ハードディスクの換装

 愛用パソコンのハードディスク容量がギリギリになってきたので取り替えました。ホントならもう5年くらい使っているパソコンなので買い替えても良いくらいなのですが、愛用のNEC LaVie LL870/Wは「ワイヤレスTVデジタル」というWifiを利用してテレビを見られるという機能があって捨てがたいんです。コレ、なぜか最近のNECパソコンでは失われちゃってるんですよね~
 さて、ネットで調べると「NECパソコンのハードディスクは取り替えられない。」などと脅し文句も散見されたのですが、そんな馬鹿な話があるわけありません。というわけで、さっそくスタート♪
1 新しいHDDのお買い上げ。
 まずはパソコンのHDDの種類を確認。どうやら2.5インチで厚さは9.5cm、コネクタはSATAみたいです。
 というわけで、アマゾンでこの条件を満たす中から「HGST Travelstar 1TB 2.5インチ 0S03565」ってのをお買い上げ。それと近所のヤマダ電機でハードディスクケースも買いました。合計\11,000ほど。
2 ハードディスクのコピー。
 新しいHDDをケースに入れてパソコンにUSBで接続。そして現在のHDDのデータをすべて新しいHDDにコピーする必要があります。そのためのソフトはネット上のフリーソフト「EaseUS DiskCopy」を使いました。このソフトで現在のHDDのクローンを作っちゃいます。
 これが意外に時間がかかって,ワタシの場合は8時間くらいかかりました。
3 Windows Update対策
 古いPCのHDDを交換すると、なぜかWindows Updateができなかったり動きが不安定になったりします。ネットで検索すると、どうやらIntelのサイトから「Intel Rapid Strage Technology」っていうソフトをインストール必要があるみたい。
 というわけでこれをダウンロードすることになるのですが、交換後の不安定な環境ではダウンロードもできませんでした。なので古いHDDを装着した状態でダウンロードし、新しいHDD上に保存しておきます。
4 交換
 ここまで済ませたら、ようやくHDDを交換します。パソコンをシャットダウンしてひっくり返し、裏ブタのネジを外してフタを開けるとHDDが見えてきます。HDDを取り外して新しいHDDを装着。再びフタを取り付けて完了。
5 IRSTのインストール
 新しいHDDを取り付けてからPCを立ち上げると、勝手に新HDDのドライバをインストールしてくれます。
 その後で、予めダウンロードしておいたIntel Rapid Strage Technologyをインストール。ここまで済ませたら元通りにパソコンは動くはずです。
6 パーティション調整
 ただ、この状態では新しいHDDも元のHDDと同じ容量しか使えません。あくまでも元のHDDのクローンですから、増えた容量の部分は「未割り当て」状態なんです。そこで、「コンピュータ」→「管理」→「ディスクの管理」でHDDのパーティションを調整する必要があります。
 ところでワタシのパソコンの場合、すでに 「アクティブ・回復パーティション」「ブート,ページファイル,プライマリパーティション」「アクティブパーティション」「回復パーティション」と4つ使われていました。1つのディスクにパーティションは4つまでらしいので、このままでは「未割り当て」部分は使えません。
 そこでまず3つ目の「アクティブパーティション」を削除してから2つ目のプライマリパーティションを拡張して一体化。続いて未割り当て部分を4つ目のパーティションにしちゃいました。本来なら全部を同じパーティションにしたいところですが、パーティションの結合は隣り合った部分しかできないし、3つ目のパーティション(どうやらリストアのためのデータが格納されているようです。)はどうやっても削除できなかったのでやむを得ません。
 というわけで、無事にHDDの交換は終了。容量は倍増したし、回転速度も5400rpm→7200rpmへUP。キャッシュも8MB→32MBとUP。これでだいぶスムーズに動くはずです♪

This entry was posted in 日常. Bookmark the permalink.

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)