伊香保にて2(前編)

 今朝の北関東も晴れ。数日前までこの3連休は降雪の予報も出ていたのですが、南岸低気圧が予想より南を通過したため北関東は晴天となりました。

 そんな今日は、伊香保へお出かけ。
 このところ「全国旅行支援」のせいで宿泊料金が急騰していてあまりお出かけするつもりはなかったのですが、「じゃらん」から例によって期間限定ポイントが2,700ポイントほど降ってきましてね。検索したら3連休なのに伊香保のお宿が手ごろなお値段で空いてました。そーいえば全国旅行支援って先月末で終了してて、3連休明けから補助額を減らして再開予定でしたっけ。ちょうどこの谷間の時期だったおかげかしらね。

 自宅から伊香保までは一般道経由でも2時間半弱。渋川までは立体交差だらけの高規格道路が連続するのでスイスイ。渋川から群馬県道33号線で一気に標高差500mを駆けのぼるわけですが、途中から路肩にちらほら残雪が見え始めましてね。そういえば、昨年末に前橋あたりまで雪が積もった日がありましたっけ。この先路面が凍結してたらどうしよう・・・と肝を冷やしたのですが、幸いにして伊香保市街地も雪が残っているのは日陰の路肩や空き地だけ。県道から宿へ向かう細い坂道もきれいに路面が乾いてました。

(写真は翌朝撮影)

 お宿は昨年10月に泊まった「洋風旅館ぴのん」さん。
 チェックイン時間より1時間ほど早く着いちゃったので駐車場に車を置かせてもらって散歩にでも行こうかと思ったのですが、既に部屋の準備ができてるとかでアーリーチェックインをしてくれました。相変わらずとっても親切なお宿です♪

 今回はダブルベッドルーム。前回泊まったシングルルームとほぼ同じ広さですが、ベッドが大きくなった分、シングルルームにあったソファ&ローテーブルがなくなってます。一人ならシングルルームのほうが快適かもね。

 アーリーチェックインできたので、大急ぎで浴衣に着替えておそらくはまだ誰も使っていないであろうお風呂へ。
 前回の記事にも書いたとおり、このお宿は大浴場がなく貸切風呂が4つだけ。各貸切風呂の浴槽は二人くらいなら悠々足を延ばして入れる広さなので一人ならそれで十分です。もともとある源泉「黄金の湯」と新しい源泉「白銀の湯」のお風呂が2つずつあるのですが、今回の滞在中は黄金の湯だけしか入りませんでした。それで十分。

 お部屋でごろごろ読書して、身体が冷えたらお風呂であったまって・・・を繰り返しているうちに夕食のお時間。

 このお宿は2か月ごとにメニューが変わるっぽいです。
 前菜は「魚介のゼリー寄せ」「鴨の自家燻製」「金目鯛のマリネ ディル風味」「あん肝の黄身醬油添え」。例によってワイン好きのココロを良くわかってる前菜ですねぇ。鴨と金目鯛が絶品でしたな。
 スープはミネストローネ。パンの代わりに蒸しパンやご飯を選んだら別のものが出てくるっぽいですが、ワタシはワインを楽しみたかったので前回と同様に普通のパンにしました。
 魚料理は「サーモンのジャガイモクレープ焼き シャンピニオンクリームソース」。マッシュルームとバターの香りが効いたソースが美味しかったです。前菜で白ワインを空けちゃってたのでロゼを合わせたんだけど、白ワインのほうが合ったかも。
 葡萄のグラニテを挟んで、肉料理は「上州牛のロースト 甜麵醬ソース エスカルゴバター添え」。どうやらローストビーフは固定なんですかね。相変わらず箸で切れるくらい柔らかいお肉は絶品でした。
 デザートは「チョコレートのテリーヌ」とミックスフルーツのコンポート。そしてコーヒーでひととおり。今回も堪能いたしました。

 ロビーにある暖炉。のんびりコーヒー片手に読書するには最適な空間なんだけど、誰もいませんでした。中善寺金谷ホテルみたいにフリードリンクのサービスでもあればいいのにな。なんか、せっかくの空間なのにもったいない気がします。

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