人間ドック

一昨年くらいから胃の調子が悪いので,人間ドックを受けてきました。
朝8時半に宇都宮の某病院へ。
ドック専用のフロント(←ホントに病院の「受付」じゃなくてホテルの「フロント」みたいな感じでした。)で受付をすませ,更衣室で検査着に着替えていざいざスタート。
保健師さんによる面談&説明の後,医者の問診&直腸診。採血&計測,視力検査のあたりまでは職場の検診と大して変わりません。
ここからがドックらしい項目となるわけですが,まずは腹部エコー(超音波診断)。おなかにゲル状のクリームを塗って,技師さんがおなかに機械を押し当てていくのですが…これが,けっこう痛い!
ギュウギュウと痛い部分を繰り返し押し当てるので,こちらは悲鳴を押さえるのに必死でした。
終わったときにはぐったり…
そのあとはおなじみの心電図測定。そして聴力検査,肺活量測定と続きます。
その次が眼圧と眼底の検査。視力検査機械のようなものにあごを乗せて機械をのぞき込むと,突然目に風が吹き当てられるという仕組み。ついでに同じような機械で眼の写真を撮られておしまいです。とつぜんピュッと眼に風が当たるのはけっこうビビリますね。
胸部レントゲン(縦横撮ります。)のあとは,骨密度測定。
機械の横に座らされて左手を機械の中に突っ込むと,X線で手首のカルシウム量を測定するというからくりだそうです。
ラストは上部消化管の内視鏡検査。デフォルトだとバリウムを飲んでのX線検査なのですが,胃の具合を診てもらうのが目的だったのでオプションの内視鏡に変更しました。内視鏡検査の場合,経口式と経鼻式を選択できるのですが,以前知り合いの保健師さんに「経口式の方がよく見える。」と聞いたことがあったので昔ながらの経口式を選択しました。
いったんフロントに戻り,そこから「コンシェルジュ」と称するキレイなお姉さんの後について,別のフロアにある内視鏡検査室へ。これ以外の検査はすべてドック専用のフロアで行っていたのですが,内視鏡検査だけは同じ建物内の病院フロアで行うようです。
まずは検査室の手前にある部屋で麻酔の準備。歯医者さんにあるような椅子に座って,注射器で胃の薬を飲まされた後,ゼリーのような麻酔薬を5分ほど口に含みます。
両隣には経鼻内視鏡検査を受ける方がいましたが,経口内視鏡はワタシだけ。看護師さんも怪訝そうな表情で「ホントにお口でいいんですよね。」と念を押されちゃいました。そりゃ,経鼻式の方がラクだもんね。検査後すぐにご飯を食べられるし。
麻酔が終わったら,検査室に入ってベッドの上で横になります。そしてスプレー式の麻酔薬をのどに吹き付けられてまたしばらく放置プレイ。ところが,このスプレーがうっかり気管に入っちゃったらしく咳の発作に襲われまして…結構,苦しかった。でも,そのあと内視鏡を突っ込まれている最中の苦しさよりはましだけどね。
ここまでの準備は看護師さん(←結構キレイなヒトでした♪)がしてくれたけど,もちろん内視鏡を突っ込むのはお医者さん。麻酔が効いているのでそれほど違和感は感じなかったけど,やっぱり苦しいのは変わりません。2,3回えずいちゃって,写真が1枚台無しになってました(笑)。ちなみにお医者さん用のモニタと別にワタシが見られるモニタがあって,これはけっこう面白かったですね。
検査は5分ほどで終了。でも,終わったときのワタシの顔はヨダレと涙で凄いことになってました…
内視鏡検査でドックの検査項目はすべて終了。検査着を着替えて,医者と保健師さんから結果説明(すぐに結果が出る項目の説明や今後の生活指導など。)を受けてから,フロントでお会計をすませておしまいです。
ちなみに,ドックのおまけで病院最上階にある展望レストランのお食事券が付いているんだけど,経鼻式と違って経口式の場合はのどに麻酔をかけた都合上,1時間は飲まず食わずを強いられちゃってるのでしばし休憩。うがいすらすぐにはできない(30分待ってから勝手にうがいしちゃったけど。)のは辛いですね。
最終判定は2,3週間後とのことです。今のところ,異常は見つかってないみたいだけどね。

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