久米島にて4(その5)

久米島空港

翌朝。荷物をまとめてからタクシーで空港へ。
去年の夏に来た時は空港に着いたとたん「欠航」の2文字が飛び込んできたのでドキドキしましたが,今回はちゃんと飛ぶみたいでした。
荷物を預けて(←ちなみに,往路より重くなっているはずなのに超過料金は取られませんでした。やっぱり,リゾート地の空港はそんなヤボなマネはしないんですね。)から展望デッキへ。

ボンバルディアDHC8-Q100

デッキへ出ると,ちょうどこれから乗る機材が到着したところでした。
RACもJALと同じロゴマーク・塗装の機材が増えてきてますが,今回お世話になる機材は旧RAC塗装のボンQ。やっぱりこっちの方がいいですね~♪
それではそろそろ搭乗待合室に入りましょう。

RAC876便 久米島(UEO)(10:30)→沖縄/那覇(OKA)(11:05)
使用機材 ボンバルディアDHC8-Q100

UEO搭乗待合室

さて,久米島空港の搭乗待合室でワタシがいつも楽しみにしているのは奥の隅っこにあるパンフレットスタンド。ここにあるのが,JTAのCAさんが編集している「アテンションプリーズ(通称アテプリ)」という小冊子。手作り感の漂う「学級新聞」的な冊子なのです。
中身は地元の航空会社ならではの穴場紹介からCAさんラストフライトのルポ,「ドジワーデス物語」と称するイラスト入り失敗談などなど。
残念ながら今日は置いてありませんでしたが,記事の一部はJTAのHPでも読むことができますので興味のある方はどうぞ。

久米島上空

さて,荷物の積み込みで少々遅れて久米島空港RWY21を離陸しました。
しばらく南に飛んだ後ぐるりと進路を東に変え,左側の窓からは島尻の山が真っ正面に見えます。
もうちょっと雲が少なければ,右側にハテの浜が見えるんでしょうけど…

渡名喜島上空

しばらくすると,見えてきたのは渡名喜島。
どういうわけか,通常の航路をだいぶはずれて渡名喜島と座間味島の間を北東へ飛んでいるようです。
ワタシにとってはサービス満点な遊覧飛行♪できれば右側の座席からも慶良間諸島の写真を撮りたいところですが,残念ながらこの便は満席でした…

粟国島上空

やがて,機窓には粟国島が。
ボンバルディアのプロペラ機のいいところは,ジェット機より低空を飛ぶので機窓の眺めをゆったりと楽しめるところですね。往きの便でも粟国島は通りましたが,とても小さくしか見えませんでした。

RAC876便機内

機内の様子。
39人乗りなのでホントにこぢんまりとしています。
粟国島を通過した頃から雲が多くなり,揺れも少々でてきました。そして那覇の街が見えてくると雨もパラパラと窓に当たり始めます。やがて,那覇空港RWY18に無事ランディング。

那覇空港

1階のターンテーブルで荷物をピックアップしてから,2階でしばしお買い物。
職場バラマキ用の「べにいもたると」をお買い上げ。いろいろ試したけど,沖縄土産のお菓子としてはこれが一番おいしいですね。併せて,同僚から頼まれていた「ちんすこうショコラ」も買ってから3階の出発便カウンターへ。
こちらはごらんの通り,とんでもない混雑でした。どうやら,美ら島沖縄総体のお帰りとぶつかっちゃったみたいです。

沖縄空港

幸い,こちらのプレミアムチェックインカウンターはガラガラ。こーゆー時にはウン十万円かけてgetしたSFCのありがたみを感じます。ありがたく待ち時間ほぼゼロで荷物を預けます。(ちなみに,今は羽田=沖縄を割引運賃で1年に17回往復すればgetできます。試してみますか?)
ついでに,これまたSFC特典のアップグレードポイントを利用してお帰り便をプレミアムクラスへアップグレードしてもらいました。

沖縄都市モノレール線 那覇空港(11:50)→古島(12:12)
列車番号1117A 1000形電車

ゆいれーる那覇空港駅

空港の外に出ると,けっこうな雨。
こんな日は外出なぞせずにラウンジで呑んだくれていたいところですが,気合を入れてゆいれーる乗り場へ。

ゆいれーる車内

荒天だからか,車内はガラガラ。
発車間際に乗ったのに,あっさりと最後部の展望席をgetできました。

古島駅

向かった先は「古島」駅。
外はすさまじい豪雨です。あーあ…

出雲大社沖縄分社

荒天を押してやってきたのは「出雲大社 沖縄分社」。
正月にも来ていますが,今のところご利益はゼロ(爆)。そろそろ縁結びの「神無月」が近づいているので,念押しのためにお参りしてきました。
さすがにこの天候じゃ,ほかに参詣客もありませんでした。

ダイビングショップのヒトの話じゃこの近くにオイシイつけ麺屋さんもあるそうなのですが,この雨の中行く気にもなれずさっさと空港に引き返しました。

沖縄都市モノレール線 古島(12:37)→那覇空港(13:00)
列車番号1220A 1000形電車

A&W那覇空港店

空港に戻ると,ターミナル3階にある「A&W 那覇空港店」へ。ここのハンバーガーはワタシの大好物♪内地のチェーン店では味わえない美味しさです。
関東にも進出してくれないかなぁ~

signetラウンジ

腹ごしらえを済ませたら,大混雑の保安検査場を通過してsignetラウンジへ。
タダ酒(ちゃんと「オリオンビール」でした♪)をいただきながら,のんびりと搭乗開始を待ちます。

B747-400

signetの窓からは,RWY18への到着機がとてもよく見えます。
こちらはANAのボーイング747-400。

B777-300

こちらはJALのボーイング777-300。たぶん羽田からの913便でしょう。

B737-700

ANAの「青シャチ」ことボーイング737-700。
翼の大きなウィングレットがかっこいいです~♪

OKA搭乗口

そろそろ搭乗開始なので搭乗口へ。
すると,出発時刻が10分ほど遅延するとの表示が出ていました。そーいや,ラウンジでも何か言っていたなぁ~よく聞いてなかったけど。

ANA128便 沖縄/那覇(OKA)(14:45)→東京/羽田(HND)(17:05)
使用機材 ボーイング777-300

B777-300

使用機材はこちら。ジャンボジェット(B747-400)に匹敵する超大型機B777-300。
正直,横1列に10人も座るようなワイドボディ機はあんまり好きじゃありません。飛んでるというより「詰め込まれてる」といった感が強くて…

ただし,プレミアムクラスやクラスJというアッパークラスなら話は別。
小型機と違い大型機ならではの広い空間を活かしてゆったりとした気分を味わえます。そして,何よりも少ない人数ゆえCAさんの行き届いたサービスを受けられるんですよね。

プレミアムデリ

RWY18を離陸してベルトサインが消えると,さっそく軽食「プレミアムデリ」が配られます。
「軽食」といっても,サンドイッチにフルーツにベニイモのムースとゼイタクなボックス。これにお酒まで付いてくるんだからたまりません♪スパークリングワインもありましたが,メニューを見てワタシは白ワインをセレクト。お昼を食べてビールを飲んで,だいぶ胃袋は膨らんでいたのですがペロリと平らげちゃいました。
あいにく窓際は満席だったので今回は通路側席。機窓の景色を楽しむこともできないので,お食事のあとはとっとと寝ちゃいます。沖縄便は奄美大島を過ぎると三宅島上空までひたすら海だけなので窓の外の楽しみもないんですけどね。

とっても贅沢なシートで大満足のうちに羽田空港RWY16Lに着陸。
これで今回の夏休みもおしまい。あーあ…

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