大汐線とcafe mimo

 今日の北関東は晴れ。でも天気は下り坂で夜には雨が降ってくるらしいです。
 雨が降る前に帰りたいなぁと思いながら、お昼過ぎの快速列車で東京へ。予報よりも日差しがあって、汗ばむ陽気でした。

 向かった先は田町駅。東口を出ると、東海道新幹線の線路の脇にスペースがあって、何やら工事をしています。

 田町駅から線路沿いにてくてく。札の辻橋から品川方面を望むと、新幹線脇にコンクリート敷きのスペースがあって、その奥に何やら線路っぽいものが見えます。
 実はこの線路、今は使用されていない東海道貨物線の一部でして、汐留と大井にある東京貨物ターミナルとを結ぶことから通称「大汐線」と呼ばれています。
 この休止中の大汐線ですが、いま大注目されています。大井の東京貨物ターミナルから京浜運河をくぐれば、その先にあるのは羽田空港。そこで、現在使用されていない大汐線をリニューアルした上で東京貨物ターミナルから羽田空港までトンネルを掘って上野東京ラインを空港アクセス線にしてしまおう!というプロジェクトが生まれました。↑の工事はその準備ってわけですね。
 もともと大汐線はこのあたりからは単線で汐留貨物駅(明治の鉄道開業時における新橋駅、今の浜離宮西側。)まで伸びていたのですが、今の計画では残っているこの線路からトンネルで東海道新幹線と東海道本線の下り線をくぐり、浜松町駅の南側で東海道本線の線路につなぐというもの。そのために残っていた単線の線路は撤去されちゃったようです。

 実現すればとっても便利になる羽田空港アクセス線ですが、開業まではけっこう大変そう。もちろん京浜運河のトンネル堀りや東海道本線との接続部分もそうですが、再利用するこの大汐線自体も四半世紀前の1998年に休止されて橋や線路は残されているもののご覧のとおり架線は撤去されています。それだけ長期にわたって放置されていましたから、当然ガタも来ているでしょうしねぇ・・・
 ちなみに大汐線の奥に見える線路は東海道新幹線の大井車両基地へ向かう引き上げ線。そちらはもちろん現役です。

 高輪ゲートウェイ駅近くにある東海道本線と大汐線との分岐点。こちらから見ると新幹線の引き上げ線しか見えませんね。
 手前の工事現場はアクセス線とは無関係のマンション建築工事みたいです(笑)

 さて、お散歩はこれくらいにして、ワタシは品川駅から山手線で渋谷へ。そこから銀座線に乗って向かった先はライブ会場がある青山一丁目。
 開場は17時なので、駅に直結している青山ツインタワーの地下街で早めの夕食をいただきます。入ったのはLa Pausaというイタリア料理店。このお店、ステーキ宮も経営するコロワイドが運営しているみたいです。

 ちょいと時間があるので、フレンチフライをツマミに白ワインを1杯。

 次いで、季節のおすすめにあった「ホタルイカとアスパラのペペロンチーノ」を注文。お値段は¥1,280とやや張りますけど、とっても美味しかったです♪

 デザートにティラミスとコーヒーを頼んでお会計は¥2,890ナリ。ま、たまにはいいか。

 食事の後は、今年で22回目となる遊佐未森さんの定例春ライブ「cafe mimo」へ。
 cafe mimoは例年、未森さんのボーカル&ピアノと西海孝さんのギター、そして楠均さんのパーカッションという編成なのですが、今年は西海さんが「旅に出た」ので代わりに大口俊輔さんのピアノ&アコーディオンという編成。でも相変わらずの小編成による「自由自在」な演奏は健在。未森さんの伸びのある声もさることながら、大口さんのピアノ伴奏がとっても気持ちよかったですねぇ。あっという間の2時間でした。

 帰り道、渋谷駅から埼京線、そして赤羽駅から快速アーバン、大宮駅から新幹線とスムーズに乗り継げて1時間ちょっとでお家に帰れました。お家に着く直前に雨がパラつきだしたけど、ギリギリ傘を開かずに帰れてよかったよかった。

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