禁制品,お届け♪

先日ここに書いたとおり,ワタシの持っているダイビングナイフが禁制品になってしまったため,警察署に処分依頼のため持っていきました。
新聞記事では「交番でもOK」とのことでしたが,最寄りの交番に行くと「パトロール中。」
隣の交番まで歩くのも面倒だし,また「パトロール中」だったら目も当てられないので,いったんお家に帰ってクルマで最寄りの警察署へ。
日曜日のがら~んとした警察署に入り,カウンター越しにお仕事中のおじさんに声をかけると,先方の警察官も最初は「???」ととまどった様子。
「とりあえず,お話を伺いましょう。」といった感じでノート片手に別のオジサンがやってきました。
「今まで使っていたナイフが禁制品になっちゃったんで,処分してもらいに来たんですけど…」
「ナイフってこれね。」といいながら,鞘から抜こうとしたところ…抜けない!
そう,ダイビングナイフは水中で使うため,間違って抜けないようにストッパーが付いているんです。
……悪戦苦闘するおじさんをしばし見物したあと(←ごめんね。でも面白かった☆),代わってストッパーを外してあげました。
「ああ,まさしくダガーだね。」
「片刃はノコギリ状になっていても,ダメなんですよね。」
「うん,こういうのをダガーっていうんだよ。これって,何に使ってたの?」
さすがに,海無し県の警察は『ダイビングナイフ』の存在を知らないようです。
「ダイビングで。釣り糸とかが絡まったりしたときに…」
「ああ,なるほど。それじゃ,免許証か何か本人確認できるモノは持ってる?」
と運転免許証を渡し,コピーを取ってから待つこと数分。
別のおじさんが書類を持ってやってきました。
「これがダメになったってどこで聞いたの?」と言いながら,さっきのおじさん同様鞘抜きに悪戦苦闘。
「メーカーのホームページにダメになったって載ってましたよ。」と言いながら,代わって鞘から外してあげます。
TUSAのホームページ上で『ウチには送らないでください』って書いてあったんですよね。
おじさん,再び鞘に収めて「へー,そうなの。」
こちらのおじさん,ホントにダメなのか迷っていたみたい。で,また鞘から抜けなくなって,
「ごめん,これどうやって抜くんだっけ?」
「だから,このストッパーを手前に引いて…」
「ああ,なるほど~」
あとは,処分依頼書に署名指印をして手続き終了。
でも,この後でまた鞘から抜けなくなって電話が来たりして…??

This entry was posted in ダイビング, 日常. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)