沖縄にて15(その3)

Point:ゴリラチョップ×3(本部町)

2019年12月31日  気温19℃ 水温22℃ 透視度15m

 大晦日は、雨は止んだものの一日中冷たい北風が吹きすさぶ一日になりました。気温は19℃と内地のヒトにとっては「暖かい」くらいなのですが、沖縄では20℃を下回れば十分に「極寒」です。ましてや、強い北風に体感温度はヒトケタだったんじゃないかな。
 こんな日はさっさと海に入っちゃうのが吉。水中の方がはるかに暖かいです。

 沖合にあるデバスズメダイさんたちが群れるテーブルサンゴ。なんとも南国らしい光景です。

 ユビエダハマサンゴがもりもり育っています。外は極寒でも、やっぱりここは南国の海ですね。

 アカメハゼさんが付いているサンゴもありました。思いっきり絞りを開放して、アカメハゼのアカメハゼ抜きでパチリ。

 エントリ口近くにもアカメハゼさんのお住まいがありました。ここならけっこう粘れますね。

 ただ、深いトコのと違ってアカメハゼさんの付いてるサンゴが岩壁のすぐ脇なので、青抜きで撮るのは難しいです。

 水面にはダツさんが数匹うろうろしてます。ナイトだと危ないかも。

 エントリ口の階段にお住まいのクマノミさん。こんなところで大丈夫なのか不安に思いましたが、意外や意外、夏からずっと住み着いてるんだとか。

 さて、2本目。沖にはちょっと大きめのカマスさんの群れが。黒のタテジマが見えるのとウロコが大きめだからタイワンカマスさんですね。カマスの群れが中層を泳ぐって珍しいです。やっぱり今日の水面は寒いのかしらん。

 テングハギさんの小学生サイズ。かわいかった!

 ミナミムカデウミウシさん。
 前からダイバーの間では「ムカデミノウミウシは沖縄のと内地のとでずいぶん色合いが違うね。」って言っていたんだけど、やっぱり別種だったらしいです。でも、まだ研究途中だそうで今後さらに種類が増えるかも。

 クリスマスツリーワームことカンザシゴカイさん。
 見えない胴体を想像しちゃいけません。見えてる美しいものだけを楽しみましょう(笑)

 中学生サイズのテングカワハギさん。

 3本目。
 ここにもレッドビーチみたいな泥地があるんだよ~というガイドのK谷さんに誘われてマニアックな泥地ダイブに出かけました。

 エントリ口の目と鼻の先の岩陰に、地味ぃなハゼさんがお住まい。撮りづらいトコだし地味だし・・・とテキトーに撮っちゃったら、後になって初見のヒノマルハゼさんだったと判明して涙目に。
 フォトダイビングは油断大敵ですね。

 こちらはレッドビーチでよく見かけるホホベニサラサハゼさんのペア。夫婦喧嘩中なのかしら。

 この手の幼魚にはいつも悩まされます。キヘリモンガラさんなのか、ゴマモンガラさんなのか・・・ちゃんと名札を付けてほしい!

 ヨコシマクロダイさんの小学生サイズ。

 超高級魚、ヒブダイさんの若魚。美味しそう~

 シライトウミウシさんにはピンクのコペポーダが付いてました。

 遅いランチ(というより、もはや夕食の時間。)はゴリチョから目と鼻の先にある「本部そば」さん。フツーにおそばを注文したら、サービスでジューシー(沖縄の炊き込みご飯)と炊合せがサービスで付いてきました。美味しかったですよ~♪ごちそうさまでした☆

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