駅を出た段階でグリーン車2階はすでに満席。茅ヶ崎駅ではドアが閉まらないくらいに混雑し,グリーン車の通路にまで立ち客が出てしまっていました。せめて15両で運転していれば,少しはましになったでしょうに…
平塚駅から先が貨物線経由となり,藤沢・武蔵小杉・品川・新橋のみの停車となります。藤沢駅では湘南ライナー専用ホームに到着。藤沢=東京間では通常の東海道線経由の列車が折り返し運転をしているため,そちらに乗り換えるために立ち客がどどっと降車していきました。それでもグリーン車2階はほぼ満席状態です。同業者(←鉄道ヲタ)もかなりいるのでしょうね。
藤沢駅を出ると,東戸塚駅までは東海道線に並行して走ります。車内もやっと落ち着いたところでグリーンアテンダントが検札にやってきました。今回,あえてSuicaグリーン券ではなく磁気グリーン券を買ってあります。臨時ダイヤ絡みの特例で東京=上野経由でも今日に限り1枚のグリーン券で乗り継ぎ乗車できるのですが,Suicaグリーン券利用の場合トラブルが心配だったので。車内放送によると,羽沢線に入ったところから品川駅を出るまでの間はSuicaグリーン券のシステムを切断して処理したみたいですね。
東戸塚駅を通過してすぐにトンネル。なが~いトンネルを抜けてすぐのところにあるのが横浜羽沢貨物駅です。
一応,2面のホームが設けられてはいますが,あくまでここは貨物駅。過去にも旅客扱いが行われたことはないようです。形式的には旅客扱いもすることにはなっているようですけどね(Wikipediaより。)。
今回もあっさりと通過し,ちょこっと東海道新幹線と併走すると,また長~いトンネル。次に地上に出たのは京急生麦駅の脇でした。
鶴見駅までは東海道線と併走。そこから再び貨物線(いわゆる品鶴線区間)に入ります。
ただ,ここも走るのは横須賀線や湘南新宿ラインなどが走る旅客線ではなく貨物線の本線。従って,新川崎駅近くにあるJR貨物の新鶴見機関区でも旅客線がある東側ではなく西側をぐるっと回り込むように走ります。
新鶴見機関区を通過すると,武蔵小杉駅のちょっと手前でやっと旅客線に合流。ここからは見慣れた路線となります。西大井駅を通過すると,品川駅では臨時ホーム9番線に到着。数分時間調整を行い,田町電車区を抜けてから先は通常の東海道旅客線に戻り,終点の東京に到着しました。
所要時間は同時刻に小田原を出発する定期列車とほぼ同じでした。

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