久米島にて８（その２）

Point：ノースライン，ウーマガイ，トンバラサシ

さて，いよいよ５日連続のモグリまくりの日々が始まりました。
　１本目はノースライン！この日は夏の久米島にしては決して透明度は良くなかったのですが，それでも透明度１ケタが当たり前の葉山に比べれば別世界！いやぁ，気持ちいいですねー！！

今回の久米島でのダイビングは新調したデジカメLUMIX GX1の進水式でもあります。なので，あれこれといじりながらコンデジでは苦手な動きの速いサカナをあれこれと撮影。
　まずはテンクロスジギンポさん。

ドロップオフ沿いに泳ぎながら，そこらへんにいるお魚さんにカメラを向けます。サロンパスフィッシュことスミレナガハナダイさんの雄。通りすがりに適当に撮ったにしては，さすがの画質ですね。

こちらはヒレナガヤッコさんの雌。「通りすがり」の子たちを適当に撮っただけですが，「通りすがり」にいるのが人気種ばかりなのが久米島のすごさ。

スミレナガハナダイさんの雌です。山吹色の体色がとても鮮やかですね。

八丈島で会った時にはコンデジで大苦戦したマルスズメダイさんの幼魚。長く伸びた尾がとってもキュートな子です。
　この辺はさすがミラーレス一眼であっさりと鮮やかに撮れちゃいました。ＡＦのコンティニュアスモードはとっても優秀！

プロモファクトリーのGX1ハウジングのいいところはINONの外付けレンズが使えることなんです。
　こちらは2cmくらいのちっちゃなミゾレウミウシさん。マクロレンズを１枚重ねたらバッチリでした。

ヒロシくんがカミソリウオさんを見つけてくれました。コンデジではなぜかうまく撮れた試しのないこの子ですが，ＧＸ１はあっさりとこのとおり。鰓の辺りの透明な鰭までバッチリ撮れているのはさすがです。

胴体部分の長さは2cm足らずのオトヒメエビさんの子供。かわいかった～！

ミナミギンポさん。クネクネと落ち着きがなかったのですがキレイに撮れていました。

港に戻って一休み。試しにコンデジ用のワイドコンバーションレンズUWL-105AD（今まで使っていたPowershotではケラレがひどくて使い物にならずお蔵入りしてました。）を持ってきていたので試しに使ってみました。14mmのワイド端ではケラレちゃいますが22mmくらいまでズームをかけるとうまく撮れるみたいです。まあ，この写真みたいに後でトリミングしてもいいんですけどね。

さて，２本目。
　先ほど港で試したワイコンを使ってみました。こういうシーンを撮るにはなかなか使えそうです。

２本目のポイントはウーマガイ。ここのドロップオフをゆっくりと泳ぐのが大好きです。潮通しがよくてとっても青がキレイだし。

のんびりドロップオフを泳いでいたら，イソマグロさんが遊びにやってきました。ちょろちょろと私達につきまとってからビュンと走り去っていきました。何しに来たんだろ？

ドロップオフ沿いのイソギンチャクに付いていた2cm足らずのクマノミの赤ちゃん♪
　オトナになるとフィンに体当たりしてくるくらい気の荒いクマノミさんですが，この大きさの頃はまだ怖がりでイソギンチャクから離れようとしません。

クマノミよりさらに気の荒いハマクマノミさんち。
　大きくなると黒ずんでカメラを向ける気もなくなるハマクマノミさんですが，若い頃はオレンジがとってもキレイです。

棚上にいたヨコシマクロダイさん。図鑑用にパチリと撮っておきました。

サーモンピンクの体色がとっても綺麗なハナビラクマノミさん。ワイドで仰って撮ってみましたが，ちょっと露出オーバーだなぁ。

この日のラストでアオウミガメさんが遊びに来てくれました！
　ガイドのヒロシくんをを入れてパチリ。

ヒロシくんにお願いして，私もカメさんと一緒に撮ってもらいました♪

Ｃカードを取ったばかりという方が別チームにいたので，ヒロシくんと彼女たちの方にカメをご案内しちゃいました。
　さすがにカメさんも本気で逃げ出しモードに入っていて，ケラレないようにズームをかけるヒマがありませんでした。

ラストは棚上にはそこらじゅうにいるミノカエルウオさん。とっても恥ずかしがり屋でこの写真も後ろ向き…（涙）