小笠原にて1(その5)

Point:西島東磯(西島),横倒し(父島)

2018年12月14日  気温25℃ 水温23℃ 透明度15~30m


 最終日。1本目はワタシの「ヘルフリッチおかわり」というリクエストで再び西島東磯へ。ざぶざぶの海況の中、やや無理してエントリーしたのですが・・・残念ながらヘルフリッチはお留守。まあ,仕方ないですねー。
 代わりに登場したのは、ほぼ小笠原の固有種と言って良いベニオチョウチョウウオさん。ペアでいました。深場へ逃げそうになったんだけど、しつこく追いかけて撮っちゃいました。
 ふと水面を見上げると、ブラックフィンバラクーダさんが単独でふわふわしてました。ブラックフィンさんはどちらかと言えば群れでいる印象があったので、1匹だけでいるのはちょっと意外。
 岩陰にはテングダイさんがちらほら。八丈島では普通種ですが、ほかではあまり見かけないこの子。小笠原が八丈島の続きということが分かります。
 あまりヒトを恐れない子だったので、近寄ってパチリ。特徴的なあごヒゲもバッチリ♪
 1本目がハードだったので、2本目のラストダイブは静かな湾内のポイント「横倒し」へ。
エントリーしてみると、ヤマブキベラさんがクリーニング中でした。小笠原ではヤマブキベラさんがホントに多かったです。
 その名のとおり、-15m付近に太平洋戦争中に沈没した貨物船が横倒しになっています。小笠原はこの手の沈船が多いみたい。
 船の陰にはセホシサンカクハゼさんがいらっしゃいました。まだ小さな子なので、和名の由来である「セホシ」=第一背鰭の黒斑がぼやけてます。
 この船、あまりお魚さんはいらっしゃらなくて、時々ブダイさんやツバメウオさんが出てくる程度。どちらかと言えば地形(というか沈船)を楽しむポイントですね。
と思ってたら、安全停止中にハナムロの群れが降ってきたりして・・・もっと早く出てこいや~!
 大急ぎでショップに行き、ダイビング器材を水洗い&干してからランチへ。ショップ近くのラーメン屋さんで注文したのは「海鮮ラーメン」と餃子&生ビール♪
で、出てきた「海鮮ラーメン」がこちら。トマトスープ仕立てというラーメンというより別のモノ。ちょっとショック・・・
 気を取り直して、浜辺の公園で一休み。夏は賑わうのでしょうが、今はとっても静か。ブランコでは親子連れが遊んでました。
 時間があったのでちょっとお散歩。神社を見つけました。
 長~い階段を昇ると境内。入り口にこんな由緒書きがありました。小笠原の歴史って意外と浅いんですね。
 境内はこんな感じ。こぢんまりとしています。
 山腹にあるので、境内からの眺めはなかなか。二見港の町並みが一望できます。
 おっ、ははじま丸が入港してきました。そろそろチェックインしますかねー。
 ショップのクルマで港に送ってもらい、そこからチェックインして乗船します。
岸壁では大勢の島民たちがお見送り。島太鼓のパフォーマンスもありました。
小笠原海運 父島/二見港(15:30)→東京/竹芝(翌日15:30)
使用機材 おがさわら丸(三代)
 出航すると、すぐにダイビングボートが数隻追いかけてきました。
 すっかり小笠原名物となった、船によるお見送り。ボートから手を振ってる彩乃さんがなんでウェットスーツ着てるんだろ?と首をひねっていたら、湾の入り口でいきなり飛び込んじゃいました。後に続いて飛び込むヒト(普通にTシャツ着てるヒトもいた。)もちらほら・・・
こんなの見せられちゃったら、リピーターになっちゃいますねー。また、よろしくお願いします!
 二見湾を出ると、島影が夕陽で徐々に赤く染まり始めました。
 やがて、日没。今日も良い夕陽が見られました。
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