献血とピアノとライブ

 今日は久しぶりに東京へお出かけです。

 お昼過ぎにまず向かったのは、東京ソラマチ。
 スカイツリーの横にある大型商業施設ですが、エレベーターを乗り継いだ先の10階にあるのが献血ルーム「feel」です。
 マンボウ明けで大賑わいの下界をしり目に、10階は学習塾や英会話教室くらいしかないのでとっても静か。そして、まだ完成して10年ほどの新しいビルなので、とっても綺麗です。
 インテリアは白を基調としたカフェ風のデザインで、実際に注文してから豆を挽いて淹れてくれるコーヒーやカフェラテといったドリンクサービスもあります。ま、係員が自動のコーヒーサーバーを操作するスタイルなので、空港ラウンジでセルフサービスでいただけるコーヒー類と同じですけどね。

 北東側は大きな窓になっているので、眺めも最高♪
 この辺、意外とここ以外には大きなビルが無いんですね。遠くまで見通せます。
 唯一予約をとれたのが午後3時半だったのですが、2時間ほど早めに来て「空席待ち」。こんなに快適な環境だったら待つのもまったく苦になりません♪結局、1時間ほど早く採血してもらって4時過ぎには出ることができました。

 ソラマチを出たら、のんびりと錦糸町駅までお散歩。錦糸町駅前の隅田公園はちょうど桜まつりの真っ最中。日当たりのよいところは既に葉桜になっちゃってますけど、木によってはまだまだ見られる感じでした。
 錦糸町駅から総武緩行線に乗って、向かった先はお隣の両国駅です。

 両国駅は、総武快速線が東京駅に乗り入れるまで、千葉方面に向かう列車の出発駅でした。その名残が現在閉鎖されている3番線ホーム。改札口から3番線ホームに向かう通路は現在「両国ステーションギャラリー」として両国駅がターミナル駅だったころの写真などを展示するスペースになっているのですが、そこに昨年、いわゆるストリートピアノが設置されました。
 緩行線ホームを降りてギャラリーに向かうと、ピアノの調べが聞こえてきます。ギャラリーはトンネルのような構造なので、音の反響もいい感じです。
 このギャラリーの営業は午後5時まで。閉館時間が迫ってくると、案の定、ギャラリーはほとんど人がいなくなりました。さて、1曲弾いてから退散しようかとピアノに向かってみると・・・
 あれ?サスティンペダルが効かない・・・

 さすがに、ペダルを使わずに弾ける曲は持ってないワタシ。っていうか、ペダルが使えないのにそれをまったく感じさせない演奏をしていた先客は凄すぎです。
 結局、1曲も弾けずにすごすごと退散しました・・・

 中央・総武緩行線に戻り、次に向かったのは信濃町駅。ここから20分ほど歩いたところにある草月ホールで、今宵のメインイベントである遊佐未森さんのコンサートがありました。
 毎年桜の時期に行われる”Cafe mimo”というコンサート。未森さんのピアノ&ボーカルに楠均さんのパーカッション、西海孝さんのギターのみというシンプルな編成はまさにワタシ好み。しばしばこれにゲストも招かれるのですが、今年はコロナ禍ゆえかゲストなしでした。
 コロナ禍といえば、昨年末に行った塩谷悟さんもそうでしたけど、ミュージシャンの方はコロナ禍の影響が大きいせいか、その中でもコンサートを開催できることへの感慨がとても大きいみたいですね。未森さんも、MCでしばしばコロナ禍やウクライナ情勢に触れながら、言葉を詰まらせつつも観客を前に演奏ができる幸せを語っていました。
 Cafe mimoに足を運ぶのは2回目なのですが、今回も気持ちよかったですねー。昨年発売されたアルバム”潮騒”からの曲が中心だったのですが、アルバムタイトルでもある”潮騒”や続いて演奏された”I Still See”などは鳥肌モノでした。

 大満足で青山を後にして、銀座線で渋谷へ。渋谷駅は銀座線もJRもいつの間にか新しくなっていてちょいと戸惑っちゃいましたけど、湘南新宿ラインのホームが近くなったのはとってもありがたいです。前はほとんど別の駅って感じでしたからねぇ~

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