アンフェア　the end

　滅多に映画など観ないワタシですが、今日は久しぶりに映画館へ。小山ハーベストウォーク内の「シネマ・ハーベストウォーク」で「アンフェア the end」を観てきました。

　まあ多くの方はご存じでしょうが、コレは2006年に放送された連続ドラマ「アンフェア」の映画版第３作目。このテレビドラマ版と映画版の一連の物語の完結編といった位置づけの作品です。ワタシの場合はテレビドラマ版をちらほらと映画版のテレビ再放送を観た程度だったのですが、未回収の伏線は気になっていたので（つまり、それくらいには楽しませてもらってたってコトね。）、今回は久しぶりに映画館へ足を運んだ次第。

　感想は･･･まあまあ楽しめましたってトコかな。
　まだ観てない方もいるでしょうから内容に立ち入るのは避けますが、一応大きな伏線は回収されてます。そして相変わらずアクションシーンも多いし、このシリーズ最大の特徴である「誰が味方で誰が敵か」っていうドキドキ感も満載。素直に見ていれば最後の最後まで「こう来たか～！」って楽しませてくれます。ついでに「無駄に美人(?)」な篠原涼子さんのセクシーショット付き（笑）とサービス満点な作品ではあります。
　でもね、てんこ盛りにした分ストーリー展開にはやや雑さも感じました。ストーリーを一通り観てるヒトには最初の10分で敵方のグループ構造は見えちゃっただろうし、だからこそ津島や一条の雪平に対する複雑な想いをもっと丁寧に時間をとって描いて欲しかったなーって思います。特に一条のコトなんか、前作のthe answerを観てないと全然分からないと思うし。

　とまあ文句の付けようも無いワケじゃないですが、例によって豪華キャスト、特に篠原涼子と佐藤浩市の名演技（特に表情ね。）は相変わらず素晴らしいです。それと、個人的に好きなのが寺島進さんね。ああいう、一見ダンディーで、でも実はすっとぼけてて、その実愛情のあるキャラって大好きだし、そのムズカシイ役どころを実に巧みに演じてらっしゃいましたね。

　ところで、この映画館って実はJAF割引（￥200引き）が使えるのね。宇都宮インターパークのMovixにするか迷ったんだけど、こっちにして正解でした♪